スケアリーストーリーズ 怖い本のレビュー・感想・評価
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アイデアは良かったけど、もう少しテンポが
この手の怖いモノ映画ファンとしては、首を長くして待っていた作品。
正直、アイデアや迫る恐怖のアイデアは大変に良かったけど、もう少しテンポがあると良かったかな・・・・
特に、この手の作品って、怖いシーンを積極的に予告で見せるモノだから、そのシーンがくると構えちゃうし、予告編以外に怖いシーンがないと、「なん~だ」となってしまう作品が多いよね、本作品もね・・・・
お話も良く出来ているので「もう1歩」と言いたくなるかな・・・・・
本作品のアンドレ・ウーヴレダル監督って「トロール・ハンター」作った人だよね、B級映画の帝王にでもなってくれるといいと思うような作品をこれからも作って欲しいですね。
本作品、舞台が、1968年代のアメリカと言うのも、なんか大変に良かったな・・・・
PS
怖い映画って、普段映画に見に来ない、カップルとか、怖い映画だけ見に来る客がマナー知らず困るよな・・・・
監督やってよー
ギイェルモが監督やってれば、でっかい音で驚かすだけのドカドカ演出や怪物たちの絶望的に稚拙な造形はあり得なかったでしょう。
あとステラがこっそり「物語を語って」って言っちゃって本持って帰ってきたくせに「私が悪いの」って言ったの一回こっきりでしたね。しかも後半はずっと主語が「私たち」。なんだこの女と唖然。最初から屋敷に入りたがらなかったり早く帰りたがってた友だちが先にいなくなってるのに、ずっと漂う全体責任感が不愉快でした。そして一番の違和感は最後までトミーには言及なしなことね。悪いやつだから死んでもいいと言わんばかりの扱い。敵対国の司令官を暗殺して「テロへの勝利」とか言ってるトランプさんと同じ考え方ってことですかね。何はともあれ面白くなかった!
パンズ・ラビリンスみたいのまた見たいわー。
けっこうよかった
どれだけ怖いかと思ったらけっこうジワジワくる怖さで、声を出しそうになったのは2回くらい。主人公がメガネっ子でかわいい。お化けの謎を解くミステリーの展開もいい。クライマックスは二つの時代を同時並行で描いているのが面白い。
だけどもうちょっと面白くなりそうなところで、そこまでいかない寸止めな感じがあり、物足りない感じもする。主人公の女の子のお母さんの問題など、とってつけた感があり、深掘りもしない。
怖い本
この映画にでてくる化け物は何故かわからないがとても恐怖を感じさせる。
まず、カカシの顔が怖い、カラス避けだとしてもあそこまで怖くする意味がわからない!
それが襲ってくるのは本当に恐怖です。
ほかにも、足指探しや黒髪ロングおデブちゃんにバラバラ男、いろいろな化け物がでてくる。
それもなかなか凝った出現方法で、かなり怖かった。
クモは生理的な不快感があるし。
全体的に邦画ホラー的怖さがあったしitのような雰囲気も。
物語的にも貞子的な女の子がいて、その子の過去探しとかなので単純なB級ホラーとは違い、ストーリー性があるので退屈せずラストまで楽しめた。
続編も作れそうな感じ?
主役の女の子は結構かわいくて、ホラーマニア的な感じも良かった。
この児童書、誰かが墓地からやってくる、読んでみたくなりました。
クラシックなホラー。ビギナー向け
物凄く基本に忠実なつくり。
呪いの本のギミックも、化物の造型も、怖すぎない程度に怖く、脅かしもやり過ぎない範囲。その分薄味感はあるものの、終始安定した仕上がり。
なんだか上質なお吸い物を飲んだ気分でしたw
オチはちと弱いかなぁ。
ホラー初心者におススメです。
物語を綴る意味
ホラーの主人公になれるんですか!?
いいんですか!?
