劇場公開日 2021年6月4日

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「ポンポさん、すいません。」映画大好きポンポさん サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ポンポさん、すいません。

2021年6月14日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

映画製作の映画ということで鑑賞。
評価もかなりいいのでそこそこ期待して劇場へ。
なんですけど、まず最初に謝らせてください。
この映画の前にですね、「Mr.ノーバディ」という映画を少し離れた劇場で鑑賞しまして、そこから今作を見たんですよ。ノーバディの上映終了が11:00でポンポさんの上映開始が11:00。そこまで遠くないですし、上映開始11:00と言っても予告があるはずなので少し走れば間に合うと思ったんですね。少し不安だったので、普段は絶対しないんですけどノーバディのエンドロールを渋々見らずにスクリーンを出て、走ってポンポさんを見に行ったんですよ。結果11:07に着いて間に合ったーと思いながらスクリーンには入るとなんと既に始まっていた。
え?予告は?え?どんくらい過ぎてしまった??
結構進んでいたぽくて、11:00完全スタートだったんでしょうね。いやいやいや、書いてよ!!(涙) 他の劇場では予告無しって書いてあるのによ...。
ということで、時間があればもう1回改めて見たいと思いますが、今回は序盤を見ていない感想となります。本当に申し訳ございません。映画ファンとして許されぬ過ちを犯してしまいました。

7分遅れたポンポさんですけど、面白かったです。
映画熱に溢れ愛がすごいこの映画は、アニメーションながらにしてリアリティを感じた。いい作品なんですよね〜...だから悔しい。

映画しか好きな物がなくて、映画以外なにも好きではないと語る青年・ジーン(清水尋也)。映画監督に憧れて大物映画プロデューサーのポンポ(小原好美)の目に留まり彼女の元で、制作アシスタントとして働くことになった。

The・アニメって感じでポップで可愛らしい。
登場キャラクター、背景、描写など全てがよく出来ていて、ストーリーどうこうの前に非常に親しみやすい映画だなと思った。アニメが苦手な私でも「絵」だけでも十分に楽しめました。

先程も言ったように、この映画は愛が溢れている。
物凄い情熱と強くたくましい心。映画好きにもそうでない人にも、これを見るとかなり勇気づけられて元気になると思う。そして、「夢」というのがどんだけ素晴らしいものでカッコイイものなのかが分かる。夢を抱きたくなった。そんな希望に満ちた映画なのである。

劇中でポンポさんが言っていた数多くの名言のうち、最も印象に残っている「120分以上の集中を観客に求めてはならない」というセリフ。つまり、短い映画が面白いということなのだが、まさにその通りだなと思って、そりゃ120分を超える映画でも緻密な脚本により、観客を飽きさせない(クルエラ、コンフィデンスマンJPなど)映画はあるが、それは極わずか。やはり、映画は伝えたいことを簡潔に、短く深く物語を繰り広げるべきだなと。この作品はそんな言葉を強調して使っていただけのこともあってすごくテンポがよく、独特な切り替えや演出で観客の心を鷲掴みし、ニャリウッドという架空の世界に引き込ませている。彼らが制作した映画もその点を重点に置いて作っていたようなので、あれはあれで見てみたい。もちろんアニメでね。

ただ、ご都合主義が過ぎるかなと。
そこまで信用しているのもよく分からないし、捻りがない。笑いどころもあんまり無くて、挫折は一晩で上手くいきすぎている。もっと上手くできたはずなんだけどなぁ...。

他にも気になる点はいくつか。
ポンポさんこプロデューサーとしての凄さが分からない、頑張っているのが「監督」としてじゃなくて「編集者」として、そう単純なものか、全ての合否はポンポさん...?など。90分なのに求めすぎかな。

それでも、満足でした。
欠けていると感じているのは序盤を逃したからだろうなぁ...。本当に自分にイライラ笑

サプライズ
kossyさんのコメント
2021年6月16日

7分遅れたということは、ミスティアがオオダコに絡まれてるシーンを見逃したのでしょうか?
小冊子は後編だろうし、次回は「この前後編もらったから前編ください!」と交渉するのがよろしいかと・・・

kossy