ジェラルドのゲームのレビュー・感想・評価
全9件を表示
50点
映画評価:50点
ショーシャンクのスティーブン・キング原作
傑作でした!
設定から面白く、
冒頭から引き込まれる展開に。
実話と言われても、きっと納得してしまう。
そんな奇妙なストーリーライン
途中から回想シーンが度々挟まれますが、
この回想シーンは何にも面白くないです。
でも、とても重要。
主人公のトラウマと人格形成の理由が詰まっており、今までの人生とこれからの人生を比べていくシーンとなっています。
主人公がどんな選択をし、その結果どんな結末が待っているのか、それはこの作品を見て感じて下さい。
いいですね?
冒頭の面白い展開や、グロテスクなシーンはオマケですよ。こっちはきっかけに過ぎません。
キングが私たちに見せたい
本当の見所は【その結果】です。
主人公がどう生き抜くのか興味をもったら是非
【2024.4.30観賞】
絶望的な状況下からのサバイバルかと思いきやもっと大きな話でビックリしました
倦怠期の夫婦ジェラルドとジェシーは二人の関係を見つめ直すべく海辺の別荘を訪れる。ジェラルドの望むままに密かな行為を行おうとした矢先にジェラルドが心臓発作で昏倒、ベッドに手錠で繋がれたままで身動きの取れないジェシーは助けを呼ぼうと絶叫するが、周囲には民家がなく誰にも声が届かない。憔悴するジェシーにはやがて様々な幻影が見え始め、心の底に押し隠した記憶が少しずつ紐解かれていく。
絶望的な状況下からのサバイバルものかと思いきや過去のトラウマとの対決という、寝室が舞台なのにえらいデカい話だということはキングの原作読んでる人はよくご存知なのでしょうが、私には意外で面白かったです。しかし、これは尖端恐怖症にはメチャメチャキツい!誰に見られているわけでもないですがリビングで独りで耳を塞いで絶叫する様はみっともなくて仕方がないです。そして最後にもう一捻りネジ込んでくるところも原作通りなのでしょうが少々無理矢理過ぎませんかね、そこももちろん楽しかったですけど。
しかしよくもまあこんなインモラルな話を映像化しましたね、Netflixオリジナルってホンマなんでもアリやなぁ、素晴らしい!
人里離れた別荘に手錠に繋がれて 抜け出すまでの話で まぁ幻覚、妄想...
人里離れた別荘に手錠に繋がれて
抜け出すまでの話で
まぁ幻覚、妄想、過去の記憶で話が進むので退屈、、
抜け出し方も想定内。
しかし抜け出してからの残り15分で
そうきたか、と。
月蝕大好きなスティーブンキングらしい作品
ジェシーの乗り越え
スティーヴン・キングの小説を映画化した2017年のNetflixオリジナル作品。
本作での評判はにより監督のマイク・フラナガンは大作『ドクター・スリープ』に抜擢された。
人里離れた湖畔の別荘にやって来たジェラルドとジェシーの夫婦。
マンネリ化した性生活を解消すべく、ある“プレイ”を楽しむ為に。
ジェシーの両腕を手錠でベッドに掛けてプレイするというものだった…。
キング作品らしかぬ官能変態サスペンスかと思いきや、
ジェラルドだけ一人興奮。
ジェシーは嫌気が差し、口論に。
手錠を外すよう要求するも、ジェラルドは拒否。その矢先、ジェラルドは突然発作に襲われ、絶命。
ジェシーは一人、ベッドに手錠を掛けられたまま…。
身動きすらままならない密室シチュエーション・サスペンス。
ジェラルドは本気で助けを呼べなんて言ってたけど、皮肉にもそんな状況に。
が、人里離れている。夫婦二人きりになれるよう誰も来ない事になっている。
本当に、一人。
そこに、予想だにしない“訪問者たち”。
野犬。
この辺は野犬がうろつき、ジェシーは別荘に着いてからジェラルドが用意した直送の高級神戸牛を与え、何か助けてくれるのかと思いきや、クジョー再来…!? ジェラルドの遺体を食べ始める。
そのジェラルドが突然、起き上がった! 生きていた!
