はるヲうるひとのレビュー・感想・評価
全106件中、41~60件目を表示
全裸監督の山田の解離的演技に感心し、山田の映画ということで見たく...
全裸監督の山田の解離的演技に感心し、山田の映画ということで見たくなったけど、そこまでではなかった。しかし、秘密を暴露するシーンは、すごく良かった。
脚本が良くないんだと思う。意味不明で冗長なシーンも多い。
佐藤二朗はうまいけど、不愉快でしかない。
二人の母親の関係性が唯一良かったって感じ。メイルファンタジーの狭さに反吐が出る。
良くも悪くもなかったです。
予告編を観て、
自分の故郷の近くに、このような島があって、
小学生の頃、そこに行っちゃいけない的な村伝説みたいなのがあって、
子ども心に何か大人の島的なのを感じつつ、
モヤーんとしてたあの頃の気持ちを思い出し、気になって映画館へ足を運びました。
で、結果…
良くも悪くもなかったです。
そんなに感動もしなかったし、未来を感じる訳でもないし。
「口に虚ろと書いて嘘」っていうフレーズ、多用してたから、
監督が、すごく気に入ってんだなぁ…ってのと、
演者の演技力に80%ぐらい救われてるんじゃないかと。
鉄ニィは、佐藤さんじゃない方が良かったかも…。
やはり、最近のちょっと不思議な面白い人のイメージが強くて、
恐さがそこまでだったんだよな…。
タイトルなし
逃げられない絶望と
本当は子どものように泣きわめきたい程の
苦しみを抱え生きていた得太。
ほんの少しだけ前を向けたのは
お母さんのおかげだね。
はるヲうるひと。
愛を信じていない哲雄と、愛を与える娼婦たち。
それぞれに救いがあってよかった。
人の赤裸々な部分と逞しくしたたかな部分を覗き観て、目が離せない様な作品です。
以前から気になっていた作品ですが、なかなかタイミングが合わず、やっと観賞しました。
で、感想はと言うと、重い。暗い。やるせない。でもなんか後味が引く感じで気になる。
そんな感じでしょうか。
原作は佐藤二郎さんが主宰する演劇ユニット「ちからわざ」で上演された脚本。
演劇戯曲らしい毒と淫靡さ、アングラ感があり、観る側の観賞意欲をザワザワとくすぐる感じw
怖いもの見たさと言うか、見てはいけない物を覗き見る様な後ろめたさがそそるんですよねw
そこに確かな実力のキャスト陣で固められていて山田孝之さん、仲里依紗さん、佐藤二朗さんを軸に坂井真紀さん、今藤洋子さん、笹野鈴々音さん、駒林怜さんが脇を固める。
山田孝之さんと佐藤二朗さんが主演と言うだけで重厚感がありあり。
特に佐藤二朗さんの狂気とがヤバい。普段は独特なテンポとユーモラスで観る側を惹きつける魅力を醸し出しておられますが、ひっくり返すとユーモラスと背中合わせで狂気が垣間見えるのですよね。
俳優・佐藤二朗の確かな実力と狂気と狂喜にゾクっとします。
島での原発建設を反対しながらも和解金の金額を釣り上げる事で反対運動をする島の住人達。
産業も観光も乏しく、高齢化が進み、発展が望めない島は公然と売春が行われ、様々な「置き屋」が存在する。
そんな中で大きく小さくもない置き屋「かげろう」に籍を置く個性的な遊女たち。
得太は遊女たちの様々な雑用をこなす使用人。腹違いの兄の哲雄は粗暴な性格と暴力で店を仕切っている。妹のいぶきは長年の持病を患い床に伏してる。
そこに出入りする置き屋の客達との愛憎渦巻く人間ドラマ。
もうこれだけで面白い匂いがプンプンしますw
「架空の島の売春宿で、生きる手触りが掴めず、死んだ様に生きる者たちがそれでも生き抜こうともがく壮絶な闘いのおはなし」とあるが簡単に言うと本当にそう。
国内には公に出来ないが売春で生計を立てている島があると言うのは、都市伝説の如く誠しなやかに噂されている。ことの真意はさておき、それが過去の事なのか、現在も続くのかは置いといても様々な色街文化は確かに存在し、未だに続く事なので、それを必要以上におおっぴらにする事はないが、だからと言って無かったことの様に葬る必要性もない。
こういった色街文化のお話は売春について云々よりもそこにいる人達による人間ドラマが抜群面白いんですよね。
なのでいろんな遊女達のお話が秀逸。
