HOKUSAIのレビュー・感想・評価
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北斎が更に好きになった
葛飾北斎、不器用だったんだろうなぁと思える人柄が表現されていたと思う。
晩年の作品で注目された人生には、人生100年時代という今の私たちに、勇気を与えてくれる。
喜多川歌麿、東洲斎写楽を切手の世界で子供の頃から知っていたが、葛飾北斎は少し大人になって知った。今は、浮世絵の中では一番好きだ。
撮り方が素晴らしい!
このカメラワークはすごいですね!
撮り方を知っています!ひとつひとつのカットが素晴らしい!映像に見入ってしまいます。
ただ、それだけに、前半の柳楽優弥くんのパートと、後半の田中泯さんのパートの対比が際立ってしまいます。
前半はかなりの部分、創作だとは思いますが、キャスティングも素晴らしく、それなりのテンポでストーリーが展開していきます。
それに対し、後半はかなり間延び感があり、前半のテンポの良さがなくなってしまいます。
しかし、前半の柳楽優弥くんのパートで、いつの間にか夫婦になっていますが、あれは何だったんでしょうか?
自分が居眠りしてしまったかな?と思いましたが、それくらい何も描かれていません。そして、いつの間にか子を身ごもって、キスシーン?そして子が生まれる?
ん〜、どうなんでしょう…、後半の間延びの仕方を考えると、この夫婦になる部分を丁寧に描いて、後半を短くテンポよくいけば、なかなかいい作品になったんじゃないでしょうか。
ちょっと、チグハグな感じがありますね。
しかし、キャスティングが良くて、撮り方、演技もいいので、皆さんも、ぜひ劇場で観てみてください!
芋生悠さんの演技も良かったでありんす!
絵の感動が欲しかった
欲張り過ぎたんじゃないかな?
2時間で90年分は無理がある。どこか1ヵ所に焦点を合わせて脚本を書いて良かったんじゃないかなぁ。たとえば、自分の描きたい絵を見つけるまでとか。
全体的に雑だなぁ。
【見えないものを描く】
本当は、見えないもの(も)描く、だと思う。
それが、北斎の真骨頂だ。
「第三の男」で、ハリーことオーソン・ウェルズがアドリブで話す名台詞中の名台詞セリフがある。
「イタリアは、ボルジア家圧政のわずか30年間でミケランジェロ、ダビンチ、ルネサンスを産んだ。スイスは500年もの平和と民主主義の時代に何を産んだ。鳩時計だ。」
この作品の中には、幕府が美人画など浮世絵を取り締まろうとする場面が多く出てくるが、この色っぽい美人画やデフォルメされた役者絵などの芸術は、江戸の町人の自由な雰囲気や気質がもたらしたものだ。
ルネサンスのボルジア家は、パトロンだったが、幕府は、この自由な芸術ともともと対立関係にあったわけではない。
それに、絵師や版元は、幕府の禁制に真っ向から対抗したのではなく、うま〜く切り抜けようとしていたところも江戸っ子の愛すべき姿勢だ。
イカ揚禁止令が出ると、揚ってるのはタコだ。凧揚げだと言い切るユーモアを江戸っ子は備えていたのだ。
幕府の取締りは、当初と異なり、寛政の改革で強化されることになるが、喜多川歌麿は、大首絵がダメと言われたら、三人の美人画を描いたり、茶化しながらイタチごっこをした挙句、結局は捕まってしまう。
