「蝉の声」帰郷 ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
蝉の声
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もし蝉が鳴いてなかったら、宇之吉は木曽福島に帰っていたのだろうか。
最近の時代劇には、効率だとか、バランスシートだとか現代にも通じるようなテーマが持ち込まれて、なんかスッキリ楽しめないなと思っていたので、藤沢周平作品、期待して鑑賞に行きました。
ストーリーも予想のつく展開だけど、俳優陣の存在感、演技も期待通り。
おとしの幻影に苦しむ宇之吉は、おくみを助けながらも自らの死に場所を得られず、更に死に場所を求めて旅するのだろうか。
日本人の原風景を見るようで、楽しめる作品でした。
序盤に映し出される雪渓を見て、山歩きが好きだった、亡くなった自分の父親が、雪渓の大きさや形を見て、どこの山菜が取れ頃だとか、判断するのだと言っていたことを思い出しました。
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NOBUさんのコメント
2020年1月21日
改めておはようございます。
ネタバレが過ぎると削除なんですか。私も気を付けます。
けれど、このサイトの運営の方々がきちっと見ているということでもありますね。
kossyさんのコメント
2020年1月21日
心中お察しします。
俺もネタバレには注意してるのですが、押したつもりが押してないということが稀にあり、慌てることも何度か・・・
投稿数も多くなると、削除されてる作品もあるのでしょうけど、自分ではさっぱりわかってません(汗)