映画大好きポンポさんのレビュー・感想・評価
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ポンポさんは意外にアウトサイダー気質で○
ポンポさんの名監督のお爺ちゃんはプロレスも好き。ジーンに不沈艦スタン・ハンセン君か?とか、ロードウォーリアー・ホークとアニマル君か?とかムダなボケが好き。40年前のことはよく覚えている人間はほっとする。 ポンポさんの「青春時代を忸怩たる思いで過ごした目の死んでる奴がいい映画を作れる」とか、ポンポさんのそういうアウトロー的なセリフに萌え~ 銀行員は嫌いだけど、アランのプレゼンに瞼がじんわりしちゃったよ。偉そうな役員がエビデンスを示せとか、自分じゃなんにもやらないクセに言いたいこと抜かしやがるのに対して、SNSの👍の数やクラウドファンティングでの集金額を示して、かましてくれるところがスッキリ。SNSのそういう利用の仕方はすごくありだね。あっぱれ❗ 初監督のジーンが足りないシーンを取り直したいという勇気とポンポさんの男気あるセリフに泣けた。入院して、最後のほんの少しだけでも他人に任せたら、俺の作品ではなくなってしまうという気持ちに泣けた。
血行が良くなりました。
観てきた映画の中でも5本の指に入りそう。 とても、好き。 例えば、「シン・ゴジラ」や「プロメア」の様な興奮とは違うけど、キモチをグッと掴まれる内側から熱くなる…体温が上がる。 同時に、作品を作るって…こわっ…。 円盤化したら買うと思います。 自分のタイミングでじっくり見返してたい。 手元に置いておきたい物語。 ところで、ポンポさんはロリババァ…なの?w (パンフレットは売り切れだったの残念。)
映画製作者、志望者の必修科目にすべき映画
この映画、大好きだぞ 映画製作にまつわる金言がたくさん出てきまして、エンタメとして完成度が高いだけでなく、とても勉強になります。 映画製作に携わる人間や志望者だけでなく、ただ映画を好きで観ている人も、これを観れば映画リテラシー(読解力)が飛躍的に向上するでしょう。 邦画がいかに低レベルかということが理解できると思います。 インディーズ映画は脂肪の塊で、製作委員会方式の映画はアリアが皆無であることに気付かされるでしょう。
クソ長いジーンカット版を出してくれてもいいんやで
特典目当てで2回鑑賞、原作既読。 フィクションの中での創作活動をテーマにした作品は数多くあるが今回は映画制作、しかもハリウッドクラスの大作映画。 社会不適合な主人公が映画監督という天職を得て成功を収める展開と小気味良いテンポが気持ち良い、上映時間も90分という完璧な作り。 上映中に何度も襲ってくる心の高揚に思わず涙が出てしまう、上質な青春ドラマ キレイにまとまっている反面、原作ファンにしか伝わらないようなご都合主義と実写映画を制作しているはずなのに極めてアニメ的な演出の数々が気になる。 作中の理論通りなら無駄を省いた、というところかもしれないがキャラクターの背景の掘り下げが薄く、主人公のジーン以外は極めて記号的になっているのが残念、ただしこれは原作のテイストとしては再現度が高いのだが… 原作のファンでその作品のテイストを理解しているのであれば良作、それ以外は及第点といったところでしょうか? 私は原作ファンですのでやや甘い点数ですがw
映画好きだからこそ刺さらず
たかが一年修行しただけの新米の初監督作なのに、前半は異様にトントン拍子。安いなろう系ラノベのよう。 後半ようやく衝突は起こるものの、これも掘り下げの薄い予定調和。 全てが予想の範囲かそれ未満。 映画監督としてのキモも、ほぼ編集作業に集中してしまっており、そのわりにはイメージ映像で誤魔化された感が強い。じゃあ編集を別の人に任せる監督はどうなるのよと。 はっきり言って、やってることが大学の映研レベル。 プロの映画製作にはとても見えない。 映画好きだからこそ、本作には強い違和感しかありませんでした。
基本的には素晴らしかったです
動いて喋るポンポさんキャラたちは魅力的でした。