坂井真紀さん演じる峯は「かげろう」で最も古株の遊女で姉御肌。
今藤洋子さん演じる純子はムードメーカーでトラブルメーカー。
笹野鈴々音さん演じるりりは「かげろう」の癒し系。
駒林怜さん演じるさつきは内気な「かげろう」の新人遊女。
もうこれだけでお腹いっぱいw
それぞれに味と癖のある感じで見せ場も程よくあり、面白いんですよね。
個人的にはりりが良い感じ。
難点は置き屋の遊女とのお話よりも得太、いぶき、哲雄のお話が中心な為、置き屋のお話から少し逸れてしまう感じがする。
兄弟の愛憎渦巻く愛憎劇がベースではあるが置き屋で行われる人間ドラマは味付け程度になってる。
いぶきが遊女として客を取っていたら違う感じなんでしょうが、ちょっと勿体無い感じがします。
また、中盤までの浜辺の過疎り方に比べて、ラストのりりの結婚式での映っていた浜辺に大きなマンションが建っていたり、ちょっと観光感があったりしたのは気になりました。
でも、ラストのさつきの締めはなんか良いんですよね。
置き屋で働く遊女たちにはそれぞれの理由があって、そこをあえて聞かないのが大人の遊び方。
その遊女たちの職場としての置き屋で働く者たちにも様々な理由があり、それを生業としないと生計が立たないのもいろんな理由があるから。
江戸時代に遊女と遊ぶ者、また置き屋の主人は「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌 (てい) 」の人として大事な八つの徳目の全てを失った者、もしくは失わないとやっていけないとの事から亡八と言われていたが、現代ではそこまで考える者はいなくても、その根底や真意に触れるのならば、そこまでの覚悟が必要なのかも知れない。
哲雄を様々な理由で得太を忌み嫌うのは両親の事だけでなく、自身を成り立たせ、また嫌悪する置き屋稼業との背中合わせからも来るのかも知れない。
いろんな人間模様が交錯し、反発しながらも自己嫌悪し、肩を寄せ合い、傷を嘗めあう。
人の赤裸々な部分を覗き観ながら、何処か寂しげで悲しく、ユーモラスに身体を張って生きている。
得太が「誰か助けてくれよ」と発した台詞は胸にキリキリ突き刺さりますが、皆余裕がある訳じゃない。
他人を嘲笑いながらもそれを踏み台にして生きていこうとするしたたかさと強さを教えてくれている様に感じます。
決して万人受けの作品ではありませんが、いろんな感情が渦巻き、ちょっと目が離し難い不思議な作品です。
普遍的なテーマの佐藤映画を観てみたい。
題材と演じる役どころがテレビでよく見る佐藤さんの
イメージから離れているので、びっくりします。
え?こんな物語を作るのか?と驚きます。
さて、本作。
振り切った舞台設定で人間の根本みたいなもんを
バーンと描いてます。抜き身の人間のぶつかり合い。
真っ当ってなんだろね?
仕事に清濁ってあるのかね?
親の愛ってなんだろね?
体裁ってなんだろね?
プライド持つってなんだろね?
なんてことを、人の体温を感じさせ
ながら描いていきます。
だから、妙にヌルっとしてます。
それに人間の原始的な欲求や色んな「愛」が
ゴツゴツとぶつかり合いながら見事に
葛藤としてを描いていきます。
どうしようもない人間たちの。
でも佐藤さんって、きっと人間が
好きなんだろうなぁって思いました。
嫌なところも面倒なところ、嫌いなところ
たくさんあるけど、好きなんだろうなぁ。
それに、可能性を信じてみたいよなーって
思ってるんじゃないかな?
結局は「人間っていいよね」って
言いたいのではないかな?って仕上がりです。
同じセックスワーカーを描いた
「タイトル、拒絶」とは異なる着地が
興味深いです。
俳優陣、素晴らしいですね。
特に仲里依紗さんが良かった。
ほんとに良かった。デビューのころから
演技好きだったけど、もっともっと
演じるところを観たいです。
その他の俳優陣も言わずもがな。
素晴らしいです。素晴らしいが故にちょいと残念な
ところが目についちゃうんですね。
どうしても腑に落ちないのがトクの
行動なんですよね。ラストの展開の元となる
トクの動機がイマイチ不明瞭なんです。
妹を思うならその選択はなかったんじゃない?
