オルジャスの白い馬のレビュー・感想・評価
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8年もの間、何してたの?
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夫をなくした女を、村の女は「疫病神」だという。
突然フラリと現れた男は、刑務所に入っていたという。
少年オルジャスは、その男の子供だという。
とると、オルジャスが生まれるか、生まれたかの頃に、男は女の前から去っていったのか。
犯した罪はなんだろう?
おそらく、村を巻き込んだ騒動があった。男は、その罪を負ったのだ。
おそらく、女に告げずに去った。だから、服役の事も知らず、拒んでいた女がそれを聞いてやや心を許したのだ。
おそらく、それは女を守らねばならぬことだった。そして、友人に後を託したのだ。
そこまで想像を膨らませたとき、止めどなく熱いものが胸に込み上げてきた。
犯人と対峙した時の度胸と冷静さは、すでに一度、似たような経験があるからこその手際良さか?
黙ってまた去っていくラストは、今度も女に(そして息子に)類が及ぶことを避けるためか?
なんか、カイラート、てか森山未來、カッコいいじゃないか。
まるで往年の時代劇か西部劇のヒーローみたいだ。
あれ、この映画、こんな短かったのか。それを感じさせない中身。お見事。
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