「愛と冒険のロードムービー」ザ・ピーナッツバター・ファルコン ナカネムさんの映画レビュー(感想・評価)
愛と冒険のロードムービー
兄を亡くして孤独な日々を送る漁師のタイラーと子どもの頃からの夢だったプロレスラーの養成学校に入るため施設を脱走するダウン症の青年ザックのロードムービーで「37セカンズ」を彷彿させます。タイラーの死んだ兄のマークは「ウォーキング・デッド」のシェーン役でお馴染みのジョン・バーンサルが写真だけで出てきます。前半は淡々と進みますが最後にはとても気持ちよく幸せな気持ちで終わります。
ザック憧れの人、ソルトウォーター・レッドネックというプロレスラーがやっている養成所に行くのが旅の目的なんですが、予想通りすでに寂れて廃業、でも肝心のソルトウォーターはとてもいい人で最高でした。「友達ってのは自分で選べる家族だ」って良い言葉ですね。
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