なんて喜ぶ間もなく、毎晩毎晩ハイスピードで消されていく少年少女たち。
ほどよく怖くて観やすい、楽しい映画だった。
冒頭の雰囲気から「ジュブナイルホラーじゃないか〜!」と歓喜していたけれど、そう呼ぶには友情と愛情が薄めだったかな。
幻覚や夢ではなく、物理的で実体のある恐怖現象を起こしてくれることが嬉しい。
赤い部屋のメタボ女のビジュアルはひたすらに最高だし、意味不明で気持ち悪いし、生理的にしんどいシーンもきちんと味わえた。
地味にウンチ袋が酷すぎて笑った。
最初の犠牲者のやられ方が一番好き。
屈辱的で息苦しいことこの上ない。さらっと匂わせる連鎖。胸キュンしかない。もちろん意識は残っているんだよね。しんどいねえ苦しいねえ!
ベッドの下に隠れるやつも好き。追いかけっこと隠れんぼはいつどこでも絶対に怖い。
隅々まで綺麗に整ったストーリー。
各キャラクターの恐怖の対象はコトが起きる前にさりげなく伝えられ、象徴的なシーンがそれぞれに用意されている。
「物語を綴る」というテーマが最後までしっかりと貫かれ、終止符の打ち方もパーフェクト。
しかしなんだかあんまりにも優等生的にまとまっていて、若干の物足りなさを感じてしまったのも事実。
贅沢でごめんね。
圧倒的理不尽に力づくでぶん殴られるくらいのパワーを持ったホラーが好きなの。
怖い物語の主人公、なりたいな。
ファイナルガールになりたいな。
恐れ慄いて、次々減っていく人たちに嘆いて、恐怖の種を図書館で調べて回って、ついでに人肉を食べて、過去のトラウマを乗り越えて、絶対守ってくれるイケメンと生き残りたいな。ラモンめちゃくちゃ美青年だったな。
私の番はいつ来るのかな。
オールドスタイルのホラーですな。
先月から個人的にホラー作品強化月間に入ってましてw、気になるホラー作品をちょこちょこ鑑賞してましたが、今作も以前から気になっていた作品なので鑑賞してました。
で、感想は言うと、うん、まぁまぁw
普通に怖いのは怖いです。
でも、典型的なオールドスタイルのホラー作品で、「リング」と「トワイライトゾーン」と言った所でしょうかw
仲間が次々と消えていくけど、何処か青春映画っぽいし、なんとなく「グーニーズ」な感じもする。
原案・プロデューサーがギレルモ・デル・トロなら、邦画のリングも鑑賞済みかと思いますので、「その辺りのテイストを取り入れているよね。絶対!」と思うくらいにリングテイストな感じが盛り沢山w
呪いの元凶となるサラの生い立ちや悲劇的な死により、強烈な呪いを残す描写やステラ達が呪いの原因を調べるのなんて、リングのストーリーに似てるし、ラストの走り行く車を俯瞰で見るシーンはリングそっくりで完全に終わりではないと言うのもリングっぽい。
また、仲間がいろんな怪物に襲われるのもデル・トロっぽい。怪物のデザインもデル・トロが好きそうな感じだしw
監督のアンドレ・ウーヴレダルは2012年の怪作「トロール・ハンター」の監督ですが、それだけでなんかソソられますw
ホラーとしては普通に面白いのは面白いです。
最近では珍しいくらいのベタな感じのホラーで、いろんなフラグを立てるしw
ハロウィンの夜に逃げた先が曰く付きの封鎖された幽霊屋敷と言うのも定番でベタ。
気になったとは言え、勝手に曰く付きの本を持ち出す時点で天罰てきめんですよw
呪われても仕方ないでしょう!と言うくらいにベタですよね。
クライマックスでステラが再び幽霊屋敷に乗り込む際の幽霊屋敷の描写が「機動警察パトレイバー THE MOVIE」のラストの夜の「方舟」の描写に似てるのは気のせいかな?
