「児童書が元だけに、ホラー要素も柔らかめ」スケアリーストーリーズ 怖い本 りんたろさんの映画レビュー(感想・評価)
児童書が元だけに、ホラー要素も柔らかめ
ホラー初心者でも見てオッケーな映画でした。
個人的にはホラー映画は嫌い。相当話題になった映画でない限り、進んでみることはほとんどない。
今回も、妻の希望で見ることになった。(妻はホラー好き)
ホラー嫌いの私が見ることを決意したのは、レビューの多くが、ホラー入門編だとか、そこまで怖くはないだとか書かれていたから。
実際見た結論としても、それらのレビューは正しかったと認める。
驚かされるシーンがないわけではないが、良心的(笑)だし、グロいシーンもない。
被害者たちは殺されるというよりも、いなくなるということだから。
原作というか、元が児童書がコンセプトだからかね。
原因となる女の子にも壮絶な過去があって、それが今回の騒ぎを引き起こすわけだが、そのへんのストーリーもわりかしちゃんと作られてる印象。
ホラー撮りたいだけの、とりあえずのストーリーというわけではない。
原因を推理して、突き止めて、解決するという王道の流れもあって主人公たちを応援してしまう。
出てくる怪物は、やはりアメリカ産なんだなという印象。
当たり前だけど日本ぽくない。
最初の怪物にやられるシーンと、病院で逃げ回るシーンは恐ろしさの印象が強い。
ホラー嫌いだけどこの映画見たいんだよなー、とかいう人がいたら、多分見ても大丈夫だよ。
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