劇場公開日 2020年3月27日

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「長尺、壮大、ひねった展開」サーホー 高森 郁哉さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0長尺、壮大、ひねった展開

2020年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

興奮

ボリウッド製アクションのばかばかしいほどの壮大なスケールに、歌と踊りのお約束シーンもしっかり。ストーリー的にはギャングの跡目争い、謎の集団による大規模窃盗事件、そして事件を追う捜査官らの3本筋が絡み合いつつ、終盤のひねりでサプライズを用意している。ファンには全部盛り的な満足度の高い娯楽作だが、169分はまあ、長すぎかなというのが正直なところ。“インド映画道”というものがあるなら、自分はまだ修行が足りないのかもしれない。

「バーフバリ」シリーズのプラバース、現在40歳というから、ほどよく中年の渋みも加わってきて脂が乗ってきた頃。これからも大作の主演でアクションを披露して楽しませてくれそうだ。ヒロインのシュラッダー・カプールは少し魅力不足だったか。

総じて、インド映画の伝統的な要素をしっかり継承しつつ、世界市場を意識したエンタメとして進化を遂げた力作だと感じた。

高森 郁哉
高森 郁哉さんのコメント
2020年7月10日

ご指摘ありがとうございます。星を付け忘れたようです。星付きで更新しました。

高森 郁哉
うどん人さんのコメント
2020年7月9日

なぜ評価が0なのでしょうか?

うどん人