劇場公開日 2021年4月9日

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街の上でのレビュー・感想・評価

全201件中、101~120件目を表示

4.5いや、おもしろかった!

2021年5月10日
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世界を救うスーパーヒーローもド派手なアクションもなく、一人の人間の日常を淡々と撮るだけで、これ程面白い作品が撮れるとは知りませんでした。

ある一人の主人公を追った映画というよりは、全く知らない人の日常をただ垣間見ているような感じで、本当に身近にあるような世界観がとても良かった。

また、魚喃キリコさんの「南瓜とマヨネーズ」なども劇中に出てきて、好きな人には楽しめるのではないか。

久しぶりに、映画観た後「あー、楽しかった。」と思いましたよ。ありがとうございました。

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Lunys

4.5手元に残しておきたい作品

2021年5月10日
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鑑賞方法:映画館

どんな話かと聞かれたら説明しにくいのに、観終わったらウキウキしてくる映画
登場人物全てが魅力的
一つ一つの場面が映画らしくないくらいゆったりしていて、実際にあるやり取りを観ているよう。まるでコントだと思えるシーンが多い

私は下北沢に思い入れが無いので、もう一歩下北沢である意味を感じたかった

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Daiki Sugiyama

4.5明日だけ頑張ろう

2021年5月9日
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鑑賞方法:映画館

笑える

成長しないし、変わりもしない。
「花束みたいな恋をした」の主人公2人が、成長し変わっていくのに、この映画の主人公荒川青(若葉竜也さん)は最後まで成長しないし、変わりもしない。下北沢という街もそれを受け流しているように見える。

「明日だけ頑張ろうかなと思えるお守りみたいな映画」
若葉竜也さんが初日舞台挨拶の最後に言った言葉だ。
まさにこの言葉どおりの映画だと感じた。
変わらないことを受容してくれる。
自分の人生を変えるような”重い”映画ではなく、娯楽として楽しめ、でも明日1日分の勇気をくれる映画。

コロナ禍ではあるけれど劇場で観てほしいし、コロナ禍であるからこそ多くの人に観てほしい映画です。

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naomayu

5.0自然体より自然

2021年5月8日
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結論から言うと、とても良かった。
観たいと思っていた、期待していた、今泉作品の日常を切り取った物語が観ることができた。

特に、青とイハが家で話し合うシーンは、
誰もが好きなシーンでにんまりしながら観たと思う。
あの自然な会話、他愛もない話だったり、甘噛みであったり、カーペットがシワになったり、もちろんその会話の間や空気感、そんな日常が詰まったシーンが愛くるしかった。

その後の、期待していた展開以上のカオスもたまらなかった。

やはり今泉作品は、
特別なことが起こらない日常の中での、既視感のある日常ないし、小さなイベントを描くのが上手い。
今回も、その上手さの旨さを感じることができ、大満足でした。

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opp系男子

3.5もっとでかい映画館でやってもいいと思うんだ

2021年5月6日
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下北沢が再開発とのことで、今での下北沢の街を残そうと撮影されたこの映画
私は下北沢には行ったことが無いので全くわからないが下北沢loverにとってはきっと感動する映像なんだと思う。
オムニバスとまではいかないんだけど、袖すり合うレベルですれ違った相手とふとしたタイミングでまた再開したりすることあるじゃないですかぁ
そんな小さな縁が繋がっていく映画でした。
恋愛映画というよりヒューマンドラマかな?
愛がなんだで脚光を浴びた今泉監督が実は本当に撮りたかったのはこんな作品でしたって感じの映画
私はユーロスペースで観たけどもっと大きな映画館でもやってほしい。

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xiangxiang617

4.5幸せな優しい気持ちになる映画

2021年5月6日
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花散里

3.5ごっつぁんです

2021年5月5日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

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カールⅢ世

4.0若葉竜也は素晴らしい

2021年5月5日
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鑑賞方法:映画館

体調が悪く後半が意識朦朧だったけれど、前半は傑作の予感ありありの映画でした。今泉作品はこういうのでいいんだ、という。ホンサンスでもなくロメールでもなく、それよりもう少しエンタメに寄ったドラマ。
冨永監督の『南瓜とマヨネーズ』と『愛がなんだ』の延長線上にあるスケッチ風コメディ。「下北沢ストーリー」だな。『あのこは貴族』が2021年の「東京(松濤・銀座)ストーリー」なのといいカップリングな気もした。
しかし圧倒的に若葉竜也だな、と。彼の芝居、彼の受ける芝居の魅力で映画が何割か増しでよくなっていたと思う。

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ONI

5.0素晴らしかった…

2021年5月5日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

人生で一番と言っても過言じゃないくらい大好きでした
ほんとに面白かったです
生まれてはじめてパンフレット買っちゃうくらい好きでした

ただ説明は難しすぎてできません…

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リオ・ジ・オーガニック

3.5さざ波の様に進む

2021年5月4日
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鑑賞方法:映画館

下北沢という街の雰囲気を醸し出しつつ、そこで暮らす若者たちの群像劇です。
さざ波の様に進む物語です。
感情を剥き出しにする若者ではなく世情に流されつつ生きてる若者たちのちょっぴりほんわかするラブストーリーです。

