「罪を憎んで人を憎まずとはい言うものの」プリズン・サークル emukocyanさんの映画レビュー(感想・評価)
罪を憎んで人を憎まずとはい言うものの
生まれつきの悪人はいない!そう信じたい。罪を犯したひとにも背景がある。更生のチャンスは与えられてもいいものだろう。人としての当たり前を知らずに育った若者4人をメインにカメラが追う。人として当たり前の感情を取り戻すべく矯正プログラムは進んでいく。せっかくのチャンス。苦しい道のりだっただろう。きっとこれからも楽ではないはず。どうかどうか、しっかりと歩いてほしいと願うばかりである。これからは支え合える仲間たちがそばにいるのだから。
この取り組みは刑務所の中だけでなく、我々の日常生活の中でも取り組めないのだろうか。傷つきに気づかないまま、自覚しながらもがき苦しんでいる人たちも世の中、珍しくないでしょう。社会全体で取り組むことで、もっと寛容な社会を作っていくことにつながるのではないだろうか。
コメントする