最初は1968年から始まって、その恐怖は現代でも続いている…かなぁと思っていたら、1968年で完結してたw
なんでアメリカが激動的に揺れ動く1968年なの?と言うのは多分原作がそうなのでとかそれなりの理由があると思うんですが、まぁ弱いと言えば弱い。
でも嫌いじゃないw この辺りの時代設定もオールドホラーテイストなんですよね。
ツッコミどころはまぁそれなりにありますよねw
・近所と言えどトランシーバーって、そんなに電波飛んだっけとか
・ラモンを追い回す怪物って物理的攻撃効くの?とか
・ステラとラモンを留置場に入れた警察官のターナーって完全にとばっちりやんとか
・ステラとかを追いかけ回したトミーが最初の犠牲者になったけど、あとのスタジャンブラザーズは?とか
・チャックの姉のルースが最後は正気に戻っているのはちょっとどうなの?とか
・サラが拷問される様子の録音された筒が残ってるのはどうして?あんなヤバい物を記録物として残しているのってどうなん?とか
チャック役のオースティン・ザユルは主人公でないけど古い感じの主人公っぽい。
また、チャックが追い回された怪物が一番怖い。
あんなのに追い詰められたらもうアカンって感じw
あの真っ白でだるんだるんwとは思わなかった。
オバQのオバサン版リアルって感じw
もう、すんごい怖いです。
ラモンを追い回した怪物はなんかちょっとギャグになってるw
定番系な感じのホラーで鑑賞前の怖い本のイメージからはちょっとかけ離れた感じはあります。
怖い本と言うよりかは自働書記の予言書みたいな感じで呪いではなく、怪物に殺される(連れ去られる)。元は児童書なので、こうなのかなぁと言う感じ。
また、呪いの大元となるは貞子の様になかなか悲劇な運命の女の子なんですが、どうもラストまでの活躍が薄いかな。
といろんなツッコミをしながら、肩透かしはありますが、まぁまぁオッケー。
あんまり期待せずにハードルを上げずに観るとそれなりに楽しめますw
ベタではありますが、何処か懐かしい、定番のホラー作品として如何でしょうか?
6元祖こってり系ホラームービー
見るか見ないか
迷われている方は参考までにどうぞ👇🏻
オウ…イエス…アメリカントシデンセツムービーネ!
都市伝説風ですね、アメリカ人の友人が
どのクリーチャーもきいたこたねぇダガヤ!
って反応だったので
都市伝説風っていう設定が
日本人にも親近感があってとても見やすかったし
物語の種類も複数あると
ほかにどんな話がでてくるのかな〜と
見ている間わくわくできましたよ🎶
\まあでも見なくてもいいネ/
人気のでかたによっては
続編を作りやすい終わりかたで
ずるい…笑笑
続編なくてもそれでいい終わりかた…
なんかずるいぞと思ってしまった笑笑
私的にはどうせ作り話なら
もうちょいお涙ちょうだい系でも
許せたけどな〜
1番の盛り上がりがどこなのかが
分かりにくかったかなぁ…マジレス
余談
カタコトで思い出したのが焼きたて!!ジャぱん
という漫画のシャチホコってアメリカ人キャラクター
なんですけど無理やり名古屋弁を話すんでよねぇ
それを意識しました。
NI(ハーケンクロイツ)ON
1968年。ベトナム戦争真っ只中、大統領選にはニクソンが優勢。冒頭からこれだから、ちょっと普通のホラーじゃないぞ!と確信。よそ者として登場するラモンが現代の移民問題も反映させ、ベトナム戦争の召集令状から逃げていた男としても描かれているのです。さらに言えば、幽霊屋敷の家主は製紙工場を作った人物であり、工場から排出される汚染水の問題まで扱う社会派ホラーだと感じました。
そんな序章から、ハロルドと呼ばれる案山子が最初の恐怖。なぜかアメリカのホラーにはよく登場する案山子ですが、不良少年のトミーが最初の犠牲者になってしまいます。ステラが幽霊屋敷から持ち帰ったサラの本に書かれたハロルドの文字がなぜだか血文字・・・そして、毎夜新たな物語が書かれていくのです。
そのまま不良グループの兄ちゃんたちが次々と神隠しに遭うのかと思っていたら、ステラ、チャック、オーギーの仲良し3人組のメンバーも容赦なく犠牲者になっていく意外性。足の指が入ったシチューとか、ペール・レディとか、グロさと面白さを惜しみなく描き出していました。サラについてもっと調べなきゃ!と、ステラたちは新聞社や病院を懸命に調べることになり、やがてクライマックスでは時空を超えて・・・
好きなシーンはチャックの姉ちゃんルースのシーン。『デモンズ』だったかで見た洗面所のシーンを思い出しましたが、ニキビor吹き出物を潰そうとするも、それが徐々に肥大していって、何かが出てくる!ニキビはつぶすもんじゃないよという、洗顔奨励映画だったのかもしれません。
完全解決!全員解散!