各種追加要素もツッコませる隙を与えない良い勢いでした(≒ツッコミどころはある)。
ただし、挿入歌だけが邪魔でした。
ジーン監督が1人語りしてるところに(セリフと被らないとはいえ)幼稚な歌詞付きJPOPを流すのは鬱陶しかったです。曲無しかせめてインスト曲が良かったかな。
全ての映画好きに捧ぐラプソディー
ラプソディーの意味よくしらんけど、本作を見てこんな小洒落たタイトルをつけたくなった それくらい痺れた 世界観に酔いしれた 自分的2021年上半期No1映画 色々語りたいけど、これは「とにかく観て!」としか言えない レビューの意味ないんやけど、ほんとに語彙力ないんやけど映画好きは全員観て欲しい
テーマはありきたりだが、スタッフの力量が俊逸。
既に口コミで評判が広まっている本作ですが、個人的には、ストレートに楽しむには多少なりともハードルがあるなと感じました。
映画人が主役で、映画内映画を作る・・自己言及的な作品ゆえに、「映画とはこうなのだ」という押し付けがまずあります。しかしながら、ぽんぽさんの原作者は映画人ではないため、やや言説が陳腐だったり、綺麗事めいていたりするので、まずそこをスルーしないといけません。
「何かを諦めなければ映画は作れない」とジーン君はいいますが、スケジュールは守らないわ、追加予算で撮影し直すわで、実はぽんぽさんの傘(スカート)の下で、すっごく恵まれた環境で映画を作らせてもらっているんですよね。なにかを「捨てる・諦める」っていうテーマと作中の内容がちょ~っとブレているのも気になるところ。
テーマ性を明確にし、それでいて映画に関わる有象無象のネガティブ要素(ある種のリアリティ)を不問とするため、「ぽんぽさん」という特殊なキャラ、「ニャリウッド」という架空の舞台設定がなされています。個人的にはありだと思いましたが、これもまた人を選ぶ要素のひとつかもしれません。
で、あらためて本作について簡潔に言ってしまうと、これ、たまたま題材が「映画」なだけで、ようは「冴えない少年が自分の夢を叶える熱血青春もの」なんですよ。映画は飾りです。音楽でもスポーツでも、なんだって成立するお話です。
先に述べたようにある程度リアリティを排除したうえで、ようは「夢の成就」と「人生の他ごと」をトレードオフする、その覚悟のさまを描いている。非常に贅沢な作画で、極めてテンポよく進むため、映像体験としての快感度が半端ない。上映尺を絞ったことでこのテンションはラストまで続きます。カットとカットのつなぎ、シーンの時系列をザッピングし、結果を先に見せ興味をひいてから過去に巻き戻るなど、かなりアクロバティックな事をやっていますが、これはこの監督のお家芸。映画の構成自体が「編集」の妙で成り立っているのが面白いですね。
ラストカットを見たとき、「え、これ90分でやりっきたの?」とびっくりしました。すごい密度です、ほんと。
監督の平尾隆之さんはマッドハウス出身で、以前はufotableで演出をしていました。「空の境界・第五章 矛盾螺旋」で映画初監督を経験。「まともに映像化したら5時間は切らない」と言われた畢生の大作を、2時間弱にまとめあげる手腕を見せます。ジーン君の鬼気迫る編集ルームでの描写は(このカットの演出と処理がまたすごい)、平尾さんご自身の心象風景だったのかもしれません。本作の監督として、これ以上の人選はないですね。
同じく監督作の「魔女っこ姉妹のヨヨとネネ」も本作に通じるテンションの高さとポップさ、感情を揺さぶる演出があって、是非見ていただきたいところ。
結局、ジーン君の映画がニャカデミー賞を受賞する頃、ぽんぽさんはさっさと別の作品に帯同して彼の元から居なくなってしまいます。捕まえたと思った途端、逃げ水のようにするりと遠ざかる。それもまたクリエイターと夢の関係性の暗喩かと。
ぽんぽさん=映画という寓意性はやや分かりやす過ぎるきらいはありますが、嫌いじゃないです、こういうの。
臭いセリフともうちょっと表現抑えてくれればよかったと思いますが、面白かったです。
