劇場公開日 2020年3月6日

  • 予告編を見る

「若者向けの邦画=イマイチの仮面を被っている!」仮面病棟 白鳥の歌さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5若者向けの邦画=イマイチの仮面を被っている!

2020年3月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

原作は既読なので犯人は分かっていたが、原作の答え合わせの様な感じで楽しめた。
拳銃どこから入手した?老人が深夜に起きて過ぎ。などツッコミどころが多々あるがそこを無視すれば楽しめる。
木村監督のコメディタッチが嫌いなので「屍人荘の殺人」 はかなり原作ファンとして残念だったが仮面病棟は満足できる映画化でした。
こういう若者向けの邦画は出来がイマイチというレッテルを貼れがちだがかなり上質なサスペンスだった。

永野芽郁の厚化粧、わざとらしい怯え方、最初は演出が下手なのかと思ったがちゃんと意味があって良かった。

木村監督はやればできる監督だと思っている。
仮面病棟で課題だった構成上の矛盾を解決したと言えるだろう。
次の課題は深い余韻を残す事だと個人的に思う。木村監督の主題歌は作品にあってなく、人気な歌手を主題歌してるだけって感じだし。

Pegasus