いや、もう続かなくて良いから、シリーズ化なんか要らないから、って事で。
でも、探すんでしょ。あの2人。で、探してるうちに、本に新しい物語が書かれ始めたりするんでしょ。20年後とかに。次もデル・トロ監修なら観に行きますけどw
いずれにしても。やっぱり入門篇ですよね、これ。個人的にはゾーイ・コレッティに、眼鏡っ子萌えしてしまったので満足してます。と言うか、俺、マジでビビリ卒業宣言します。ちょっと怖かったけど、登場するバケモンさん達には、一々ツッコミ入れながら、軽くクスクスする程度の余裕は出て来た。
リアルに言うと、ベトナム戦争もヤバいでしょ?
って思うんだす。
ニクソン、お前も悪夢だよ。って事で。
病院の女の人が、誰かに似てるけど思い出せなくって、ストレス!
前日見たミッドサマーとは違い、正統派の Students' Horror で、高感度は高かったです。少なくとも、笑いどころは無かったから。と言うか、引きずってるな、俺w
ほのかな恐怖
死亡フラグビンビン立てた状態で死んでいく登場人物に対して少しイラっとしてしまうのは目が肥えてしまったのでしょうか。
ホラー映画は基本的に苦手で、観にいくときはビクビクしながら観にいきます。でも今作は優しいホラーだったので一安心です。
突然の物音で驚かすのは分かっていても、ビックリしてしまいます。やっぱり慣れない…
幽霊の造形がとても奇怪で、ずっと見てると酔ってしまうような感覚に襲われます(笑)
オチからして続編を作る気満々ですが、そこんとこはどうだろう…
映画.comの評価が4〜2に落ち着いてるのは不思議な現象。
☆☆☆★★★ 〝 霊柩車を見たら笑ってはいけない、次に死ぬのは貴方...
☆☆☆★★★
〝 霊柩車を見たら笑ってはいけない、次に死ぬのは貴方かも知れないのだから〟
奇しくも、映画フアンから評判を浴びる『ミッドサマー』とは一週遅れでの公開となった本作品。
あちらがアートホラーとするならば、こちらは王道のホラー映画と言えましょうか。
次の展開が読めないのが『ミッドサマー』ならば。登場人物達の台詞や行動を通して、「あ?次に殺されるのはコイツだ!」…と、丸わかり(´Д` )
その怖がらせ方も、突然ドカーンと来るのが如何にもB級ホラー感を漂わせていて、普通に観ていると「本当にもうどうしようもないな〜!」って感じではあるのですが…。
なかなかどうして、これがソコソコ面白いんですよ〜( ^ω^ )
先ず時代背景が1968年に設定されている。
画面には何度もテレビ画面にニクソンが映っていて。アメリカが当時のベトナム戦争の泥沼化に対し抱えていた闇がそこはかとなく漂う。
映画に映らない当時の出来事としてググッてみると。この1968年3月に、ベトナムで米兵がソンミ村を虐殺。4月には、あの公民権運動の中心的な人物だったキング牧師が暗殺された事で。全米各地でアメリカの大義だったベトナム戦争だったのが、一気に反戦運動が高まる中で、11月にはニクソンが大統領選挙に勝つ。
そんな時代背景を考えると。直接映画とは関係ないながらも、なかなか興味深い作品でもありました。映画史的には『ナイト・オブ・ザ ・リビング・デッド』が誕生した歴史的な年でもあるんですね〜(u_u)
映画自体も。当時の雰囲気から、小道具に至るまでしっかりと再現されていたのが好感触でした。
グロ描写はソコソコあるも、それ程…ではありました。変にキモいクリチャー達は、如何にもなデル・トモ印と言えましょうか。ある意味で笑えるキャラクターだったかも知れません。その辺りは批判されてしまうのかも?…と。
映画の中身は全く1968年とは関係なく。別に現在でも良さそうだったのですが、クライマックスで…。
あ〜なるほど! デル・トモやりやがったな〜!