背負い込む必要性がわからない。
テツとの関係性を維持する理由がわからない。
そう、トクの葛藤が見えなかったんです。
同じくフブキの葛藤も。苛立ちの発露手段が
ようわからんのです。
トク自身、フブキ自身の気持ちに共感できるところ
が少なかったからイマイチ乗れなかったの
なんだろうなぁって思います。
故に結末がウルトラC過ぎて、舞台劇が元だからの
影響なのか、丸くおさめたいだけにしか見えない。
そこが残念でした、すごく。
別件ですが、脚本協力の城定秀夫さんって
あの城定監督ですよね?
どのあたりを協力したのか?興味あります。
印象的な作品でしたが、ぜひ次回作は
普遍的なテーマで取り組んでいただきたいですね。
とても興味あります。
狭い世界のお話
田舎の方がおかしな風習が残っていたりする
この場所では許される産業があるそうだが、そこに暮らす者たち
その狭い世界での愛憎劇だが、これは世界中の狭い世界でも有りうる
ただ、そこから出ていくことができないからこんなことにまでなるのかな
しかし、女優さんたちは頑張っているな
美しい方が脱ぐのは分かるが・・・・・
正直言って、あまり響かなかったなぁ〜 笑えるシーンは〜何ヵ所かあ...
正直言って、あまり響かなかったなぁ〜
笑えるシーンは〜何ヵ所かあった。
真相を明かすんだけど、何を言ってるのか、聞き取れなくて、え?え?何? って
多分俺だけかなぁ!
耳の構造のせいか方言が聞き取りづらい
2021年映画館鑑賞55作品目
6月21日(月)フォーラム仙台
原作脚本監督出演佐藤二朗
アドリブで強引に笑いを取りにいくいつもの佐藤二朗の姿はない
『99人の壁』の名司会者しか知らないチビっ子には見せられない佐藤二朗
これこそが本来の俳優佐藤二朗なのかもしれない
なぜか昭和の臭いがプンプンするエログロ
飛び交うのは関西弁系だと感じたがロケ地は佐藤二朗の地元愛知県
離島の売春宿「かげろう」で働く売春婦たちの悲喜交々
店の佇まいは少々古めかしいがどう見ても普通の一軒家
店で働く女の子たちは全体的にデッドボール系のちょっと残念な面々
純子役に今藤洋子←誰?
りり役に笹野鈴々音←誰?
さつみ役に駒林怜←誰?
唯一の綺麗どころが最年長の坂井真紀演じる峯
逆にリアリティーがあって生々しい
世の多くの男性にとって朗報
今藤洋子と笹野鈴々音のヌードが拝める
『楢山節考』の清川虹子やあき竹城のような喜ばしくない系かもしれない
でも自分としては女優魂で一肌脱いだのだから有難い限り
佐藤演じる哲雄は先代と正妻の間に生まれた息子で売春宿かげろうのボス
とんでもない暴君
山田演じる得太と仲演じるいぶきは先代と妾の間に生まれた兄妹
得太は哲雄の子分でいぶきは病気で働けない売春婦
およそ兄妹とは思えない関係
正妻と妾のあいだには意外な秘密が
金髪に無精髭にドカジャンがこんなに似合うイケメン俳優は山田以外いない
ミャンマー人と純子の初めのやりとりが一番面白かった
余談だが佐藤二朗は演技派俳優という称号が嫌いらしい
カメレオン俳優という言葉が嫌いな成田凌と似ている
大根役者と差別化するものだとネット民は悪びれることもなく正当化している
演技派だとか個性派だとかカメレオンだとかヤフーニュースが取り上げる芸能記事を書くようなバカライターが好んで多用する言葉だ
下手くそな俳優は大根でもヘチマでもいいが実力がある役者はシンプルに俳優でいいはず
それでも意地を張って使いたがるのはバカとしか言いようがない
地上波では見たことがなかった佐藤二朗!
