「善良であれ」ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密 しょたごんさんの映画レビュー(感想・評価)
善良であれ
世界的ミステリー作家ハーラン・スロンビーの85歳の誕生日パーティーが彼の豪邸で開かれた。その翌朝、ハーランが遺体となって発見される。依頼を受けた名探偵ブノワ・ブランは、事件の調査を進めていく。莫大な資産を抱えるハーランの子どもたちとその家族、家政婦、専属看護師と、屋敷にいた全員が事件の第一容疑者となったことから、裕福な家族の裏側に隠れたさまざまな人間関係があぶりだされていく。(解説より)
伏線はありながらも、見事なラストだった。
正直冒頭40分くらいは同じようなシーンが続いて鑑賞するのを止めようと思ったが、そこから先は軽快に進行していった。
犯人は最初からわかっており、そのロジックを崩しながら追い詰めていくストーリーかと思ったが、そうではなかった。
最後ブノワが言っていたように、看護師が最後まで善良であったから真実に辿り着くことができた。ゆえに「善良であること」を忘れてはいけない。
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