ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密のレビュー・感想・評価
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優雅な一族のゲスな人生
人気作家ハーランの家族のくそぶりが半端なく、看護師で囲碁友達の女性が強く美しく優しく、それを、嘘をつくと吐いてしまうという現象でまさに証明する、少しドキドキハラハラ少しユーモアそしてやはり背後に移民問題、といろいろ楽しく拝見した。クリストファープラマーが、老いてなおトラップ大佐の頃と変わらぬ美貌と寛容と優雅さを発揮していてそれだけでも十分に素晴らしい。
綺麗な心は悪意を跳ね返す
往年の推理モノが新鮮でした。
これは全力応援せねばならない
65→75点
【2025.7.27観賞時のレビュー↓】
映画評価:75点
近年の私の趣味はマーダーミステリーなんですが、
この作品は、まさにマーダーミステリーの様な世界観で物語を見つめる事が出来ます。
元々面白いと思っていたのですが、
改めて最初から見直すと、
もっと分かりやすく作られていたのですね。
ちゃんと推理ができる事も然ることながら、
要所要所もしっかり作り込まれています。
最後に吐き飛ばすシーンなんて、
まさに伏線回収と言っても良いです。
一度目には理解できてなかった部分も、
見直して、意味があるものだと認識できて、
作品の質に感動しました。
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【2021.9.1観賞時のレビュー↓】
映画評価:65点
見易い!
冒頭から登場人物たちが、
わざわざ視聴者の聞きたい情報を
根掘り葉掘り話してくれるので、
本当に分かりやすい(笑)
ほとんどの映画モノのミステリー作品って、
最後にどんでん返しをしてきたり、
伏線をちりばめて[あああ!]ってさせたり、
最後にならないと
理解出来ない事が多いんですけど、
この作品は違います。
登場人物がみんな自己紹介してくれるので、
どんな性格なのか、何が秘密なのか、
どうしてここにいるのか、誰と親しいのか、
全部説明してくれます。
あげく、
一番重要な死の真相まで教えてくれます。
犯人側の目線で見せてくれるので、
盤面も見易く爽快感もあります。
映画というか、
小説に近い作りなのかもしれないですね。
デザイン性も素敵でした。
面白かったです!
クリスティと犬神家の一族を思いつつ
陽動作戦
脚本・監督のライアン・ジョンソンさんがアガサ・クリスティの名探偵ポワロシリーズに思い入れて撮った探偵ミステリー。豪華俳優陣を集めて如何にもあの時代風のオーソドックスな遺産相続殺人事件をリブートしています。
この手のお約束として誰もが胡散臭く動機をもつ様に描いて気を揉ませます、そうなると観客は皆、俄か探偵、何か見落としや伏線がないかと必死でスクリーンを注視するわけです。
それなのに早々に観客にはネタバラしのような展開、陽動作戦ですかね?、興を削がれた気もします。
お約束だから致し方ないとしても基本、残念な人達ばかりなので気が滅入るし、雰囲気づくりは凝っていますが肝心の謎解きのカタルシスは今一でした。
観終わって思ったのですが、いくら田舎警察でも死因鑑定はイの一番にやる筈でしょうに、主役が探偵とは言え警察の存在感が薄すぎでしょう。
それに、ダニエル・クレイグさんなのに聞き上手なだけ、ヒロインのピンチを救うアクション・シーン位見せるかと思ったら肩すかし、ジョンソン監督はコメディもいけるのですね。もっともデヴィッド・スーシェのポワロでなくコメディアンのピーター・ユスティノフの演じるポワロのファンというからさもありなんというこですか。
「倒叙物」の良さをもう少し・・・
著名小説家の自殺を調査する名探偵の活躍を描く物語。
ダニエル・グレイク主演の、本格ミステリーです。ただし、映画序盤で投薬ミスが描かれる『所謂「倒叙物」』の形式で、犯人役となったアナ・デ・アルマスの苦悩と恐怖を中心に描いていきます。
医療事故とはいえ、親しい人を殺してしまった罪悪感。しかし、不法入国者の母親を守らなければならない責任感。彼女の苦悩が良く描かれていて、物語に没入していきます。
サスペンスとしても、ラストのどんでん返しが素晴らしく、伏線もしっかりと張られていて見事でした。
唯一感じた弱点が、主人公である名探偵が目立たないことでしょうか?倒叙物の有名な作品の「刑事コロンボ」でいえば、コロンボと犯人役の駆け引きがストーリーの重要な魅力になります。この映画では、それがあまり描かれていません。
良い映画だと思いますが、少しだけ物足りなさが感じられた、そんな映画でした。
普通に面白い、が。
演技もカメラワークも
イギリス名探偵映画の風合いがあって
楽しくみることができた。
ダニエルクレイグに関しては
もう少し早めに心を掴んで欲しかった。
序盤に魅力的なシーンが少なく感じた。
全体を通して普通に面白い。
しかし、こういったミステリーモノは
ちゃんとして欲しい部分が絶対的にあって。
気になる2点
結局、爺ちゃんはモルヒネを過剰摂取してなかったわけで。
死んだのは偶然。それも急に死にたがりジジイすぎる。
モルヒネと良薬が同じ瓶に入っているなんてことある?
