尾崎豊を探してのレビュー・感想・評価
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尾崎豊を探して などと言う題名を何故つけたのだろう?
映画 尾崎 豊を探して観てきた。
しかし、いや〜酷い映画だった、、、
(注 尾崎 豊は偉大です)
最初は街頭のインタビューで10代の女の子達に尾崎知ってる?え〜知らな〜い、名前ぐらいは〜から始まり、
尾崎の映像とシェリーと十七歳の地図が流れる。
まぁそれはいいのだが、編集が不快感この上なくとにかく曲をぶった斬るぶった斬る。更にはライブ映像の曲を編集して部分部分、繋いでるのだがこれがまた曲の持ち味を潰しまくっている。
これが結局、ほぼ最後まで続き、不快感この上ない。
少なくとも尾崎をあまり知らない世代がこの映画を観て尾崎に魅力を感じる人は稀だろう。
また往年聴いて観てきた人達もいい感じのところで毎回ぶった斬られるので、何度も興醒めさせられる。
この監督さん、
美空ひばり、矢沢永吉、萩原健一、沢田研二、など長年にわたりミュージシャンとの映像作品を数多く演出してきた映像作家らしいが、少なくともこの作品に関してはセンスなさ過ぎる。
一体何がしたかったんだ?
尾崎 豊はちまたで噂されたような破滅系や薬ジャンキーではなく、礼儀正しい好青年だったんだ!とでもアピールしたかったのだろうか?
その割にはライブ中、15 の夜を横たわりながら歌い、そのまま倒れこんで、目が虚ろ状態でスタッフに運び出されるシーンや、当時のビデオ映像の病室のベッドで狂っている姿を頻繁に流す演出の意味もよくわからん。
だったら、あの純真な目をした若者が、大人の世界に苦悩して破滅系になり、ドラッグにもハマったような部分もキチンと描いて伝えるべきであり、結局、何もかもが中途半端で何がしたいのか、伝えたいのかがさっぱりわからない。
せっかく活動中止した時の頃であろうNYの映像も使ってるのに何も感じられず。ニューヨークに居る理由も語られる事はない。
で、何故かまた18歳のファーストライブの十七歳の地図の熱唱シーンに戻る、だったら最初で中途半端に使うのより、ここで17歳の地図がかかった方がお!となった気がする。更にその後またシェリーが続く。。
流石にここは曲(シェリー)を歌い終わるまで使用していたが、、これが最後の演出だったら、シェリーも最初に使う必要がない。最後に取っておいた方が響いた筈。
そうは言っても、やっとマトモに聴ける曲もあったかと思えば、余韻など不要とばかりに最初の街頭インタビューにもどり、また同じ展開…
更には、あの有名な尾崎の歩道橋のメッセージの前で一般人の女の子に尾崎の想いを聴く。これも少しでいいのに無駄に長いから、唯一よかった最後のシェリーのライブの余韻も見事に消え去る。
そして映画は終わりエンドロールと共に流れるエンディング曲はFor get me not せっかくの名曲も、このグダグダ映画では全く響いてこない。
この映画は尾崎豊を探して などと言う題名を何故つけたのだろう? まるで探していないではないか。
本当に何をしたかったのだろうか?
1曲フルで聞いたほうが伝わることがある。
曲のぶつ切りでストレスのかかる編集。ユーチューバーでも雇った方がいい。どの層を狙ったものなのか?冒頭の尾崎なんて知らないという若者。これもストレスのかかる演出。彼女たちが見てもこの映画では響かないだろう。1曲でもちゃんと聞かせてあげたほうがいい。
ん~、、
尾崎豊さんというアーティスト、楽曲、ライブ映像、バックステージなどは☆5!!
正直この編集で2500円は高い
アーティストは勿論お値段には変えられない、それ以上の方ですが、
特に最初の方の忙しい編集が好みでは無かったです
冒頭の、尾崎?名前は知ってる!みたいなインタビューも長すぎます
ほぼ同じ方々のインタビュー?が続くし騒がしい感じでした
最後に出てきた一般人女性も、意図は分かりますがあんなに尺いらないです
当時を知らないので大画面で尾崎さんを観れて、聴けて感動しました
もう少し編集何とかならなかったでしょうか?
結局どこに持ってってるのか分からなかったです
しかし、尾崎豊というアーティストにスポットをあてて作品にして頂き、この時代に観れた事は素直に嬉しいです
それだけにちょっと残念かな?
澄んだ純粋な目をしてる少年(年齢的には青年ですが)だな
と言うのが大画面から感じました
世代でないので詳しい当時を知りませんが、そんな印象を持ちました♪
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