まさかまさかの『君の名は。』のパクリ案件発覚!
クライマックスでの幽霊屋敷で、過去と現在に分かれての対決場面。今まさに同じ場所にて2人は同じ恐怖と対峙している…。
最後はちょっと都合が良すぎる気もしないではないですが、観ていて楽しかったから良きです。
でも、流石に口噛み酒まではパクれなかった様ですなあ〜( ˘ω˘ )
(そのシ◯ューに入ってる)「わたしの◯◯はどこ〜〜ー!」
2020年2月29日 イオンシネマ板橋/4
Sarah Bellows, tell me a story. 見せ方が上手。
ギレルモ・デル・トロのクリーチャー愛が相変わらず爆発していました。児童文学が原作だけあって、グロいシーンもなく子供でも見易いホラーに仕上がっています。出てくる化け物が何処と無くユーモラスな見た目で、そんなに怖くないのでホラー苦手な人でも安心。っと言っても容赦なく殺しにくるのですが。
基本的に子供が頑張るジュブナイル物って好きなんですよね。場面の見せ方とかもスゴく良かったと思います。本に内容が書かれて行くシーンなんか好きです。
確かにレビュワーの皆さんがおっしゃる通り子供のホラーデビューにはうってつけでしょう。私も観てる途中に私に負けず劣らずビビりな甥っ子をこれでホラーデビューさせてやろうかな?なんて思いました。
これがホントの糞野郎!
子供たちが、いわくつきの幽霊屋敷に忍び込み、秘密の地下室にあった赤い本を持ち帰ってしまったことから起こる恐ろしい出来事の物語。
前々から楽しみにしていたというよりは、ファーストデイだから観に行ったってのが本当のところだけど、普通に楽しめた作品だった。案山子の所とか足指シチューのところとかは結構ビクビクさせられた。無音もあそこまで引っ張るとさすがに怖いんすよ(笑)
また、どんなに進んでも同じ場所に辿り着くとか、どこに逃げようとも化け物が現れるとか、どうあがいても絶望みたいなシチュエーションはなかなか。
その他にも、サラ(化け物)がこうなるまでの闇の真相とか、時を超えたメガネとか、ここから先は私が…的なセリフとか、結構「おっ!」と思うシーンもあったし。
本作も、他のこの手の映画に違わず、前半ホラーからの終盤ダークファンタジーな展開。
終盤なんかは、それこそシェイプオブウォーター魚人じゃないバージョン(⁉)的な怪物と闘ったり、海外ホラーって最後はお化けと物理バトルする傾向にありますよね。それが凄い好きだったりするけど。
純粋な怖さレベルはそこまで高くはないけど、ヒヤヒヤなスリルを求める人にはお勧め。
しかし、序盤。いくらトミーが嫌な奴だからと言って、あんな報復のしかたはしなくても。
軽めのホラー作品
軽めのホラー作品です。グロいシーンはそんなにない。
悪霊にもそうなってしまった深い理由がある訳でして・・・
50年ほど前のアメリカの世相を加味した作品でその分興味深く見ることができた。
「IT」の前編が中学生向けなら、この作品はもう少し上の世代向けか。
続編つくる気満々の終わり方だけど、できるのかな。
凡百のホラーとは一線を画す
物語は人を傷つけ、物語は人を癒やすという冒頭のモノローグがその後も何度か繰り返され、本作品のキーワードとなっている。部屋に置かれた書きかけの文章は、眼鏡をかけた主人公が文学少女であり、好んで文章を書くことを示している。このことがストーリーにとって重要であることが後でわかる。
単に怖がらせるだけのホラーではない。過去の言い伝えと目の前で起こる超常現象を通じて、主人公ステラが人間関係や人の死について意識的と無意識的の両面で学び、優しさや強さを体得していく成長物語になっている。
