「愛しい気持ち」わたしの叔父さん RYOさんの映画レビュー(感想・評価)
愛しい気持ち
日々の暮らしの中で相手の些細な気持ちの変化って気付かないものです。
クリスと叔父さんが暮らす日常には、そんな些細な気持ちの変化がたくさんありました。
クリスの気持ちの抑揚を巧みな演出とカット割りで表現し、二時間があっという間でした。
見終わった後もクリスと叔父さんが心の中にずっといます。
最後テレビが点かなくなった2人に、これからまたどんなドラマが待っているのか。
コロナでマスクして表情が見えず、ますます気持ちの変化に気付けないけど、大事なのは相手想う愛しさなんだと再確認出来ました。
見終わった後、小津さんの映画みたくとても心穏やかになれる映画です。
監督の次回作がとても楽しみです。
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