劇場公開日 2019年11月1日

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「意外と硬派で意外と感動的だった」8番目の男 kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5意外と硬派で意外と感動的だった

2019年11月9日
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鑑賞方法:映画館

陪審員裁判の映画というと思い浮かぶのが「12人の〜」で始まる2作品。どちらも好きな映画だ。
さて、本作は韓国の陪審員裁判を描いた映画。陪審員裁判を扱っただけであの2作品を連想してしまう。そりゃそうだ。本作は実際にあった事件・裁判を基にしている。そして陪審員の人数は8人。これがちょうどいい人数だった。あまり混乱せずに陪審員のキャラクターを理解することができた。
量刑ではなく有罪無罪を審判することになった陪審員たち。彼らの人間性と協議過程と明らかになっていく事実。法廷劇として完成度は高いと思った。
さらには感動もさせてくれるんだからなかなかお得な掘り出し物の映画。主演のパク・ヒョンシク目当ての客も多かったと思うが、幅広い客層に受け入れられる映画だ。

kenshuchu