「2020年最高に「ちょうどイイ」映画初め。」エクストリーム・ジョブ ウシダトモユキ(無人島キネマ)さんの映画レビュー(感想・評価)
2020年最高に「ちょうどイイ」映画初め。
ミッドランドシネマのある名古屋駅はまだお正月ムードで、劇場内も冬休み真っ只中の若者たちの姿も多かったんですが、笑える場面でまー、楽しそうに笑ってくれる。それにつられて他の観客もよく笑うという、“いい空気”の中で観れたのも良かったですね。この感覚は映画館だからこそ。
冴えないおじさん班長を中心に4人の“濃いぃ”刑事たちの麻薬捜査班。序盤、そのチームのダメダメ捕物帖からもう、観てて楽しい。面白過ぎず、スベり過ぎず。残酷描写もないし安心して楽しめるのがいいです。
メンバーそれぞれキャラがすっごく良いし、『バーニング劇場版』でポルシェ野郎を演じてたイケメンもイイ悪役っぷりで出てくるし、その女性秘書が冷徹格闘マシンでカッコ良い。みんなイイんですけども、その中でも特にイイのがチン・ソンギュ演じるマ刑事!この人はもう、むっちゃ面白かった。最初から最後までずっと面白かったですよ。
監督が「イ・ビョンホン」ということで、えっ!!?と思ったんですが、どうやら同姓同名の別人ようですね。かなりオススメ!!
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