「KO」てっぺんの剣 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
KO
戦国時代から現代にタイムスリップしてしまった豊後の小城の姫の護衛の女剣士が、実業団剣道で全国一を目指す話。
敵に攻め入られ姫と共に城を出た主人公が、敵兵と対峙したら突然体が光りだし、現代の大分県臼杵市にある焼酎の蔵元に現れて巻き起こっていくストーリー。
とりあえず、本当の剣士だしやったことがない剣道も強いのはわかるけれど、子供向けのマンガの教本には突きは無いからってことですねw
ただ、ルールを知ったであろうところから、いきなり全国大会まで飛んじゃうのは雑過ぎませんか?
更には若社長の葛藤の話しとか、焼酎造りの話しとか、恋愛要素を入れたりとか、話しを広げ過ぎて全てが薄くなってしまっている印象。
変にマジメな空気感だからコミカルな要素の笑いも安っぽく感じるし、そもそもタイムスリップの切っ掛けが良くわからないのもね…ということで、それなりには面白かったけれど、色々雑でちょっと残念。
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