「絶妙なバランス」街の上で またぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
絶妙なバランス
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全体にとても面白かった。路上で関係者が鉢合わせするところなど、ところどころ作られたコメディタッチが自分にはちょっと過剰だったが、イハちゃんのアパートなどの長回しの中での自然な可笑しさにはめちゃくちゃ嵌って、周囲の観客ともども声をだして笑ってしまっていた。それと、萩原みのり(切る前にちゃんとリハーサルと演技指導しろよー)と古川琴音はちょっと損な役回りだったかもしれないが、中田青渚と穂志もえか(二人とも知らなかったんだけど)も含めて女優がみな良かった。
どうしてもマイナスに触れたいおいらとしては、鉢合わせから自転車を奪って逃げるところなどは、直後に警官に職質させ、気づかさせるための段取りに見えてしまい、マイナス要素になってしまうのであった。あと、成田凌は朝ドラ俳優と名乗って出てくるだけで面白いんだけど、雪の相手が成田凌というネタバレはもっと後でよかったんじゃないかなあ。あと、もっとずっとだらしないところを入れないと戻るきっかけがわからなかったな。結局雪は可愛いから思い通りになるのか。。。
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