ミーハーなテレビ視聴者として、今まで佐藤二朗さんの出演作や役柄はコメディのイメージでした。
しかし今作はそんなイメージとは真逆で、知らなかった一面を見たようでした。
内容は難しいですが、目が離せない、良い意味でも悪い意味でも記憶に残りそうな映画でした。
純子さん役の女優さん、どこかで見たことあるなぁと思ったら、踊るさんま御殿の再現VTRに出てくる人か!スッキリ。笑
汚ったねー世界のカケラ
どこから何から映画を感じるかで評価はわかれるやろうと思う
今の時代にこういう映画難しい
がんばったなって
五社さんの陽暉楼、鬼龍院花子の生涯
あそこらへんの描き方好きやから
もっともっと来いって思う
峰役の女優が雰囲気出てた
兄貴役の脚本監督の佐藤さんは
監督に徹した方がもっと違うものが
見れたように思った
監督演出に集中すれば孤狼の血の白石和彌監督ぐらいまで
いけるんじゃないかって
それは言い過ぎか
好きなタイプの映画なのはそうなんだけど
4つけた、ほとんどを占める理由は
山田孝之
美術も良かった
いぶきの服と、とくたの靴下の裏がきれいすぎて・・・
とかちょいちょい甘いけど
話の展開は下手やな、おもうとこもあったかな
シーンの尺ももうちょい改良の余地あり
でもそれ超えてくる
山田孝之笑
想像を超える…
現実にも、このような場所があるとかないとか…。
ただ、劇中、「本土と変わらない(ぐらい値段が高い)」というセリフがあったけど、安さを求めて島に来るのだろうか?
実際の舞台裏はこんな感じで、リアリティに寄せたのかも知れないけど、そういう意味で、客(特に向井理)は何しに来るんだろう?と思った…。
想像というか、理解を超えたキャスト・演出だったのでは?
所々に笑いを混ぜながらも、重苦しいテーマで話が進む。
良いと思う部分と、どうかな…と思う部分が混ぜ混ぜで、結論として想像を超える…かな。
仲里依紗の演技が、ある意味で発見だった。
虚
虚に、口で嘘
このセリフがキーワードだったのか
最後のトクタが隠していた事を話すシーン
山田孝之君良かった!
仲里依紗ちゃんも良かった
佐藤二郎怖いけど、想像していたより怖くない
娼婦達と会話のテンポがとても良い
ジュンコさんとても良い演技
めっちゃ滑舌が良い女優さんですね
向井理のちょい役
唯一のイケメン枠笑
これは映画館で観ないと伝わらない部分があるというのがわかる
息が詰まるような閉塞感と圧倒的な山田孝之
はるヲうるひと
山田孝之が見たくて、コロナだけど梅田の映画館行きましたよ雨の中
面白かった、暗かった、もっとよくなる可能性もある気もする
映画は三重県の渡鹿野をイメージしてつくられたんだろうな
昔は栄えた売春島
個人的に数年に一度泊まりに行くホテルから海を隔てて見えた
数年経ってからそういう島だったことを知った
では、映画の感想を思ったこと箇条書きにしていきます
まとまってなくてすいません
置き屋カゲロウ 旅館風の建物
美術さんすごい、あの化粧部屋の存在感は
この映画の軸といってもいいぐらい世界観を表してた
佐藤さん怖かったなぁ、登場人物の3兄弟みんな昔のあのことに
囚われてるし歪んでる、なんであの部屋で峯にあれやらせるんだよ闇だ
映画冒頭、港でタコと会話しながらポン引きしてる山田孝之の声が違う
声さえ変えれるんだ
坂井さんの女優魂見たよ
他に置き屋にいた女の人たちもバランスよく
実際いそうで良かったな、後々話つながっていく重要な役やった
リリちゃん最後に目を閉じてからの涙になんかやられた
ミャンマーの薬局屋で搾取されてる彼の天然さに癒され、
突然出てきた向井理のかっこよさに惚れたわ
想像するしかないのは承知の上で妹がなんで
あんな心壊れたのか
置き屋の女の人たちがこの島にたどり着いた理由それとなく
バックボーン知りたかった
純子が峯に言った、一番恨んでるのはあんただろ、の恨みの部分は
どこにかかっているのか
最後、あんたらのトラウマの真実はそうだったのかと、はっきりするが
作中なぜトクタが自分の腕を噛みながら時折号泣しているのか
不思議だった、解決
トクタはテツオに常に異常に怯えてるし、強烈な憎悪からくる支配への恐怖だけでなく
嘘をついていることへの怯えもあったんだな
みんなアダルトチルドレン
イブキのアル中も、お酒の瓶を奪い取るためとはいえ実の兄貴に迫ったり
兄貴はイブキの洗濯物匂ったり??
