「水と泣き声と」ラ・ヨローナ 彷徨う女 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
水と泣き声と
1982~1983年、内戦下のグアテマラでの、先住民の大量陵辱と虐殺の責任を問われる政府軍将軍と、中南米に伝わる怪談ラ・ヨローナの話。
一度は有罪判決を受けるも取り消されて無罪となった将軍が、屋敷に帰って来ると、抗議の人集り。
混乱に恐怖を感じたメイド達は一人を残してみんな辞めてしまい、残ったメイドの紹介で新たに若いメイドがやって来て展開して行く。
若いメイドは初登場時から雰囲気を出しているものの、明確なラ・ヨローナのそれはなかなか出て来ず。
まあ、予感させる様なものや、自宅に籠城状態のストレスや不和は良かったけど。
やっとのことで明らかになったら、なかなか痺れる真実があったけど、そこまで引っ張ってそれだけかという物足りなさはあったかな。
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