タイトル、拒絶のレビュー・感想・評価
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伊藤沙莉がなんか良くなく感じた
この監督が書いた脚本の全裸監督チームでキャストスタッフが集結したみたいだけど、なんか残念な仕上がりだった。
なんだろう、ただただ底辺の女たちを描いて、何になるんだろう。どう見ていいか判断できない感じだった。
絵のこだわりもないせいか、ひたすら雑な手持ちの映像で、たまにはっとする絵があると思ったら、パカパカとカットが切り替わるし、映画でこれやる理由がよくわかんかった。
伊藤沙莉が、雰囲気だけでやってるのが、もう見ててしんどくなった。なんだろう…上手い人が、この手の作品出るとよくならない典型なんだろうか、
女たちの気持ちがまったく、上手く描けてないと思った
ストレート138kmくらい。
まあまあ。伊藤の演技は期待を裏切らない。ストーリーには、そこそこのリアリティが感じられ胸に迫るものがある。配役も飽きさせない。風俗嬢達の描き方が少し陳腐に感じるところもあったが、悪くはない。
全員、胸くそ悪い
伊藤沙莉目的で鑑賞。
全員が全員を見下しています。
自分も嫌いな人ばかり。卑屈で。
見ていても胸くそ悪い。
私も嫌いな人種たち。
女性監督が描く、風俗店ということで、ちょっとグロい表現や、職業差別的なところがあるかと思いましたが、そういったものではなく、人間の醜さみたいなものが描かれていました。
好きにはなれないけど、切ないとは思った。
1人だけ、正直な人がいたのかも。
救いも答えもなく、切なさだけ残ったけど、人間の本性なのかも。
真面目な作品ですが、暗すぎかも
デリヘルに勤める男女の生き様をいろんな視点から描いています。
社会の底辺の立場にいるごみ溜めのような仕事と自分達で言いながら、お金の為に風俗に関わっている人たちをシリアスに描いてるシーンが続きます。当然混とんとしたまま何も解決せずに終わります。昔のATG作品で良く見た空気感。
実際の風俗関係で働く人たちは皆苦しみ悩んで仕事してるのだろうか?この映画見てどう思うのだろう。
森田芳光監督ならもっと笑いやコミカルなシーンも入れてカラッとした作品にしただろうな。なんてことを考えながら見てました。
最近売れてる伊藤沙莉だけでなく出演者は皆さん頑張ってます。女性監督らしくとても真面目な作品でした。
キャストに引き込まれる壮絶な日々、ロックに響き渡る女性の叫びを何と呼ぶ
ロックに響き渡る、デリヘルに生きる女性の叫び。可笑しいほどハードボイルドで、オチまで手の込んだ秀逸な作品。山田佳奈、恐ろしや。
伊藤沙莉演じるカノウは、デリヘルの体験入店でギブアップし世話役に回る。そこでそれぞれが出荷を待つように過ごすデリヘル嬢の会話。上部だけしか見えぬ、ウサギを演じたい女性たち。しかし、内心にはそれぞれに引っ掛かったことがあり、カノウを通じて彼女たちの影を映し出す。ニュースから流れる、愛情のない子供の不毛な議論。店長には罵られ、男に消費される日々。フラストレーションを解消できない不器用な人たちが交錯するときに浮かび上がる、男から見た"女性"の姿。それは明らかに見下したものであり、そこへのアンチテーゼとささやかな答え。ラストを消化したとき、驚きと余韻が来る。
それにしても、キャストが皆上手いことは特筆して書くべきことだろう。元は舞台であったことも含意しても、あの熱量をそれぞれぶつけてくる衝動は大きい。そして何より、エロスを直接的に描かずともR15+のエンターテインメントとして通用させる監督の力に脱帽である。
闇逃げ恥
尻上がりに面白くなっていった!沙莉ちゃんが主演ていうのと刺激的なポスターにつられて視聴。良いぞ!主にデリヘルの待機所が舞台で、人間の汚い部分目白押しな作品です。当たり前の様に出てきた般若には吹き出した。が、流石の啖呵演技。いいスパイスになってます。それ以上に沙莉ちゃんの啖呵はもう圧巻でした。ブチ切れさしたら1番じゃないかな?