これで歌麿は筆力が衰えたとする見方もあるのだが、ところがどっこい最晩年に最高傑作と言われる肉筆画「雪月花」(「深川の雪」「品川の月」「吉原の花」)を残した。
長い前置きで申し訳ないが、このレビューには心ないものが結構あるように感じる。
僕の知識で恐縮だが、この作品は、北斎の、いくつかの肉筆画や浮世絵、北斎漫画などを取り上げながら、特にグレートウェーヴと称させる波の表現の変遷を通して、葛飾北斎の長い生涯を見せたかったのではないかと思う。
最初に蔦屋に認められた波の絵は、少し退屈に見えるかもしれない。
しかし、この作品があったからこそ、世界で最もよく知られた「神奈川沖浪裏」が、どんな意図を持った絵だったのか判ったのだ。
この「神奈川沖浪裏」の三艘の舟は実は一艘で、波の変化に翻弄される三つの場面の組み合わせだったのだ。
そして、視点の中心をどこに置くのか、構図は…、大小の円を組み合わせることによって生まれる大波のダイナミズムなど、観る側も波に飲み込まれるような感覚を覚えることになるのだ。
北斎にとって、波は一様ではないと云う点で、大きなテーマだったのだろう。
北斎は、こうした波を起こす風や、空気をも多く描いている気がする。
赤富士として知られる「凱風快晴」は、その名前の通り、凄まじい風が富士山の雲を振り払っているのだ。
黒富士でも稲光と強風が感じられる。
北斎は花を描くにしても、強風に揺られながら耐える様なども描いている。
「罌粟(けし)」という作品がそれだ。
北斎は青にも拘ったことが知られている。
「甲州鰍沢」は、後年、色鮮やかにされたが、もともとは、映画でも描かれる、北斎がお気に入りの藍色だけで表現された作品だ。
赤富士も元々はピンク富士で、北斎は色彩の微妙な虚ろいを表現したが、後に摺師が赤に変えてしまったのだ。
オリジナルは、大英博物館が保有している。
浮世絵が、絵師、彫師、摺師と如何に分業制になっていたのかと云うことだが、これも作品中で触れられている。
あれこれ書いたのは、実は、エンドロールで浮世絵協力として紹介されるアダチ版画研究所の刷った作品を所有しているからだ。
90年も生きて、亡くなる瞬間まで描き続けた人間の生涯だ。
それも、ずっと進化し続けたのだ。
特定の時期の個性に囚われずに生涯を描きたかったのだろう。
若い頃の作品は少し退屈だから、後半生にフォーカスしたらという意見もあるように思うが、前半生の蓄積が後半生の肥やしになるのだ。
まあ、そんなことを言うんだったら、北斎の画集を見るなり、ネットで検索するなり、すみだ北斎美術館や、太田記念美術館に行くなり、小布施に行くなりしてから、映画を観る方が印象深い気もする。
映画化もされた杉浦日向子さん原作の「百日紅」も面白いし、寛政の改革云々はあるが、江戸は自由で面白かったような気がする。
壮大さがそれ程見えてこない・・・・
柳楽君と田中さんは頑張ってました
阿部さんも良い味出してました
何故、若いころの北斎にそれ程入れ込んだのかが分からなかったのが残念・・・・
写楽や歌麿の方が当時は人気があったのか?
そんな風に見て採れました
北斎の凄さは長寿?