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ムービー好き

4.0雰囲気が好き

2021年5月4日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

萌える

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千月

ずっと寝てられたら楽だけど、それじゃ楽しくないんだよ

2021年5月4日
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鑑賞方法:映画館

下北沢にある古着屋の店員の話

学生の頃に何度か行ったことの有る下北沢ですが、私としてはブランド化されすぎて逆にダサい印象でした。
お洒落でこの町に居るだけでステータスみたいなイメージ。

当時の私はどちらかと言うと上野~秋葉原が居心地いい場所でしたので、真逆の相性だったかも知れません。実際自分の方がダサかったし…。
そんなこんなで下北沢にはあまりいい印象がなかった訳ですが、今回この映画を見て行きたくなりましたね。

やっと下北沢の魅力がわかってきたのかも知れません。本編では街中があまり映りませんが、それでも魅力的だった。
古着屋、狭いバー、古本屋、いやーお洒落っすわ。

本編はシンプルに言っちゃえば恋愛映画なのだけれど、普通の恋愛映画じゃない。
ゆったりと時間の流れる日常を写した映画だ。

そのゆったり感、急ごうにも急げない感が主演の若葉竜也にベストマッチしてましたね。
恋人には愛想つかされて、古着屋では変なカップルが来て、古本屋で気まずくなって、学生の映画撮影に参加して・・・

恋人の喪失感から踏み出そうにも未練が邪魔するし、ただただ引きずって日々を過ごす時間が見ていて心地いい。

女優陣も素晴らしかったです。
古川琴音、萩原みのり、中田青渚そして穂志もえか、素晴らしい演技でしたね。

古本屋の冬子はミステリアスで
監督の町子は映画と恋人でこじれてて
イハはちょっとなれなれしくて
雪はサバサバしてて

う~ん、各キャラの例えが一言では表せないな、いるいるこんな女性、どなたも魅力的でかわいいです。
主人公の周りにこんな子たちが現れるのですからそりゃドギマギしますよ誰だって。

まあ一番かわいかったのは主人公の青でしたがね。

劇中は色んな所で笑わせにきてましたよ、もはやコメディ映画かと思わせるほどに。
警察官との会話
古着屋のカップル
イハとの恋バナ
修羅場
成田凌

何度も思わずにやけてしまったし、笑いが漏れてしまった。

好きなシーン
マヒトゥのライブからのもらいタバコ
何かが始まる予感!?

カフェで店長と会話
後悔と笑い

バーのマスターがびくびくしながら出すウーロン茶
探り探りな対応

だめだ、好きなシーン多くて書き出したらほぼ全部のシーンになりそうなので止めます。
好きだ!この映画。

それからこの映画何回「えっ?」って言うんだよ!って突っ込みたくなるほど「えっ?」って言います。

この「えっ?」って空気感が素晴らしい。
聞き返す、驚く、悲しくなる、何通りもの使い方と場面、まさに「えっ?」の映画でした。

5人は居合わせからのこの映画唯一の疾走感もいい味出してましたね、逃げたー! 走ったー!
次のシーンはいきなり場面変わっちゃうし、あの後ほ展開に想像の余地があるのはいいですね。
結果的にケーキを食う訳ですけれど、いい落としどころでした。

なんやかんや言っても肩ひじ張らない関係が一番ですね。
懐が広い訳でも包容力がある訳でも頼りになる訳でもないけれど、青の隣は居心地がいいんだろうな。
たまにホットケーキの歌が聞けたらきっと幸せですよ。

今泉監督の作品は「愛がなんだ」以降しか見てないけれど、今一番恋愛映画が上手に撮れる監督だと思います。
今後も見てほっこりしたりモヤモヤしたり楽しい映画体験をさせて頂きたいですね。

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劇中セリフより

「なんか丁度いいって言うか…」

熱す過ぎても冷た過ぎても長くは風呂に入れないもんですよね。
ぬるいと長く入ってられるけど刺激がないっていうジレンマ・・・
案外、丁度いいって一番難しい。

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フリント

3.5普通な感じが心地よい。

2021年5月3日
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笑える

楽しい

幸せ

スリルとかアクションとか感動とかはないけど、普通な生き方が一番心地いいのかなって思える映画。下北沢の古着屋とか古本屋とかカフェとかの雰囲気が魅力的だった。若葉君の演技もナチュラルで良き。

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波ななほ

5.0笑わせる気はないジャック・レモン

2021年5月3日
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※星取りは苦手。何か書きたくさせてる時点で★5つ

街に溶け込むように暮らしている荒川青。
雰囲気のいい店構えの古着屋の店員。
レジでいつも本を読んでいる。

行きつけのbar、古本屋、カフェ
どれも「いい味」の店

折々でのやり取りがまるでコント
こちらはくすぐられて笑ってしまう

一人一人、みんな真面目に生きてるけど
いちいち可笑しいやり取りになる

一見、無口なクール青年とも言えるのにグズグズ未練がましいし、
カメラの前ではガチガチに緊張しちゃうし…
憎めない小市民なのだ。

出ていったスターを追いかけて
「え?いいの?」て言っちゃう小市民感覚も秀逸。

ホントなら非現実的な「芸能人」との恋愛も映画っぽく溶け込んでた。
成田凌なら、ひとまず付き合っちゃうよね的な!