逆に腹ちがいのテツオは実の妹に・・・むちゃくちゃ
何ものかになりたかった峯の本音も辛い
ちょっと油が抜けただけのテツオとみんなは
変わらずこの島での生活は続くんだろうな
エンドロール見る頃には
最初感じた究極の閉塞感はほんの少しだけマシになってた
ここからはこうして欲しかったとこ
一番おもったのはめっちゃくだらないことなんだけど・・・
ラストにかけてトクタが限界を迎えて本当のことをみんなに
話してしまうシーンでトクタの足の裏が見えて、建設現場なんかで
履くようなタイプの靴下だったんだけどその靴下の裏がめちゃくちゃ綺麗で
手も顔も汚れてるのにあの状況であの新品の靴下はおかしくないか?という
どうでもよい話笑
あとは女優陣が皆さんすばらしかったなかで
敢えて言うなら妹のイブキの仲さんがもう少し
足りないのか違和感なのか、山田さんのトクタが憑依して成り切ってた分
差を大きく感じてしまった
あと置き屋のそれぞれの個室の中で撮り方がワンパターン
峯さんの部屋の中でのシーンも欲しかったかな
あのテツオとの仁王立ちでの奉仕のシーンをきわだたせるために
敢えて峯と客の絡みは入れなかったのかもだけど
ワンシーン、ワンシーンの長さがカメラワークの既視感のためか
長いと感じるところもあったな
イブキがなんであーなのかは知りたいところ
子供の頃のイジメのせい?
子供の時に精神疾患抱えてるようには全く見えない
お妾の実母と正妻の継母とお父さんとの真実・・・
たまたま、ドラマの大豆田とわ子と3人の元夫を
見ていて、とわ子のお母さんも世間では少数派の愛の形だけど
こうも描かれ方、そのことそのものがもつ雰囲気の
ようなものが違って見えるってすごいな
表現ってすごいなと違う部分で感心してしまいました
愛が芽生えたとして正妻とお妾さんでなんでその結果を
選んだか知りたいわ
そもそもの設定も違ってたのかな、
お父さんのお妾さんでさえなかったってこと?
それやったらトクタとイブキは存在してないよね
わからないな
そんな答えなんて必要ない映画なんだけどね
愛ってなんだろうって
映画そのものは好き嫌い別れるかな
山田孝之のトクタとシンクロして追い込まれるから
そんなエグいシーンもなかったんだけどね
面白かったです
何やってる山田!
山田孝之の演技は認めますかあんな残念な役とは。
悪くてズルくてお調子者で佐藤二朗に逆らって、いずれ島を仕切ってやる!こんな山田孝之が見たかった。チラシやポスターを見るといかにも山田孝之がボスって感じじゃないですか。
不出来で底が浅い
佐藤二朗があまり好きではない。どんな映画でもドラマでも、いつも同じ芝居だからだ。クイズ番組の司会も同じである。つまり本人のキャラクターのままでしか、芝居ができない訳だ。だからこの人が出るとどんな作品もワンランク下がってしまう。
しかし山田孝之は凄く好きである。演技が作品ごとにいつも違うからだ。本作品はいつも同じ芝居の佐藤二朗の世界を、山田孝之の一期一会の演技が凌駕できたかどうかで評価が決まる。
結論を言えば、山田孝之の圧勝である。監督も兼ねた佐藤二朗の作品になってしまうかと思っていたら、主人公トクの山田孝之の圧巻の演技は、佐藤二朗の演出をものともしなかった。
と言っても、さすがにプロットの不出来を覆すまでにはいかず、映画としては褒められた作品ではない。坂井真紀の尺八シーンや冒頭のタコのシーンなど、多くのシーンが無駄に長過ぎる。映画は沢山のシーンを撮影して編集で引き算して内容を凝縮させる作り方をするものだと認識していたが、本作品はそうではないようだ。少なくとも内容の凝縮はしていない。
ゲシュタルト崩壊という言葉を知らなくても、夏目漱石が「門」の冒頭で「今」という字が、書くたびにその字ではない気がすると主人公宗助に言わせていることを知っている人は多いと思う。