北斎を映像表現
この映画を物語としてみようとしたら迷路に入ります。北斎という人物を予習しておき、イメージ映像の表現としてとらえれば、十分楽しめます。私も、最初は眠かったけど、だんだん伝わってくると引き込まれました。後半、田中泯さんが本当のHOKUSAIのように見えてきました。
うーん
歴史好きだが、北斎の絵は美術館に行くほど好きだったが、北斎の生い立ちをあまり知らなかったので楽しみに情報を入れないでみた。
二人が主役ということ、話が分かれているのが斬新ではあったが、あまり僕にはしっくりこなかった。
ただ、二人の主役の演技、阿部寛は良かったです。
終わったあと、あらためて北斎の生い立ちを調べようと思いました。
稀代の天才を描くのは不可能かもしれない
子供の頃に確か、ゴールデン洋画劇場特別編として「北斎漫画」を観た。覚えているのは巨大タコのエロいシーンと、雨が降ると北斎が走り出すシーンくらいで、実はストーリーとかは全然覚えていない。でもそれをきっかけとして、私はその後浮世絵なるものに興味を持つようになり、美術館で浮世絵展等があると必ず足を運ぶようになった。なので今回実は結構期待していた。
映画製作の際には、恐らく2時間程度という、いわゆる目安のようなものがあると思うのだけれど、それに縛られるとやはりエピソードを端折る必要が生じるだろうし、またそれぞれのエピソードと物語の脈絡に整合性を持たせるのも難しくなってしまう。今作はチャプター分けをすることによって物語を飛躍させていたけれども、例えばコバルトブルーのくだりとか風に吹かれる描写のくだりあたりは取って付けたような印象をどうしても覚えてしまう。この作品は3時間を超えるようなボリュームを持たせても良かったのではなかろうか。例えとして適当かどうかは分からないけれど、山崎豊子の分厚い小説を読破した後や、ゴットファーザー3部作を観終えた時の、どっと押し寄せる心地よい疲労感のようなものを持たせることもできたかも知れない。
全編を通して、色彩の美しさが素晴らしかった。特に吉原の遊郭の猥雑な色使いと怪談話をしている時のロウソクを覆う青い和紙が印象的だった。花魁の麻雪も神秘的ながらも淫靡な魅力があって良かった。
本編終了後のエンドロールの背景が黒一色だったのが残念でならない。限られた時間なのだから作中のエピソードのモチーフになった作品を紹介するような演出があっても良かったのではなかろうか。
全く持って余談なんだけれど「あさま〜♪」と子供が唄うシーンで、「男たちの挽歌」の少年少女合唱団が唄うシーンを思い出した。
話や関係性が入ってこない
浮世絵師の中で葛飾北斎は特別な気がしてしまう。人物画よりも風景画に有名な作品が多いからだろうか。そんな北斎の作品に触れた体験でインパクトが残っているのが子ども時代に観た「北斎漫画」という映画。樋口可南子とタコが絡む春画を描くシーンがキレイでエロくて強烈だったことを覚えている。
そうか、北斎が主人公の映画ってあれ以来になるのか。しかも主演2人のキャスティングもいい。そりゃ期待が高まるってもんだ。
2人とも絵を描くシーンが印象に残る。細い筆で繊細な線をさらさらっと描いていく。あの演出はなかなかだった。富嶽三十六景の版画が出来上がる行程もなかなか面白い。でも、それくらいだったかも。
全体的になんか話が入ってこない。エピソードをつなげただけのような…。登場人物の関係性も今ひとつ深みを感じないし。北斎が描きたいものを描く!というスタンスを守り通したって話でもないんだから感動しづらい。
期待していただけに残念だった。
タコと樋口可南子の絡みのシーンを強烈に覚えている「北斎漫画」の方が心に残る映画だったってことか(思春期の妄想をかきたてただけだとしても)。
チグハグでストーリーが噛み合わない
北斎に見えてこない。
青年期と老年期の話が、繋がらず別人の様。
シーンごとの切り替わり方もよくわからない。
映画全体を一つのストーリーとして認識できなかった。シーンごとを見れば良かった部分はあった。
田中民のベロ藍を被るシーンも、誇張してはいるが俳優の良さを引き出したシーンだった。だがなぜこういうシーンが生まれたかなどの伏線が一切ない。
何が言いたいのかわからないまま終わってしまった。
いつか本当に北斎に迫る映画を観てみたい。
魂注入
駆け出し絵師の勝川春朗が北斎となり晩年までのお話。
勿論葛飾北斎という名前や冨嶽三十六景位は知っているけれど、特に錦絵にも浮世絵にも絵にも造詣がある訳では無く観賞。
師匠に楯突き兄弟子を殴り勝川春章に破門され、うだつの上がらない絵師だったところを耕書堂の主人に声をかけられて…というストーリー。
自身に足りないものが見えず、根拠のない自信に溢れた山猿の挫折と開眼や、挿絵画家としての活躍と、冨嶽三十六景への背景等、どこまで事実かは知らないけれど、波瀾万丈でとても面白かった。
そして柳亭種彦含め表現者としての心情や誇り等、言いたい事も言えないこんな世の中じゃPOISONだった。
そういえば柳亭種彦は享年60歳(汗)
メリハリに欠ける
この映画で何を伝えたいのかはよく分からなかったが、わたし個人としてはもっとメリハリが欲しかった。
北斎が目覚めるまでの鬱々としたところから目覚めて作風が変わるところまでの変化をもっと大袈裟に表現して欲しかった。
あまりに北斎が普通の人すぎて面白くなかった。
でも北斎の絵が凄く美しくて、そこだけは良かった。
2時間通して何を得れた?
