「自分の欲望を知ってる人は強い。」リンドグレーン だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
自分の欲望を知ってる人は強い。
クリックして本文を読む
アストリッドは自分のしたいこと、欲しいもの、大事にしたいことが、若い頃からわかっていた人だと思う。
1920年代くらい?で、そんな女の子はそういなかったと思う。
友達の父親に欲情して、自ら誘った彼女はかっこいい。
その結果に苦労があったとしても立ち向かい、クヨクヨして当たり散らしたとしても、前に進んだ。
自分の欲望を自覚して自分勝手に生きる。それでいいと思う。
後悔なんてしない、たぶん。
アストリッドのダンスも良かった。カッコええダンスだった。
あと、年代がわからなかった。電話あるしな、第二次世界大戦前っぽいけど、画面明るいな。とか迷ってた。
観賞後にアストリッドが1907年生まれとWikiさんがゆうてるので、16歳ってことは1923年ね、と。
1923年のスウェーデンを知ってるわけじゃないけど、想像よりも現代っぽい画だったなーと。些末なことだけど。
デンマークでお世話になったマリーがええ人だった。
アストリッドの父と母は、時代を考えれば寄り添ってくれた方だと思うよ。
ラストにラッセを母が抱いて家族で教会に堂々と行くってゆうのが、唐突やなーとは思った。そしてそんなにあっさり?とも思ったけど、まぁ尺の都合かな。
職場の優しげな男性が「リンドグレーンさん」だと知らされて、はぁんこの人と結婚すんのね、と読める展開に、安堵しました。
コメントする