「悪くはないのだが」淪落の人 三毛猫泣太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
悪くはないのだが
すべてがすんなり行きすぎじゃないか?チョンウィンが心を開くまでも一瞬だし、そもそもそんなに偏屈でもないし。エベリンを取り巻く人もいい人たちばかり、八百屋のおばさん、妹は確かに敵だけど、関わり薄いからそんなに気にしなくていいよね。気にするべきはお母さんでしょう。あんな処理の仕方でいいか?もっと深い話すべきだろういくら何でも肉親なんだから。全体的に表面さらっと撫でエピソードの連続な感じ、大人の鑑賞に耐えるにはもうちょっと挫折や複雑な感情のあやのようなものを組み込んでほしかった。
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