「最後のピースがハマったときの爽快さとばつの悪さ(オレだけ?)」悪なき殺人 カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
最後のピースがハマったときの爽快さとばつの悪さ(オレだけ?)
アリスの旦那のミシェルは寒そうな牛小屋の隅の小部屋でパソコン💻で経理作業のふり。アリスは社交的で働き者の保健婦さん。たびたび失神して記憶喪失に陥る羊飼いの ジョセフを見舞う。ジョセフはなんとなく夏八木勲似のいい男だけど、知恵遅れっぽく、死んだ母親の思い出を大切にひとり暮らし。押し掛けアリス(ロデオガールか!)に迷惑顔。レヴィーヌの死体を母親の死体と混同する不可解な人物。飼い犬を射殺してしまう。アリスはてっきりミシェルが腹いせにやったと思うが、言い出せるわけもなし。
ドイツ人の監督が作ったフランス映画を意識した緻密なサスペンス風映画。エスプリ感はないけど、納得のR15+。
レズビアンのふたり。
レヴィーヌにいれこむマリオン。マリオンの写真やエロ動画はどうして流出したのかな?そこが一番知りたいよ。 メンへラっぽいマリオンだけど、うんと魅力的。
コートジボアールの猥雑な都会とフランスの辺鄙な牧畜地域を結ぶニセサイト。
原題は「動物だけが見ていた」です。
ちょっと覗き趣味的な題です。
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