「ランボー・フォーエバー」ランボー ラスト・ブラッド bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
ランボー・フォーエバー
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久しぶりのランボー・アクショを堪能しました。観終わった後、「スゴイ❗️」と思わず呟いてしまいました。
74歳になろうとしているスタローン、最近の作品は、どちらかというと前線でのアクションより、主役のサポート的な役柄が目立っていました。
確かに顔に刻まれたシワや白髪に老いは感じるし、あの野性的な目の輝きも衰えてきていると思いました。しかし、今回は改めて、『アクション・スター、スタローンここにあり』と思わせてくれる内容でした。
これまでのランボーシリーズは、政治やテロ絡みの内容が背景にあり、対岸の火事的な感覚でしたが、今回はあくまでも、個人的な肉親の敵討ち。政府に雇われたランボーでなく、一人の男として肉親を殺されたランボーの怒りや憎しみを、スクリーン全面に描く事で、その気持ちに同化できたんじゃないかな。
そして最後の30分のメキシコ・マフィアとの対決シーンは、正に圧巻。一つ一つの罠や仕掛けを仕組んでいくシーンは、これまでのランボー・シリーズの集大成。
かなり、グロさも増して、たった一人で多くの敵を、次から次へとぶった斬るシーンは、あの頃のギラギラする鋭い目の輝きも取り戻し、これぞランボーというアクションに魅了されました。
ただ一つ、解せないのは、海千山千のランボーが、最初、マフィアの所に乗り込んだ時に、全く作戦無しに乗り込みボコボコにやられるのは、肉親が関わっていた為に、冷静さを欠いたからなのかな(笑)
ランボーは、これで終焉を迎えましたが、ラストにふさわし内容であったし、これからも語り継がれるシリーズになった事は、間違いないと思います。
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