3mgしか使用する予定のないモルヒネを
瓶にパンパンにして持ち歩くのはいい看護師なのか。。
爺ちゃんの無駄死にが可哀想すぎる。
ただ、またこのコンビでシリーズ化を希望はします。
絶対に続編が見たい。
ライアン・ジョンソンが贈る満足感しかない映画体験。
最後のジェダイで監督としての力量を発揮し、自信をつけたライアンジョンソンの最高傑作!個人的に最後のジェダイの完成度が高くて、びっくりしたのだが、ディズニーという束縛がなくなったからだろうか、更に自由により完成度の高い作品になっていてびっくりした!作家主義もさながらエンタメとしても完成度が高く、ミステリーもので2時間越えはちょっと長いなと思っていたのですが、見始めたら作品世界にのめり込んでいて気づいたらエンドロールという、テンポよく進み飽きさせない演出の工夫がされ、本当に面白かったです。演者達の演技も素晴らしく、あんなにキャラクターが多いのに1人1人が個性的というか濃すぎて頭の中にちゃんと残っている所も素晴らしかった。充実の映画体験でした。満足しかなかった。見終わった後も後味がいいと言うのか、殺人事件があったのに、重苦しくないというか、悲壮感をあんまり感じさせず、ライトでポップなミステリーに仕上がっていた。続編楽しみなのだが、こんなに1作目が素晴らしいとハードルが高そうな続編になりそう(笑)
3分に一回クスッと笑えて、結末にちゃんと驚ける
ダニエルクレイグがめっちゃ喋ってる!!
面白かったです!
ベタな感じとか、オチとか、安心して最後まで観れるというか。
僕の世代だと古畑任三郎てきな、もうちょい上だと刑事コロンボ的な面白さがありつつの〜?、、、
展開がどんどん変わるので退屈しなくて楽しかったです。
最初、もしかしてミステリー好き大富豪の自作自演的なだったらどうしようかとドキドキ。
そんなことより、マルタちゃん可愛いぞでドキドキ。
そりゃ、こんな可愛いくていい子のためだったら、死ぬわ。
このエロじじいが!グッジョブ!!
でも、大学の金くらい残して欲しいよね。
あの子はトラウマになっちゃうんじゃなかろうか?でドキドキ。
一個だけ嫌なとこが、こんなけ善であることが素晴らしいよねって推してくるくせに、しかもその聖母ちゃんが、犯人をひっかけるために、使用人が生きてるって嘘つくとこ。
実は死んでました〜って方にカタルシスもってかれると、なんかあの人の死を喜ばないかんくなるから、
観てる側の感情と物事の善悪が一致しなくなっちゃって気持ち悪いなってなりました。使用人のあの人だって悪い人じゃなかったのに…。
嘘つくと吐いちゃうのは面白いし可愛いやね。
良心が勝利を収める結末は良いのだが、ヨレヨレのストーリーです、よね❓
豪華出演陣…
が、まず魅力的作品。シリアスな推理モノかと思いきや、アルマスの嘘付けない体質や、クレイグのオーバーな演技!?でコメディタッチ。犯行の種明かしは序盤からあるので、後はどうバレないように進むのかが鍵かと、見ていたら真犯人がいたのか!!という展開へ。初めからもう一度見直したい。
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