若葉竜也が「アパートを…」の
ジャック・レモンみたいだと思った。
ジャック・レモンが笑わせる気満々なのに対して、あるがままが可笑しいジャック・レモン的な…

ありきたりな感想だけど、
下北沢に行きたくなった

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夜明けの花

4.5アイネクライネナハトムジーク@下北沢ver.

2021年5月3日
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鑑賞方法:映画館

同じ街で暮らす、名も無き(?)若者たちの群像劇。

何気ない生活を固定カメラでコツコツと、余白たっぷりに積み重ね、気づけば最高純度の映像世界を形成。
一見冗長なようだが、伏線を思わせる台詞や表情(全く何でもないのが憎い…笑)が垣間見られ、作品を引き締めている。

日常の描写でありながら、クスッと笑える絶妙な物語性を随所に感じる。点と点が繋がる終盤は波状攻撃。しかしどの人物もこの瞬間に真っ直ぐ向き合い、必死に受け入れよう呑み込もうとする姿が可笑しくも愛しい。

ゆったりとした作品世界を支える、俳優陣の力量は言うに及ばない。最近注目している萩原みのりさんのショートカットがかっこいい。撮影時期が『佐々木、イン、マイマイン』より前だったのかな。

行きつけ店のマスターと話す安心感や、初対面の異性と赤裸々な恋バナを自宅で展開する不思議な緊張感などは、着飾らない人物描写に長ける今泉監督だからこその表現。何か起きそうで起きない、監督の作風を全感覚で堪能できる一作。

p.s.若葉くんそのままでいいのに、なんでそんなに堅くなるの!!…笑

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しーげん

4.0十両って確かに知らない人多いかも。

2021年5月2日
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鑑賞方法:映画館

不器用な青年の地味で退屈な展開だと思ってましたが、終盤にきてスクランブル交差点的な5人の会話からラストへの展開好きだなあ。訳ありのおまわりさんもいい仕事してたね。
しかし相撲の序列知らない日本人男性って実際どれくらいいるんだろう。

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あらじん

4.0空気感がいい。

2021年5月2日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

若者の恋愛の何気ない日常を描いた作品です。
主人公の優しさ 真面目さ 女性と恥ずかしそうに話すところ。街の空気の様なものを感じて。人との繋がりとか男女の会話も楽しそう。映画を撮るシーンや鉢合わせしちゃう所とか。コミカルに笑えるところが随所にあって楽しめた。なんか ふふっ。笑みがでる

チーズケーキの歌が意外といい。

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しろくろぱんだ

5.0街の上で

2021年5月1日
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鑑賞方法:映画館

一年も待った分楽しみにした分この映画へのすきが大きくなって、何度も観るほどなんでこんなに好きか考えて、考えて書けるのは、台詞がすきです。放たれる言葉がすきです。
セリフに放ってないとこにも見えてくる、芝居から見える、
そういうとこもすきです。
そこには肯定してくれる安心があって
(そうか、それでも良いんだ、なんだ、)ってうれしい安心で崩れ落ちそうに、(何がダメだったのかに気づき)苦しげにもうれしい気持ちに、何度もなりました。

町子、小生意気な学生映画の監督、何回見ても小生意気すぎで、意識高くてさすがで、ユキの最初の別れ話のときの顔、最後の好きっていった時のあの好きで溢れた可愛さの顔、全く違って見えてさすがでした

中田青渚と若葉竜也のシーンが特に好きです、今作は今泉作品の中の若葉竜也、今まででいちばんだなっていうほど最高に最高です。そして中田さんがとにかく素晴らしかったです。

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ponma

4.0成田くんやことねちゃんは出てるけど、素人っぽい人が多くて、レベルは...

2021年4月30日
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鑑賞方法:映画館

成田くんやことねちゃんは出てるけど、素人っぽい人が多くて、レベルは高くない。でも、下北沢愛に溢れていて、脚本と台詞、微妙な間がよくて、演劇的というか、映画的というか、日常の偶然の中で繰り広げられ、そこで噴出する非日常性や真実など、とてもよかった。チーズケーキの歌は今泉さんのものなのか。

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えみり

4.0ゆるーい下北沢の日常

2021年4月29日
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暮らしてるみんなが、愛おしくてかわいい。
20年前、魚喃キリコを読んでダメ男に恋することに憧れたり、映画ツウぶってた頃を思い出して、むず痒い。

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Sakiko