「アメリカ版あぶない刑事!?」バッドボーイズ フォー・ライフ ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカ版あぶない刑事!?
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って言ったら怒られるかもしれないけど、刑事バディモノで、50歳過ぎて、未だにドンパチ現場一線。胃を痛める口煩い上長が出てきたり。捜査をしていく中で、有りがちなハイテク?を駆使する現代っ子チームAMMOとオールドタイプ二人の対決構図で、何だかんだオールドタイプがどこかで助けるのだろうと思いきや、意外に最後まで若い世代が活躍。結局チーム解散されてもメキシコまで助けに来るほど。ストーリーは過去の恨みでウィル・スミスが何者かに狙われ、周囲の人も殺されていく。前作から17年も経っているので、忘れていて、1作目か2作目で殺した犯人の妻と息子の恨みなんだろうと思いきや、実はウィル・スミスの息子だったという驚きの展開。しかも、唯一愛した女の息子で、その女を刑務所送りにさせてたって過去があったとは。ある意味、そんな重たい過去があるにも関わらず、お気楽に女性遍歴を重ね、暮らしていたんだと、ちょっと見識を疑ってしまった。しかし、どうオチを着けるのかと思いきや、やっぱりウィル・スミスに息子は殺させず、母親である女が息子を誤射し、元恋人の設定の骨格の良いホラン千秋が母親を撃ち殺す締めとなった。事件解決後、ホラン千秋の新警部昇格を皆で祝ってるけど、前の警部は殺されちゃたんだけどなぁ。息子も助かって、刑務所で真面目に罪を償うって改心してたけど、あんだけ殺してりゃ出てこれないでしょ。とは思いつつも、やっぱりバッドボーイズはおちゃらけた掛け合いとマイアミの海と太陽、ネオン、アクションがスタイリッシュで、こうでなきゃと見れる一作だった。
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