「電話ボックスシーンが印象的だけど理解不能」Red だるまんさんの映画レビュー(感想・評価)
電話ボックスシーンが印象的だけど理解不能
原作は読んでいません。
夏帆と妻夫木聡の演技や雰囲気は凄い。
濡場はそんなに激しくない。
最後の方に、なぜ?が残ったので、ネタバレサイトで原作のネタバレもチェック。
原作とはかなりストーリーが違うので、あまり参考にならず。
映画自体は、役者の演技はもちろん、映像と無音とピアノのバランスが良くて、これぞ映画!テレビでは表現出来ない、良い映画でした。
全体とても、女性が結婚したり母親になったり仕事したりひどい扱い受ける話で、男性の私から見ても何度も地雷を踏まれています。
主人公に同情したり理解したり共感出来ますし、妻夫木がめちゃくちゃカッコイイ。そりゃ、、、そうなるよね、と。
(オープニングシーンでもあるのでネタバレでは無いと思いますが、)
オープニングと最後の方での電話ボックスのシーン。夫はなんと答えるのが正解なのか、なぜそうなるのか、が理解できないので、モヤモヤ。
女性が観ると違うのかな?知りたい。
恐らく、このストーリーは、男性と女性、既婚と未婚者、年代によってとらえかたが大きく変わってきそう。例えば、今は20代で未婚の女性でも、10年後に観るとぜんぜんちがうのだろうなぁ。
でも、こういう、観る人によって取り方が変わるような映画は大好き。
原作と違う展開は、好き嫌いが分かれそう。個人的には、小説のストーリーの方が、奥が深く、それぞれのキャラがたって良い話のような気がします。18禁になることを避けてストーリーが変わったのかな、、だとしたら残念です。
コメントありがとうございます。原作は読んでいません。ネタバレサイトしか見ていないのですが、最も激しいみたいです。エロ小説と言うよりは文学、芸術みたいです。
コメントありがとうございます。
本当にクズですよね。
私もすき焼きとベットシーンは嘘だろう?こんなやついる?って思いました。
たぶん悪気がないパターンですよね。1番タチが悪い。
ノブさん、コメントありがとうございます。不倫も、視点によっては、犯罪(級)になったり、純愛になったりしますよね。女性の方がより感情的ですよね。今作は、女性作家が女性のために書いた小説で、女性監督が女性の為に映画にしたような気がします。蔑視している訳ではなく。小説と映画のエンディングが真逆なのは、両方とも肯定している、、、という気がします。
だいきさん、コメントありがとうございます。
わかりにくい映画は、評価上がらないですよね。友人で、「ネタバレサイトなんか見なくても理解できないと映画としてダメ」という人がいますが、私は、その晩に考えてしまっまたり、調べてしまうような、引っ掛かりのある映画も好きです。
今晩は
鋭いですね。
過去鑑賞作品レビューは、出来るだけ、近作と何らかの形でリンクした作品を選んでいます。
只、今作品の男女の描き方は三島監督なりのメッセージがあるとは思いますが、私は不倫はどのような理由があれども、肯定的には受け止めるのは難しいです。幼子がいれば尚更です。
しかし、彼女の行動の背景は良く描かれていましたし、ジェフバックリーのハレルヤが複数回流されていましたので、肯定的な気持ちで鑑賞しました。
結婚とはと聞かれたときの間宮の答えは、間宮は結婚をゴールと捉えていたのだと思いました。
女ではなく母や妻としか見てもらえなくなった事で夏帆は別れを決めたのだと思いました