ワンデーフリーパスポート3本目は「HOKUSAI」です。
そもそも時代劇が苦手だし、予告からしてもあまり面白いと思わなかったが、柳楽優弥主演ということで鑑賞。なので、期待値は低めです。
う、うーん...。面白くないなぁ。
わかっていたけどつまらない。
役者に頼りすぎてストーリー適当すぎます。
のちの葛飾北斎(柳楽優弥)となる勝川春郎は江戸の町の片隅で、食べることもままならない生活を送っていた。そんな彼を見出したのは、当時無名の絵師の写楽を世に出した版元・蔦屋重三郎(阿部寛)だった。
役者は素晴らしい。
目当ての柳楽優弥はもちろん、北斎の老年期を演じた田中泯や久々に見た気がする瑛太、蔦屋重三郎の阿部寛や玉木宏などなど全員思いが強く、とてもいい演技をしていた。
ただ、この映画非常に退屈。
4部構成ということもあってか、話が途切れ途切れでしかも1章ごとの終わり方もあっさりしすぎているので、映画である必要を感じられない。見てて思ったが、テーマ的にも大河ドラマ向けな気がした。
129分も北斎に焦点を当てているのにも関わらず、彼がどのような苦悩を乗り越えたのか、何故このような絵を描こうと思ったのか、そしてどのような影響を与えたのかなど全然描けておらず、彼について知れず、好きになれない。北斎について伝える気ある?
細かい演出も気になる。
なぜ泣く少年、わざとかのようにぶつかる男2人、話に集中できない歌声...など全てが雑で古臭さを感じる。それやっとけば様になるとでも?笑
もっと笑いどころだったりシリアスな場面だったりがあったら良かったのに、そういうのが皆無なので見応えゼロ。見終わって抱く感想は「眠たかった」。2時間が長いこと長いこと。疲れました
役者の無駄遣いとはこの事。
全員とてもいい演技をしているので残念で仕方ない。
時代劇見るのやめよっかな〜笑
葛飾北斎の「青」が…
北斎と言えば「青」‼︎
「富嶽三十六景」で「プルシアンブルー」とも呼ばれる青色絵の具の「ベロ藍」である。日本人のみならず世界の人々を魅了した、この青をどのように映画の中で魅せてくれるのか楽しみにしていた。なぜならば色彩学では、青は冷静、沈着、赤や黄色で躍動感や生命力などを表す。しかしながら、北斎の青は常識を覆すような生命体のパワーを作品から感じるからである。ところが、映画の青の使い方が雑で、この映画からはそのパワーは残念ながら感じなかった。素晴らしい役者陣、柳楽優弥の目力と田中泯の演技力だけでは北斎の作品のパワーを出せなかった。また、版元の蔦屋重三郎(阿部寛)の最初の白の羽織りはキャンバスを表し、喜多川歌麿の赤の着物も良いし、期待できると滑り出し良かった。しかし、歴史的背景からあり得ないのではないか?と思われる蔦屋重三郎(阿部寛)の全身、紫色の着物(奢侈禁止令からも商人が紫を使えるはずもなく)は丁寧さを感じる事ができなかった。映画パンフレットは良かったので気持ちは救われた。
いきなり数十年後かよ。
私が見たかったのは若き北斎のサクセスストーリー。その数十年が見事にスルーされている。残念。歌麿呂や写楽のその後も見たかった。まああの有名な絵の誕生が描かれたのはせめてもの救い。
しかしあの時代、絵や小説で死罪もありとは恐ろしい。今の漫画家、ラノベ作家は幸せだよ。
酷すぎる駄作
