「17年ぶり大幅パワーアップ!!!」バッドボーイズ フォー・ライフ コータローさんの映画レビュー(感想・評価)
17年ぶり大幅パワーアップ!!!
前作のフェラーリから再びポルシェに戻ったマイクの愛車の痺れるほどカッコいいカーアクション、17年振りとは思えないバッドボーイズっぷりです。
それでも17年の月日を感じさせるべくちょいちょい挟むジジイネタは自分的あるあるとも連動していい感じです。
防弾どころか一切当たらないのがお約束だったのにいきなりマイクが被弾してストーリーが動き始めます。
入院中のマイクの髭を染めてあげるマーカスのキュートさ、10段階での怒り表現、マーカスの奥さんの車の屋根の凹みにビビりつつ走ったり、たんこぶを何度も触りにいったり、「魔女でもコンドーム使え」とか、メガネかけたら高画質のジジイネタとか結構笑かせてもらいました。
ハワード警部も再登場!!全然変わってないじゃんって喜んでいたらまさかの…いいキャラだったのに非常に残念です。
バイクアクション、ヘリからグレネードランチャー攻撃をサイドカー外して回避、その後の流れも最高でした。
冒頭とてつもない脱獄をした敵である魔女、その命令で動く息子とマイクとの関係にはビックリしつつも設定があまりにも強引過ぎる感は否めませんでしたが、まあそこはいい意味で『バッドボーイズ』シリーズってことで(笑)
地獄のごとき業火へと落ちていく最期がいかにも魔女っぽいなとか、AMMOのリーダーリタのええ女っぷりとか、エンドロール直前の「ナニ?その前フリ…」ってシーンとか。。。
このシリーズの魅力と言えばド派手なアクションと笑いとのバランスの絶妙さだと思うのですが、3作目となる本作はシリーズ物ならではの過去ネタも挟みつつ、今回から監督が替わり両方とも更にパワーアップした感があり自分的には一番でした。(まだ4作目は観ていませんが。)