「下北沢は人口が少ない、非常に小じんまりとした街である事は理解できた。」街の上で YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)
下北沢は人口が少ない、非常に小じんまりとした街である事は理解できた。
中村俊輔選手似の主人公は本好きな人間の設定だが、
それを思わせる様なセリフも行動もない深みのなく、内容も浮き沈みのない単調な脚本。
見ず知らずの隣の席は鼾をかいていた。
リアリティがない数人による''お芝居のような路上での立ち芝居"が
”下北沢=演劇の街”を上手く表現している。
カメラは長回しで固定アングル 引いているだけだから、定位置固定の小津さんとは違い
あまり考えられていない雑な撮影。
露出も合っていない。
インディーズの街でインディーズを主人公にインディーズが撮った映画だが
若々しさは無い。
僕はこの映画に「下落合焼き鳥ムービー」みたいなものを期待していた。
そして ザ下北沢映画は卑屈な主人公が生きている「劇場」だろう。
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