「ノーマン最強。」約束のネバーランド HARUさんの映画レビュー(感想・評価)
ノーマン最強。
最初、現実世界と違う設定に違和感が出たけれど見進めると気にならなくなりました。
前半は木々の緑が綺麗で癒されました。
静のイザベラ、動のクローネ。対照的な二人が印象的でした。
クローネ役の渡辺直美さんは最初、表情・動きが大げさで、一人ミュージカルのようで浮いてる感じがしました。
だけどもこれも見進めると話に集中して気にはならなくなりました。
最後までハラハラして、先が読めなくて良かったです。
ただ、ノーマンが生きているのを最後まで願ってしまいました。願わくば、生きていて欲しかった。
主要キャストはどの人もある種『愛』が感じられて。
『極悪』がいないからこそ、それならノーマンは生きていて欲しかった。
実際の板垣さんは華奢で女性的に感じましたがノーマンは男の色気もあり、ものすごくクレバーで優しい素敵キャラだったので。
けれどそっか、原作も映画HPもあまりみなかったのだけれど、稲垣さんノーマンは三番手。
願わくばエマとノーマンが結婚して、レイは隣人さんで。。のようなハッピーエンドを最後まで願ってしまいました。
犠牲が物語に奥行きが出るのはわかるけれど、メリハリつけるなら悪人はとことん極悪にして皆で生き延びて欲しかった。
主題歌は、予告編だけで見に行きたくなるほどボーカルのキュートだけど切ない声が作品にベストマッチでした。
疑問が残ったのは、クローネってハンバーグになっちゃったの?でした。ある場面の後、食事の咀嚼音が強調されていたので。
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