マイライフ、ママライフのレビュー・感想・評価
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「あら、そう。」というだけの一本。
そもそも、お子さんを持っかどうかは、奥さんの意識も大きいでしょうから、奥さんがそういう意識なら、「あら、そうですか。」という以外に、何もないのではないでしょうか。
そのことは、家庭留学をすることで、意識が変わっていくことがあったとしても、同じと思います。
まさか本作の製作意図が「だから子供を持つ意識のない奥さんは、どんどんと家族留学をして意識を変えて、産めよ増やせよ路線に切り替えて、少子化社会を乗り切りましょう。」ということでもなければ。
結局は、それだけの作品だったように思われます。評論子には。
(追記)
駄目ですよね、旦那のあの対応は。
奥さんが困って「子供のお迎えに行けない」とSOSを出しているというのに。
その点は、少しばかり気にはなりました。
(★半分だけ加点)
カルト教団の映画みたいだった
主役は2児の母のサオリである。子供を作るかどうか悩んでいるアヤがトリックスターの役割を果たすのだが、アヤのキャラクターが不安定な上に、演じた尾花貴絵の演技がいまひとつだったので、作品としての完成度が低くなってしまった。
アヤの上司は、結婚したら子供を作らなければならないかのようなセクハラ発言を連発するのに、全く問題にされなかったのも不自然だ。アヤが前半で子供はいらないと言っていたのは哲学ではなく、不運な体験からだというのはご都合主義である。どうしても子供を産むことが善であるという一方的な考え方でまとめたかったようだ。
日本の少子化は、政治が駄目という理由も確かにあるが、それだけではない。先進国全体の問題である。育児ケアがほぼゼロに等しいアフリカでは人口爆発が起きている。日本でも戦後の焼け跡でベビーブームが起きた。子供を作るくらいしか望みがないから人口爆発が起きる。
つまり先進国では、子供に人生の潤いを得ようとする人と、子供以外で人生の充実を図ろうとする人と、その両方の人と、どちらでもない人というふうに、人生観が分かれている訳だ。それぞれの人生観は精神的な自由として尊重されなければならない。
ところが本作品は、子供を産んで子供中心の生活が正しい人生であるかのような人生観に固執して、セクハラもパワハラも見逃してしまう。女性の幸せを子育てに固定してしまうから、広く共感を得るのは難しいだろう。カルト教団の映画みたいだった。
誰もが体験しているのでは
子育てと仕事、家庭の両立の難しさをリアルに表現していると思う。
何かを犠牲にしないと成り立たないのではなく、夫婦でコミュニケーションをし
協力しあうことの大切さを改めて感じた。現代人にこそ、ぜひ観て欲しいです。
また、劇中の音楽がとても良かった。
努力は出来る範囲でね
バリバリ働き将来のことや子供を持つことを今は考えられないという女性が、家族留学で2人の子供を育てる同い年の女性と交流し変化する話。
個人的には子供をつくらない選択も多いに結構だと思うタイプですが…最近は出産の高齢化が当たり前にはなっているけれど、将来は子供をという思いが少しでもあれば、30歳って考えるならそろそろじゃないですか?から始まり、今時そんなことを平気で述べる上司いるかね?と違和感バリバリだったし、仕事にしてもみんな個人プレーですか?とか、なんだ帰れるんじゃんみたいな違和感が。
煮詰まるは答えが出る時に使う言葉ですよ。
自分がそうだから言えるのかも知れないけれど、サラリーマンなんて案外替えがきくと思うのですが…自分が意識低いのか、恵まれてるだけですかね。
そしてこれはいるかも、なアホ旦那w
そしてそして話が飛び過ぎな第一回家族会議。
言いたいことは判るし、ドラマとして判りやすく大袈裟にしているのだろうと思うけれど、ことごとく誇張され過ぎていてちょっと白々しさを感じてしまったし、なんだか家族留学のPR映画にも思えてしまった。
田辺弁慶映画祭で観ました!
BOYS AND MENの水野勝くんが
出演しているので観ましたが、想像以上に
共感する部分が多い映画でした。
自分の人生、ママとしての人生
本当にこれでよかったのだろうか?
今でも悩みはつきません。
悩んでいる当事者世代はもちろん
周りで支える違う年代の人達にも
知ってもらえると理解が深まり
みんなが過ごしやすい社会になると
いいなと思う映画でした。
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