仲里依紗が演じたいぶきにゲシュタルト崩壊を起こさせたのは現実を受け入れられない甘えの精神性を表現したかったのかもしれないが、空間に文字を書かせても伝わらない。聞かされたトクには何も理解できなかっただろう。それを後半に持ってこられても、観客には何の感動もない。
山田孝之も仲里依紗も坂井真紀も、それぞれの演技は上等だったが、その上等な演技を活かすには、やや底の浅い作品だったと思う。
目くそ鼻くそ。それでも笑え。
とある離島に点在する古い置き屋。その中のひとつ「かげろう」店を仕切る暴君の哲雄。哲雄の言いなりで雑用係りの得太。長年病を患いほとんどを家の中で過ごすいぶき。哲雄とは母親が違うものの3人は兄妹。そしてそこではるヲうる4人の女達。孤独な人達が傷を舐め合ってギリギリのところで生きているような話でした。
哲雄がボソボソこの世の終わりみたいなことを言い続けます。得太はある呪縛によってこの島と哲雄に縛り付けられています。いぶきは究極のかまってちゃんでニコチン依存のアル中です。
両親によって刻まれた深い溝を埋めることができずに憎しみだけが募ってゆく。全うな人間を演じてみてもそれは嘘だらけの鼻くそな人生。空っぽな哲雄。寂しい人。佐藤二朗が母親からの愛情に飢えた孤独なおっさんを好演。山田孝之もさすがでした。得太の独白のシーンは鳥肌がたった。
舞台版の名残なのか1対1の会話のシーンが多くてちょっとくどかったです。でもミャンマー人のワードセンスには脱帽でした。「自分の奥底からでてきたもの故愛がある」って(笑)捨てずに置いとくんかな。
とにかく笑え。無理して笑え。浜辺のラストシーン。みんな楽しそうだったけど、私は切なかった。
仲里依紗にツラれて しまった!
仲里依紗にツラれて観賞。結果、まんまと美人局にあったような苦い思い。
えっ、兄妹? 病弱でアル中の妹の役に仲里依紗なの? 引っかかったオイラが悪いんだけど。泣き寝入りするしかない。
あんなちっちゃい漁船で渡るの?怪し過ぎ。違法営業に決まってる。港のポン引き、早口で何言ってるかわからんよ。その腹違いの兄が置き屋のオーナーで、しかも島の有力者?
佐藤二朗監督作品とのことである程度覚悟していたけど、哲男のマウントの取り方がえげつないのでひいた。仁王立ちフ○ラばかりが何度もあって。本当にそうゆう嗜好なんだろうなと・・・真っ当な人生とか虚ろとか、虚ろな口にチ○チンで嘘だとか、鼻くそとか、わけわからん説教聞かされて、途中何回も寝ました。愛のないセックスを売っているのに性病になるのはテクニックがないからとか、もうむちゃくちゃ。親がレズビアンだと生まれた子供は虚ろで鼻くそなんですかね~時代に逆行?
ミャンマーが子供の頃の鼻くそ食べてました発言。
東京アクアラインを平行して走る隣の車のスーツ姿のOLさんが、ずっと鼻くそ食べながら運転していたのが気になって仕方なかったのを思い出してしまいました。
坂井真紀はいい演技だったと思います。あと、兎本有紀が若々しいのにビックリ。
泣けないし、笑えないし、楽しくないし、かといって、考えさせられるわけでもない。そんなふうに思ってしまった映画ファンもいたと言うことで・・・
虚ろ、嘘、はなくそ..
演者さんたちの演技は素晴らしいです!
ただ結局何が言いたいか、わからないまま終了した感じ。
同じ単語を繰り返すだけのシーンとか、妹の奇妙な行動とか、長男の行動、発言..
十二分に陰鬱な気分にして頂いたが、三兄弟でちらかしまくっといて大して回収せず、遊女たち&ミャンマー人にまとめさせて終わり的な。
日光浴のおじさんも、笑えないし何だったんだか??
全106件中、41~60件目を表示