時代は1968年。ベトナム戦争の最中であり、大統領選挙のさなかでもあった。国内は好戦派と反戦派に二分され、舞台となった田舎町では世界の警察としてのアメリカというパラダイムが支配的であり、戦争に行くことが是とされていた。しかしベトナム戦争は1955年に始まったから、1968年当時でも既に13年が経過している。戦争の理不尽さの理解が徐々に広まり、反戦の機運が高まろうとしていた時期でもある。戦争も理不尽ならモンスターも理不尽である。主人公たちには理不尽なものと戦う勇気が試される。
カメラのアングルは洋館の大きさを強調していて、ビデオゲーム「バイオハザード」の冒頭の洋館を思い出した。カメラワークはわかりやすい上に効果的だ。役者陣の演技もとても自然で、パソコンも携帯電話も普及する前の風俗をうまく表現している。
時代背景、言い伝え、子どもたちの行動など、プロットがとてもよくできていて、それなりに楽しめる作品であった。凡百のホラー映画とは一線を画していると言ってもいいのではないかと思う。
一番の恐怖は冒頭の袋
1968年ミルバレーでハロウィンに浮かれる十代半ばの子供たちが幽霊屋敷と呼ばれる空き屋に忍び込み不思議な本と出会って巻き起こる話。
赤い文字で書かれたその本の怪談エピソードが現実に。
から勝手に物語が書き足されて又現実に。
えっ?マンガじゃないけどトト神(ボインゴ)か?と思ったらデスノート?いや、それを遥かに超えちゃって何でも出来る究極の本という展開。
子供がストーリーテーラーであり主人公だからか、ファンタジーっぽさのあるホラーで、怖そうな描写はあっても悍ましさやグロさは無いつくり。
主人公と同年代ぐらいをターゲットにしたマイルドなホラー作品という感じかな。
むしろ心が疲れるこんな時にオススメしたい。
世の中エライことになっちゃったね。
恐怖や不安がストレスになって、努めて平常心をキープしてないと、殺伐とした気持ちに飲み込まれてしまう。
スキーを楽しむ神田うのを叩いてる人と、叩いてる人を叩く人。
ドラッグストアに長蛇の列なして紙類買い占めようとする人と、それを情弱だ、自己中だと嗤う人。
兎にも角にも安倍憎しの人。
こういう時に「日本は、」「日本国民は、」と主語が大きくなりがちな人。
気持ちはわからなくないけど、怖いよ。
自分もそうなりそうなのも怖い。
それに比べたら映画館の中では、
「お化け屋敷からオバケが出てきてギャー!!」なんて、すっごい健全。
「振り向けば廊下の奥からオバケが来てギャー!!」とか、癒やされちゃう。
半分本気でいうと、「あぁ、やっぱ映画館で映画観るのイイな」って思うよ。特に疲れてる時はぬるめのお湯にゆっくり浸かるのがイイように、心が疲れた時はぬるめの映画をゆったり観るのがイイんだと思った。
そういう意味で『スケアリーストーリーズ』はちょうどいい塩梅。
ホラーほどエグくない。
怪談というほど不気味じゃない。
殺人鬼や死霊ではなく、
オバケが出てくるコワイ話。
「私、怖がりだけど、たまには怖がりたい!!」
そんなホラー苦手派の人が、安心して怖がれる1本だし、おすすめよ。
スケアリーというより子供のダークファンタジーだね
予告ありのホラーに今度こそはと期待して観賞。が、またもや子供だましの内容で、途中からこのまま終わるのではという違う意味での恐怖に。
決してスケアリー(怖い)ではない。子供が夢で見るおとぎ話で、ちょっとオカルト要素が入った怖いテールという感じ。心理的に訴える演出も描写ももの足りず。
児童文学からヒントを得たらしいからそれも当然かな。
それにしてもこの手の映画、必ず自分で原因作ってるのがワンパターンすぎ。因果関係重視でなく理不尽な怖さもあってもいいかな。
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