劇場公開日 2020年2月28日

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「これがホントの糞野郎!」スケアリーストーリーズ 怖い本 MARさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0これがホントの糞野郎!

2020年3月1日
PCから投稿

悲しい

怖い

子供たちが、いわくつきの幽霊屋敷に忍び込み、秘密の地下室にあった赤い本を持ち帰ってしまったことから起こる恐ろしい出来事の物語。

前々から楽しみにしていたというよりは、ファーストデイだから観に行ったってのが本当のところだけど、普通に楽しめた作品だった。案山子の所とか足指シチューのところとかは結構ビクビクさせられた。無音もあそこまで引っ張るとさすがに怖いんすよ(笑)
また、どんなに進んでも同じ場所に辿り着くとか、どこに逃げようとも化け物が現れるとか、どうあがいても絶望みたいなシチュエーションはなかなか。

その他にも、サラ(化け物)がこうなるまでの闇の真相とか、時を超えたメガネとか、ここから先は私が…的なセリフとか、結構「おっ!」と思うシーンもあったし。

本作も、他のこの手の映画に違わず、前半ホラーからの終盤ダークファンタジーな展開。
終盤なんかは、それこそシェイプオブウォーター魚人じゃないバージョン(⁉)的な怪物と闘ったり、海外ホラーって最後はお化けと物理バトルする傾向にありますよね。それが凄い好きだったりするけど。

純粋な怖さレベルはそこまで高くはないけど、ヒヤヒヤなスリルを求める人にはお勧め。

しかし、序盤。いくらトミーが嫌な奴だからと言って、あんな報復のしかたはしなくても。

MAR