映画製作・しかも編集という動きのない地味な場面で、主人公が映画MEISTERで伝えたいテーマを自分と重ね合わせながら作品を練り上げていく過程をうまく表現できてとても面白かったです。最後のセリフの切れ味もとてもよく、あとで上映時間をチェックしてみたらああなるほどといった感じ。 個人的には大塚明夫さんの演技が素晴らしく、映画MEISTERを見てみたいと思いました。 評点通りの良い映画です。 気になった点 ● 最後らへんに青臭いセリフとか過剰表現多くて、個人的にもうちょっと抑えめにしてほしかった。 ● ジーン君・ぽんぽさん・ナタリーがデフォルメされたようなキャラデザなのに対してニャリウッドのスタッフやマーティンがリアル寄りのキャラデザなのがアンバランスな気がした。 ● 外国人がなぜか土下座してる ● アラン君のプレゼンのところで、すんなりうまくいって逆にリアリティがなくなっちゃう気がして、 以下ネタバレ含む 自分的には会議でぼろくそのけちょんけちょんに言われて承認も得られず、アラン君も銀行をくびになって、映画製作も資金ショートして制作頓挫してみんな絶望して、か~ら~の中継みてた人の中で感動してスポンサーになってくれたとか、ぽんぽさんのおじいちゃんが自分の資産の大部分切り崩してこれを使いなさい的な感じで支援してくれとか、そういう下げてから上げてくるみたいな展開もういっこ欲しかった気がしました。 首になったアラン君はやっぱ俺銀行あわなかったんだわ、これで踏ん切りがついて新しい道を行くよ的な感じでお願いします。 全員ハッピーエンドじゃなくて幸福な部分がある一方で不幸になる部分があったり、そういう濃淡をつけた方がリアリティが出る気がして個人的には好きです。
派手なアクションはないけど、映画館で観るべき作品
CMで何となく存在は知っていたけどあまりにも評価が高いので急遽鑑賞。 いやこれめちゃくちゃ面白かったぞ! 映画好きには絶対刺さるし、全てのクリエイターも共感出来る部分多いと思う!(私はクリエイターじゃないけど) 勝手に大学のサークルの話かなと思ってたけど、ガッチガチのハリウッドが舞台。 1つの作品が企画、制作され、上映し、評価されるという誕生の流れをとてもテンポよく描いている。 でも内容が薄いなんてことは無くて、制作陣の凄さ、頑張り、葛藤が詰め込まれていて、たった90分とは思えないほど濃密。 特に編集シーンが凄い。 みんなでアイデアを出し合って、俳優もそれに応える渾身の演技。 それを流れや尺の都合で泣く泣くカット。その判断はさぞ辛いし葛藤するだろう。 私の今まで観てきた映画も、全てこんな葛藤の末に生まれた素晴らしい作品なんだって思うことができて、これから映画の見方も変わりそうだ。
面白い部分もあったけれど…
まず、タイトルが良くないと思う。 プロフェッショナルとして映画に携わっているなら「大好き」なんて言葉では片付けられないし、「ポンポさん」という通称にも乗れなかった。 それにしても、彼女は何歳の設定なんだろう? 歩くと音が出るようなブーツを履いて、敏腕プロデューサーって…。 まぁ、そこは、 フィクションの世界として妥協しましょう。 面白い部分もありました。 エンドクレジットの最後まで観ましたよ(どの映画でもそうしているけれど)。 長所については、たくさんの人が褒めているようなので、あまり指摘されていない気になった箇所を書きます。 いちばん納得できなかったのは、編集した上で「スイスに旅立つまで90分」って…。 それは、監督や編集の腕前というより、脚本の落ち度です。 脚本を書いたのもポンポネット氏なのに、あれほど「長い映画はダメ」と言い切っている彼女が、そんなダラダラした脚本を書いたというのは矛盾している。 短い脚本を無理に伸ばすよりは、長い脚本を刈り込んでいった方が面白くなるのは事実なのですが、敏腕プロデューサーのポンポネット氏ともあろう者が、90分の尺を考えずに脚本を書いたのだろうか? それとも、現場で「脚本にないシーン」を撮影しすぎた結果なのか。 