何だこれは???良いとこ一つもない映画。脚本が全くの素人、感情の乗せ方とか分かってないのがバレバレ。監督の人選も間違ってるでしょ。この手の動きのない映画に橋本一使っていい事ある分けがない。案の定、雨で絵の具ぶっかけたり、瑛太のよく分からない死に様見せられたり、いいところ無し。良くコロナだとか言って延期したと思う。こんなの延期しようが誰も見ないよ。大コケ間違いなし!オリンピックに向けて海外の人に北斎をもっと知って欲しいとか、海外で人気の北斎をオリンピックに便乗して映画売る考えなら海外映画祭出せよ。なんでコネの東京国際映画祭だけなんだよ。プロデューサー、脚本家、監督とどれを取っても最低。唯一田中泯だけはハマっていた。星ゼロって出せないのが残念。
脚本は今一つ気に入りませんが、次の時代劇に期待です
冒頭、無名でお金もない若き北斎が高名な花魁の裸を描写するシーンがありますが、この当時、高名な花魁には金持ちであってなかなか会うことができず、ましてや一見さんが会うことは非常に困難と聞いたことがあります。
この時点で、この作品大丈夫かなあーと不安になりました。
映画は4章立てで、第1章はライバル(歌麿、写楽)、版元(阿部寛)の絡みもあって持ち直して結構楽しめました。ただ、2章以降は、話が全然盛り上がらない。
高名な富岳三十六景を描いたのは老年期だし、ネタはありそうなんですけどね。老年期を演じた田中泯さんの演技は悪くはなかったです。
不満な点をあげると、
・描かれた場面が歴史上のどの時代にあたっているのか説明がないので理解しずらかった。
・絵は世の中を変えることができるという北斎の信念は結局どうなったんでしょうか?
・終盤で新旧2人の北斎が描く浪の絵は何でしょうか(小布施の絵?)
・△△を斬首扱いした時点でやはりこの作品の脚本はダメだと思いました。
(武士にとって切腹は名誉ですが斬首は重罪の場合です。あの描写はありえない)
他に書いている方がいらっしゃいますが、スターダストプロモーションの社長夫人が脚本・製作されているとか。さらに、北斎(老年期)の娘役で出演もなさっている。
(同事務所所属 北斎(青年期):柳楽優弥、妻:瀧本美織 他)
時代劇はお金がかかるので製作しにくいと聞きますが、大手芸能プロダクションなら資金面の不安はないでしょう。次回作に期待します。
途中まで良かったんだけど
タイトルがローマ字な通り、海外向けの映画なのかなと思った。ホクサイだしサムライだし。
阿部寛が出ている間は面白かったけど、後半はちょっと退屈。誰が悪いとかではなく、単純に登場人物が弱くなり、ストーリーも平凡になった。
これは、、、単純に北斎の人生と、周りのキャラのせいなのかな。
まともな人過ぎるような
第一章は惹き込まれました。第二章以降もっと人間模様ではなくこうして北斎漫画はうまれたとかそうゆうエピソードが見たかった。町中で人を描いている姿は倒れる時のみ。北斎はもっと家の中でなくスケッチをいっぱいした人だと思う。そして面白みもある。映画の北斎は何というか常識人すぎるし、真面目すぎる。もっと絵も楽しんで描いていたのではないかと作品を見て思う。稀代の絵師北斎。もっともっとスケールが大きかったのではないかと思います。
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