劇場公開日 2021年2月20日

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「コロナ禍だからこそ」痛くない死に方 しろくまさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0コロナ禍だからこそ

2021年4月16日
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泣ける

40代医療関係者です。最近、末期癌の親を自宅で看取りました。運良く良い在宅医と巡り会えて家族に囲まれて旅立ちました。
この映画はリアルですね。がん難民は多くいらっしゃると思います。近所のクリニックでも初診は断られるし、突然苦しくなっても救急で受け入れてくれる可能性は低いです。
終末期の患者でも、面会は人数制限があります。
コロナ禍だからこそ、平穏死を迎えるために在宅医療を選択肢に加えることもひとつです。
その為には、看取りの実績が多い医師、サポート体制を整えて下さるケアマネージャーさんが必要ですが。

それにしても、素晴らしい俳優さん達による素晴らしい映画でした。沢山泣けて、少し笑えて、良い時間でした。

しろくま