「刑事アクションが楽しめて、唐揚げが食べたくなる作品です♪」エクストリーム・ジョブ マツマルさんの映画レビュー(感想・評価)
刑事アクションが楽しめて、唐揚げが食べたくなる作品です♪
お正月の3日から公開されている韓国のアクションコメディで鑑賞された方々の評価が軒並み高い事もあり、興味があって、やっと鑑賞しました♪
で、感想はと言うと、面白い!
テンポ良い。終始コミカルですが、決める所は決める! シリアスな所は殆ど無し! アクションのキレ良し。劇中のBGM良い♪ フライドチキン美味そう!
ドタバタコメディではありますが、とにかくテンポが良いんですよね。
70年代後半に放送されていた「噂の刑事 トミーとマツ」みたいでw
テンポが早い分、中盤多少の中弛みがしますが瀬戸際ギリギリの麻薬捜査班チームが起死回生を計っての潜入捜査でフライドチキン屋を人気店に仕上げるのは面白い。
思惑と裏腹に人気店になり、捜査の邪魔になるが、それでも刑事魂に火は付き、ラストは麻薬密売グループを一網打尽。
ベタと言えばベタ。ですが心地好い感じ。
とにかく終始楽しんで観られました♪
中盤は刑事としての責任よりも人気フライドチキン屋として店を繁盛させる事に意識が変わっていったけど、密売グループの隠れ蓑としてフランチャイズを持ち掛けられてからは、刑事パートにw
お気に入りはコ班長のリュ・スンリョンとチャン刑事役のイ・ハニ♪
登場人物達も濃い面々ですが、コミカルな感じで終始ライトに楽しく鑑賞出来ました。
個人的な難点は終盤からラストに掛けて、自分の店のフライドチキン屋はどうなったの?と無かったかの様に置いてけぼりw
クライマックスからラストの五人のショットや活躍が良いけど、フライドチキン屋に触れられてなかったのはちょっと消化不良に感じます。
劇中で日本人観光グループを向かい入れるシーンでは辿々しくも“いらっしゃいませ!”と出迎えるシーンを観ると、昨今の日韓の情勢に感じてないなぁと思いつつも、微笑ましく映りましたw
韓国映画と言うと、個人的には南北問題や家族愛等を描いた割りと重いテーマでいろんな意味で考えさせられる作品が多いんですが、この作品は終始楽しめて、ミニシアター系の良作の中でもスマッシュヒットは作品かと思います。
惜しむらくは上映館数が少ないこと。
機会がありましたら、鑑賞をお薦めする良作です。
観たら、唐揚げで一杯やったり、焼き肉をチシャで繰るんで食べたくなりますよ♪