…否。ベッドの下にはジェラルドの死体。精神錯乱したジェシーの幻覚。しかも、その幻覚ジェラルドがうるさく話し掛け、責めてくる。
さらに、自分の幻覚も。異色の会話劇。
それによって明かされる、ジェシーのトラウマ。
幼い頃、皆既日食の日、父に…。
夜、目の前に現れた“何か”。それもまた幻覚か、それとも…?
疲労。精神薄弱。手の血行巡りが悪く…。
ジェシーは思いきった決断。
ウギャーーーーー!! もう見てて痛すぎた。
何とかようやく自由の身になれた。
再び現れた“何か”。指輪や掛けた言葉が後々の伏線に。
車に乗って事故って、後味悪い終わりになるのかと思ったら、もう一幕。
何ヵ月が過ぎ。
手首の傷もだいぶ癒え、平穏な暮らしを取り戻したジェシー。
あるニュース。墓荒らしの連続猟奇殺人。
その犯人が、別荘に現れた異様な風体の“何か”。
裁判で対面。恐怖だったそのトラウマを乗り越える。
と同時に、ジェシーは過去のトラウマも乗り越える。
放った言葉に、それが集約された。
墓荒らしの殺人は序盤のカーラジオで流れ、実は伏線張っている。
勿論サスペンス・スリラーとしてハラハラドキドキ。
現実、幻覚、過去の交錯はさながら見る者を悪夢の世界に誘うかのよう。
ドラマ面はカーラ・グギノの熱演が魅せてくれた。
見応えあった。
ウギャアアアアアー!
手首がァアアアア!!!ウギャアアアアアー!ってなりました。グロテスクなシーンには比較的耐性があったはずなのに、、ああいう本当に痛い痛い痛いあああー!ってなるやつはもうね本当にもうムリうあああぁぁ。。
極限状態において、本気で集中する必要に駆られ脳内の大掃除・整理が始まり過去のトラウマや片付いていなかった「宿題」がパタパタと解放されていく…
死のすぐそばが一番、生の濃度が濃いのですね。
これからは一人でも強く生きていけるはず。
オチ笑いました。よりによってそこだけは現実だったとかw怖すぎww
あの墓荒らしの性癖が男性オンリーでなければ今頃…ナムナム(;-人-)チーン
いつまで妄想なのか、、?
妄想なのか現実なのか
少しあやふやなままのストーリー展開。
前半は物事が進んでるようで進んでないから
みてて少し退屈だった。
後半?というか
ラストシーンは衝撃な展開だった、、、。
いきなり事件の話するから
何事?って思ったら
そういう繋げ方なのか!って感じだった。
まあ大好きな展開だったけど
繋げ方が無理やりだったとは思う。
久し振りの当りかな!
キング原作って、オチに当たり外れがあって、余り期待しないで観ることが多いけど、これは私的には良かった。
子供の頃に父親から受けた性的虐待がトラウマになっていた為、男性に対して従順だったが彼女が、ダンナからアブノーマルなプレイを求められるも…ダンナは心臓発作で突然死。
実際にはめられた手錠が、実は子供の頃に受けた心の傷や 父親の身勝手な理屈による“見えない枷”なので、彼女自身が 自分を苦しめる枷を外し自らを開放しないと、本当の自分の人生は訪れないんだよ という教訓とも言える話でした。
まぁ、序盤でニュースになってた「墓荒し」の存在は忘れていたので(笑)、まさか…でしたが(笑)。
キング作品のイッヌって、本当に不気味〜。
一切れ$200の神戸牛食わせただろうが💢!
助けろや💢!と思いましたが(笑)、幾多の苦難を乗り越え、自らを開放したヒロインは強い!
カーラ・グギノはスッピンでも充分可愛かったですよ(*´꒳`*)
全9件を表示