編集の極意も、劇中の控室の場面で詳しく説明されているところは面白かったけれど、そのあとは、ひたすら主人公が刀を振り回しているイメージ映像なので、あまり伝わってこない。 もっと編集の極意を知りたかったし、ジーン君の非凡な才能を描くなら、彼の編集がオーソドックスな編集セオリーとはどう違うのかを描いて欲しかった。 最終的には、編集の苦労が「とにかく短くすること」に終始していたような。 「どうしてもこの場面を入れたい」けれど、「涙を呑んでカットした」結果、より作品が良くなった、というような描写がないと…。 劇中劇が面白そうに思えないのも、かなりマイナス。 主人公のジーン君は「登場人物の魅力だけで物語を引っ張る」作品だと評していたけれど、指揮者もスイスの少女も、そこまで魅力的だろうか? ただ、これは、物語の中で劇中劇として作られる、ある意味で「記号」の役割だから、仕方ないのかな(記号だとしても、面白そうだったらもっと良かったのに)。 あと、土下座って、アメリカには無い文化ではなかったでしょうか? ニャリウッドはアメリカじゃない??? 劇中劇での土下座と、現実の土下座と、重ね合わせていただけれど、アメリカ人は土下座なんかしないでしょーに…とシラケてしまいました。 「幸福は創作の敵」っていうのも、あまりにも極論すぎて賛成できない。 なんだか、映画オタクに夢を与えるためだけのセリフに思えてしまった。 脚本を書くだけでも、あらゆる人とのコミュニケーションが必要だし、監督ならもっとコミュニケーション能力が要求される。 さんざん「映画は1人では出来ない」って言ってるのに、矛盾してませんかね。 評判が高いゆえに観に行ってしまい、評判の高さゆえに「そこまで凄い作品かなぁ?」と多くの引っ掛かりを感じました。 現実に創作活動をしたことがある人にとっては、リアリティの無さにイライラが募るのではないでしょうか。 面白いところもあったけれど、絶賛は出来ない。 そんな作品でした。
すごく元気になる映画
90分というコンパクトな尺の中に表現したいこと全てが凝縮されている密度の高い映画。 終盤でその90分という尺にすら意味があったことが明かされる。 もちろん漫画・アニメの強みを生かし意図的にリアリティをすっ飛ばしてある設定も多いけど、 この作品の密度とストレートなメッセージの前には何も気にならない。 この映画を作った全ての人に拍手。
“幸福は創造の敵”というコピーが暗示する映画製作の秘訣がパンパンに詰まった爽やかで分厚くて熱くてキュートな群像劇
舞台は映画の都ニャリウッド。映画だけが生き甲斐の孤独な学生ジーンは映画を撮りたい一心で業界に飛び込み、映画プロデューサーのポンポさんに気に入られて彼女のアシスタントとして採用される。ポンポさんが製作する映画はどれもセクシーな美女とモンスターやエイリアンが出てくるB級アクション。その現場で走り回る毎日は過酷だがそこには映画製作のノウハウが詰まっていて、ジーンは気がついたことをこまめにメモしていた。そんなある日ポンポさんから新作映画の15秒スポットCM編集を突然任されたジーンは今までの経験と知識を総動員してノリノリで完成させ、その出来栄えが気に入ったポンポさんは自作の脚本『MEISTER』をジーンに見せる。それは今までのポンポさん製作の作品とは全く趣の異なる文芸作品。ポンポさんは同作の監督にジーンを抜擢。そしてポンポさんは別作品のオーディションにやってきた女優志望の女の子ナタリーにも目をつけていた。 骨太な“幸福は創造の敵“というコピーが大きく刻まれたチラシを見た瞬間に確信はしていましたが、本作は映画愛がギッシリ詰まった熱い作品。『ニュー・シネマ・パラダイス』は長くて退屈でキライと一刀両断するポンポさんはロジャー・コーマンが憑依したかのような敏腕プロデューサーで、彼女がシレッと語る映画製作の鉄則がイチイチ腑に落ちます。劇中劇『MEISTER』の物語と並走するジーンとナタリーの成長譚さらに幾重にもドラマを重ねる分厚い物語をハイテンポで活写、様々な立場で映画制作に携わる人達の奮闘が導く爽やかなクライマックスに思いっきり泣かされ、本作の尺の長さが物語の肝になっていることに驚愕しました。昨年の『魔女見習いをさがして』と同じく、キュートなキャラが織りなす地に足のついた群像劇に圧倒されました。傑作です。
