「ロッキーよりランボー派!」ランボー ラスト・ブラッド Mt.ブルーさんの映画レビュー(感想・評価)
ロッキーよりランボー派!
ようやく公開されました!
だが、作品としては星3.5位なのですが、ランボーなので(笑)
まず、言いたいのはランボーは長髪じゃないとなー!
4のラストから10年。家族が出来て普通に生活してたので設定上分かるんですけど、何か違和感。
ちなみにこの違和感、リーサル・ウェポン4のメル・ギブソンにも感じました(笑)
家族同様に過ごした娘(孫?)が、反対を押し切り、クズ親に会いにメキシコへ。
拉致られ、薬付けにされ、売春宿へ売り飛ばされ、助けた時は、手遅れで死んでしまう。
教訓・・親の言うことは聞こう(苦笑)
ランボー4からエクスペンダブルズシリーズを経てスタローン作品で表現される人体破壊描写は、今作でも凄まじいのですが、
一番痛そうな描写は最初の鎖骨抉り出しでした。
後、違和感と言うか「うん?」と思ったのが、マフィア兄弟の弟が、首切られているシーン。いきなり死んでいたのですが、あそこのシーンは、もう少し痛めつけるような所があっても良かったかな?(復讐のカタルシス的には。)
兄貴が、ランボーの家に乗り込むんですが、マフィアのボスでしょう?まるで、特殊部隊のリーダーのように地下を自動小銃構えて指で合図送りながら進むんですよ。
メキシコマフィアってそんななの?
個人的には弟の敵なので、直接ランボーを殺したいのでしょうが、マフィアのボスって、後方でふんぞり返っているイメージなんですが。
まあ、いきなり車吹っ飛ばされたし、余裕無かったかな?
ご都合良く(笑)、登場してランボー助けたフリージャーナリストとランボーが、語るシーン。ランボーが「忘れられるのか?相手にも同じ痛みを与えないと気が済まない!おまえもそうだろう!」等の事を話していましたが、人としての感情はまさしく正しい。
4作目でも自己満ボランティアの男が、ランボーに助けられたのに糾弾するシーンがありましたが、安全な世界で叫ぶ正義なぞ通用しない世界に生きていたランボーらしい会話。
しかし、今回は、舞台が自分の家ですからねー。過去作品のように戦場の理屈が通用しないので、1作目のように警察に連れていかれないと。
マフィアとは言え、大量殺人ですよ今回(笑)。
最後に「怒りの脱出」でナイフで付けられた、顔左の焼き傷。無くなってません?(笑)