「ユニークな世界構築」フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
ユニークな世界構築
『犬ヶ島』で魅せた架空世界構築のユニークさは健在。
雑誌の記事をドラマで再現する体なのだが、1つめの事件におけるベニチオ・デル・トロ、2つめのティモシー・シャラメのカッコいいこと!
3つめの事件におけるウィレム・デフォーのトホホな使い方もグッド。
シモーヌ役のレア・セドゥーの脱ぎっぷりは眼福ながら、セクシーさは皆無でコミカルなのはウェス・アンダーソンの魔法か?
ひねった画面と構成は、観る側に慣れと想像力、そしてある種の我慢が必要なため、好き嫌い(というか内容を理解できるか否か)は、かなり分かれるだろうなと。
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