「絶望的な状況下からのサバイバルかと思いきやもっと大きな話でビックリしました」ジェラルドのゲーム よねさんの映画レビュー(感想・評価)
絶望的な状況下からのサバイバルかと思いきやもっと大きな話でビックリしました
倦怠期の夫婦ジェラルドとジェシーは二人の関係を見つめ直すべく海辺の別荘を訪れる。ジェラルドの望むままに密かな行為を行おうとした矢先にジェラルドが心臓発作で昏倒、ベッドに手錠で繋がれたままで身動きの取れないジェシーは助けを呼ぼうと絶叫するが、周囲には民家がなく誰にも声が届かない。憔悴するジェシーにはやがて様々な幻影が見え始め、心の底に押し隠した記憶が少しずつ紐解かれていく。
絶望的な状況下からのサバイバルものかと思いきや過去のトラウマとの対決という、寝室が舞台なのにえらいデカい話だということはキングの原作読んでる人はよくご存知なのでしょうが、私には意外で面白かったです。しかし、これは尖端恐怖症にはメチャメチャキツい!誰に見られているわけでもないですがリビングで独りで耳を塞いで絶叫する様はみっともなくて仕方がないです。そして最後にもう一捻りネジ込んでくるところも原作通りなのでしょうが少々無理矢理過ぎませんかね、そこももちろん楽しかったですけど。
しかしよくもまあこんなインモラルな話を映像化しましたね、Netflixオリジナルってホンマなんでもアリやなぁ、素晴らしい!
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