「助けたつもりが助けられ、教えたつもりが教えられ。絆とはそうして生まれる物なのかもしれません。」ザ・ピーナッツバター・ファルコン もりのいぶきさんの映画レビュー(感想・評価)
助けたつもりが助けられ、教えたつもりが教えられ。絆とはそうして生まれる物なのかもしれません。
昨年から今年にかけ、障害者を扱った映画を何本か観ました。
その中でも記憶に残った作品の一つが 「37セカンズ」
そのレビュー等をみていて気になったのがこの作品でした。
※ あ、公開日も一緒だ
当初、いつも通っている映画館では上映予定が無く、
ご縁の無いまま終わるパターンか …と思っていたのですが
コロナ明け、いつもの映画館で上映が よっしゃ
というわけで、ようやく鑑賞できました。
レスラーになる事を夢見るダウン症の青年。 ザック
交通事故のせいで兄も仕事も失った、青中年。 タイラー
施設を脱走したザックを連れ戻しに来た看護師。 エレノア
最初は2人で
途中からは3人に。
ザックが行きたいと願う 「悪役レスラーの道場」
を目指し旅を続けます。
はたしてザックの夢は叶うのか とまあ
少し ハラハラでドキドキ の
ロードムービーでした。
旅の果て、3人の手元に残ったもの それは
新たな「絆」
このあと3人の関係が
ファミリーとなっていくのか それとも
別の形になっていくのか
エンディングを観ながら、そんなことを
考えていました。
◇
ピーナッツバター・ファルコン
どんな意味のタイトルなのか、と思っていたのですが
ザックの「リングネーム」 でした。
…うーん
強そうに見えない… (それに、甘そう…)
ピーナッツパター
材料にパターも使うものと思っていたのですが
「ピーナッツ」だけみたいです へぇ
で。
栄養成分も調べてみたら
100g あたり 640Kカロリー きゃー
なんて高カロリー…
タイラー
「無責任艦長タイラー」 という
昔のアニメ作品が頭に浮かびました。
内容はほとんど覚えてません。
※タイトルだけ覚えているという …汗
「筏」
に乗って川を下るシーンが印象的
絵になります。 … って、ポスターになってるし …汗
※残され島から旅立つコナンみたい
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。