この映画が見たい❗❗
通常スクリーンで鑑賞。 タイトルを見て まだ観てない方はきっと、なんのこっちゃ? と思い、見た方の中には、それな! と思う方もきっといるのではないでしょうか。 作中で映画を製作する物語です、 一番の私の感想はタイトル通り、 この映画の中で作ったNyacademy賞受賞映画MEISTERが見たい❗ です。 冒頭でも出てくるように名作ニューシネマパラダイスを意識してるのではと感じる映画ですが、でもストーリーは斬新です。序盤少し退屈かなと思いきや、中盤からはどんどん惹き込まれて、ラストまであっという間でした。 映画製作の中でイメージが出てくるシーンが、ホント、ぐっとくるんです。 凄く 「そのシーン観たーい」 ってとこがいっぱいでした。 この映画を観たあと、自分が今まで見た映画で記憶に残るシーンが思い返されます。 キャラ絵の好みが別れるかもしれませんし、決してきめ細かさや、繊細なタッチではありませんのでちょっと雑に見えてしまうのがマイナス点かとおもいますが、でもキャラの女の子はみんな可愛かったですよ。 限りなく★5個に近い4個半です。 充分見る価値がありました。
ニャリウッドへようこそ!
素敵な街だな、ニャリウッド! ポンポさんがきったぞー! 映画が大好きな全ての人に観てほしい。 ニューシネマパラダイスのこともちらっと出てくるけど、ニューシネマパラダイスとはまた違う映画への愛が溢れています。 観終わった時にやる気が湧いてきました。 クリエイティブな仕事や表現をする仕事をしている人なら仕事のモチベーション上がっちゃうよ。 人生は取捨選択の連続だけど、何をバッサバッサと切り捨てて、大事なものを選んでいくかは全て自分の心に聞けばいいんだな。 ジーン監督の次回作、ミスティアさん主演の映画が出てくる続編が観たくなりました。
もったいない
ニッポン放送の夜男よっぴ~が(なぜか昼間の番組で)思いっきりホメてたので観てきたのですが、洋楽大好きの私に、思いっきりぶっ刺さりました。ポンポさんが主役と言うよりは、ジンくんが主役のハリウッド版映画製作のお話だね。映像もかなり凝っていて、普段あまりアニメを観ない私でも、どんどん引き込まれてしまいました。これは面白いわ。ええと、 かなりの秀作かと。 あっ、ふだんあまり映画とか観ない人には、つまらないかも。 ほんと、もったいない。よっぴ~に聞くまで存在すら知らなかった作品です。まあ、私の場合は邦画はたまにしか観ないので、情報を仕入れないせいもあります。なんか、埋もれちゃってるね。もっと早く観ればよかった。またこんな作品作ってほしいから、私はBlu-ray出たら絶対買います。
映画愛に溢れた作品。
ちょこちょこ予告をみていて気になってはいたものの保留していましたが、 今回偶然タイミングが合ったので観賞。 結果、観てなかった事を後悔する位の素晴らしい作品でした。 映画作りを題材としているだけあり、個人的に一番重視している物語のテンポはもちろん、 ストーリー運びや構図に光の使い方、内面含むキャラクターの描き方や アニメ的な動きの面白さから見所としたいだろうシーンの表現に伏線の使い方まで、 一つ一つのシーンが丁寧に作られ、隅々まで映画作りへの拘りを感じました。 そしてラストシーンのあの一言。もう脱帽です。 途中若干のご都合主義的な部分もあるにはありますが、 そこそこの説得力を持たせているためあまり嫌な感じもありません。 唯一の欠点はそこまで話題になっていない事くらいでしょうか。もっと流行れ。 映画好きなら万人にお勧めできる作品ですので、ぜひ劇場で観てほしいと思います。
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