「【RAFIKI という言葉の重みを ”ケニアの国内情勢” と共に考える。】」ラフィキ ふたりの夢 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【RAFIKI という言葉の重みを ”ケニアの国内情勢” と共に考える。】
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多分、いや間違いなく、人生初のケニア映画である。
ケニアの人々、取り分け主役の二人、ケナとジキのカラフルな衣装と髪の毛に魅入られる。(特にジキのピンクを基調にしたドレッド・ヘア。)
二人の父親は国会議員で対立候補。
この時点で、この二人はケニアの人々の中でもアッパークラスなのかな?と思う。
政敵の娘である筈の”大きく澄んだ瞳と褐色の艶やかな肌”を持つ二人が恋に落ちる過程が鮮やかに描かれる。
が、彼女たちの想いは”ケニアで禁じられている同性愛”として、街中の好奇の目に曝されることに・・。
物語は、”シンプル・イズ・ベスト”パターンで進む。
若干の、粗さも伺い見える。
けれども、終盤の二人の”一時的な”別れと数年後の再会に自然と目頭が熱くなるのは何故か?
<ケニアの国情も鑑みながら鑑賞すると一層、沁みます。特に制作陣の頑張りに・・。>
<2020年2月1日 地元の素晴らしきミニシアターで、仕事帰りに鑑賞>
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ミカさんのコメント
2021年5月31日
是非、アフリカに行って下さい。本作は、アフリカ関係者のトークショーで鑑賞したのですが、治安が良く、近代化されたルワンダがおすすめのようでした。ルワンダと言えば、『ルワンダの涙』『ホテルルワンダ』のイメージしかありませんよね。
ミカさんのコメント
2021年5月30日
こんばんは。素敵な作品でしたね。本当は昨年アフリカに旅行に行く予定でしたが、コロナでいけなくなりました。アフリカ気分を味わいたくてもまだまだ作品が少ないですね。本作を観ていると勢いがあるので、これからもっとアフリカ映画が出てきそうですね。