劇場公開日 2020年2月21日

  • 予告編を見る

「口出しするな!」Red kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0口出しするな!

2020年3月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 働いてもいいと、結婚するとき約束したじゃない。国立市の高級住宅街に暮らす村主塔子(夏帆)。一人娘ももうすぐ小学校に上がることもあり、かつての不倫の仲だった鞍田秋彦(妻夫木聡)と同じ会社に就職しようと決意する。夫の真(間宮祥太郎)も優柔不断というか、かなり偏執的な愛のため結婚した経緯があった。偏執ぶりはタイトルから判断願います・・・ん、変質だったか?

 谷崎潤一郎の「陰翳礼賛」という本が一つのテーマとなっていて、それが塔子や秋彦が設計事務所という繋がりも見せている。読んだことないのですが、部屋の隅々まで明るくすることで陰翳の中の美学を確立するという内容らしい。

 普通の不倫ものといった感じもするのですが、トンネル内の赤いランプ、雪の上の血など、色彩にはこだわりを見せています。明るさという点では大きな窓にこだわったり、酒蔵のデザインにもこだわる塔子。清楚なママさんを演じていたのに、秋彦との再会により急にエロくなっていく様子も面白かった。

 新潟県の雪も印象的でしたが、2年前の大雪被害をも思い出させてくれました。また、家を作るなら~♪という歌まで・・・

kossy
琥珀糖さんのコメント
2022年7月16日

コメント失礼します。
実はこの映画も偏愛してます。
私もジェフ・バックリーの「ハレルヤ」に持って行かれました。
kossyさんが書かれてるようにRED(赤色)が効果的でしたね。

琥珀糖
asicaさんのコメント
2021年7月30日

口出しって、ああそう言う意味ですね。
はい最低です。

asica
NOBUさんのコメント
2020年3月18日

おはようございます。

私は今作品はジェフ・バックリーのハレルヤがフルボリュームでカーステから流れた時点でやられました。個人的嗜好です。

NOBU
ワンコさんのコメント
2020年3月18日

4WDですね。
あれ、僕の友人が昔乗ってたふるーいやつ(笑)。
でも、あれ、中古で欲しい人、今でもいるんじゃないかな。
ボルボのデザイン、今のモダンで、ちょっと…って人いますよね。

ワンコ