「捉えどころ」フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
捉えどころ
アメリカの「ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン」誌別冊で、フランスに編集部を構える雑誌「フレンチ・ディスパッチ」。名物編集長アーサーが急死し、遺言通りに廃刊することに。最終号には、編集中だった自転車レポーターのサゼラック、批評家で編年史家のベレンセン、孤高のエッセイストのクレメンツらの記事が掲載される。
正直なところ、なんとも捉えどころがありませんでした。物語が印象に残らない、「グランド・ブダペスト・ホテル」と同じ感じ。これは、観方を変えるべき、楽しいアート作品として捉えるべきです。独特の映像美や構成を味わうように観ると、面白いと思います。それと豪華な俳優陣も見どころ。
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