いろいろな人の汚い部分が交錯していきながら最後のあのラストシーン。まひるちゃん姉妹の達観した感じがすごい好きだったのでほんとに最後のあのバット男の匂わせは不安になった。無事でいてくれ。
タイトル、かちかち山
デリヘル嬢たちの日常。伊藤沙莉演ずる世話係カノウが中心となり、人気ナンバー1のデリヘル嬢で笑いが絶えないマヒル(恒松祐里)、そしてクールなアツコ(佐津川愛美)、さらに店長の山下、送迎のリョウタ、世話係のハギオが繰り広げる準備室の裏舞台。
しょうがないからデリヘルやってる。カノウだって最初はやろうとしたのに、初めての客から逃げ出してきて世話係。普通なら即刻クビだろうけど、その点は温情的な職場なのか・・・オーナーがでんでんだからそんな気もする。しかし、山下が商品に手を出したり、些細なことで喧嘩が始まる・・・これも日常。こうした部屋では他の女の子の過去を聞かないのも常なのだろうか、見ているようで誰も見てないテレビの音が邪魔でしかない雰囲気だ。
元は舞台劇らしく、ほとんどがこの待機部屋の様子。閉塞感漂う中でも彼女たちのけだるい雰囲気には個々の内に秘めたる思いが今にも爆発しそうな予感がする。すべては金のため、将来は身の回りの世話をしてくれる用務員を雇いたいと主張するマヒル。誰とでも寝るが、常に笑い顔を絶やさないのが個性的でもある。これも嫉妬から身を守るという本能的なものとしか思えなかった。
社会の底辺にいるということをみな自覚しているみたいで、厭世観をも持ちながら、破壊主義的なくすぶりさえ持っている。もっとも驚きだったのは男の一人が男娼をカミングアウトしたところだろうか。残念だったのは、もっとワケワリ感、貧困感を取り入れてもらいたかったこと。テレビドラマの「フルーツ宅配便」に負けてる気がする。
#97 ゴミを捨てる男とゴミ入れの女
が沢山出てくる映画。
どっちも互いの性をバカにしてるくせに互いが無いと生きていけない痛い人達を描いている。
どんなに辛くても笑ってるマヒルちゃんが1番痛い。
それを冷めた目でみる妹は、姉が身体を売って稼いだお金をせびるというこれまた最低な女。
この映画観てると世の中はクズばっかりで成り立ってなるような気持ちになってくる。
それはそうなんだろうけど、何か出口が欲しいよね。
タヌキとウサギと仲間たち
鶯谷のデリヘルの事務所を舞台に、そこで働くデリヘル嬢達と店長以下従業員達の話。
体験入店で客を前に逃げ出して、雑用係で働く女。
明るく誰も否定しない、けれど複雑な過去と家族を持つNo.1の女。
ヒステリックでトラブルメーカーの女。
若い従業員にハマる女。
他の面々と絡まず、いつも何かを黙々と書いてる女。
まともに仕事をせず従業員に手を出す店長。
店の女の子に惚れられたことを認めたくない男。
店とは関係ないところで男娼の様なことをしている男。
等々、決して日の目を浴びるとは言えないところで働く人達の、心の暗部と拠り所と。
コミカルな描写や人物もちょいちょい挟みつつ、登場人物達程の状況とは行かないながらも、どこか心当たりのある、鬱屈感とや閉塞感と鬱憤をみせる、答えのない個人共感物語で、とても面白かった。
拾わず投げっぱなしの案件も多いけど、もとがモヤモヤ系の群像劇だから、観客に委ねますも容認できる感じ。
ATG作品かと思った(笑)
舞台観たわけでは無いんだけど想像するに待機場所での女の子達の裏側を描いた作品なんだろうなとは思う。
なかなか設定を変えることのできない中で描かれるシチュエーションと常に動を求められる映画とでは後者の方がとっ散らかってしまい上手く纏まらなかったんでは?と思った。
暗い画面設定が負の臭気満載の作品のスパイスにはなっているけど。
ちゃいりは樹木希林に成りうる!って昔書いた事があるけど本作では全く良いところが無かったな(俺的には)
腕が振れてないピッチャーのような。
他人にはお勧めしたくない作品です。
レンタルか配信有るまで待った方がいいよ。みたいな
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