ジョジョ・ラビットのレビュー・感想・評価
全376件中、81~100件目を表示
ウサギのフワフワからの落差よ
イカれた戦時中を朗らかに生き抜きつつ、人種関係なく人間を守ろうとしたママの生き様に泣いた…。
序盤のウサギのモフモフからの暗雲立ち込める流れとか、もう109分での出来事とは思えない。
とにかく、もう戦争はしちゃいかんよ。
久々に映画見て嗚咽するほど泣いた。コメディタッチの反戦ものだよね〜...
久々に映画見て嗚咽するほど泣いた。コメディタッチの反戦ものだよね〜と油断していたら、綺麗に不意を突かれました。ナチス政権下の笑えるぐらい偏った思想に染まった人たちも含め、実は基本的に善人しか出てこない。現実もそんなもんかと思う。一人一人は普通の人たち。そんな人たちが戦争のために洗脳され、引き裂かれ、憎み合わないといけなかった悲しさ。
アーティスティックで愛溢れる映画
賛否あるかな・・・とは思います。
画が美しい。音楽もいい。
現実的ではなく、ブラックユーモア、コメディ。
でも残虐シーンや無理矢理感動を入れ込む下手なナチス、戦争映画よりずっとずっとメッセージ性があり、愛に溢れている。
とてもよかったです。
ママの靴がステキと思ってたら~・・・。
スカーレットヨハンソンマジで好き❤️
スカーレットヨハンソンが美しくて大好きな事と、ヨーキー役の子がめっちゃ可愛い😍
歴史はあまり詳しくないですが、ユダヤ人が差別され大量に虐殺されたというくらいは映画やテレビなどで知っている。映画の中にはホロコーストはなかったんじゃないかという内容のものもあるは知っている、そんなレベルの僕でも人は皆平等だということくらいはわかる。
そんな映画。
仕事早退、劇場直行。二本立て一本目。 主役の子役が愛らしい。敗戦直...
仕事早退、劇場直行。二本立て一本目。
主役の子役が愛らしい。敗戦直前のドイツ🇩🇪を風刺した前半、笑ってしまう。
シリアスな後半、ユダヤ人役の子が可愛い、うちの娘に似てる(笑)踊れる幸せ。踊りはうちの娘の方が俄然上手いぞ、なんせ専門ですから。
見る価値大いにあり。ヒトラーもこんなになっちゃいました(笑)
トータルでAランク
とても好きです。
戦時下でのある少年の成長物語。
実際は、ハードでやるせない内容だけど、
コメディな部分のバランスがちょうど良く、
観終わったあと、少年や少女の強さに未来を感じることが出来ました。
音楽も衣装もとても良かったですし、
奥行きのある画の撮り方が非常に好きです。
俳優の皆さんのキャラクターも個々に面白く、
スカーレットヨハンソンが、とてもステキなお母さんでした。
オシャレなB級っぽいんだけど、
トータルでAランクみたいな、
印象に残る作品。
子どもの視点で描く戦争
イマジナリーフレンド アドルフとジョジョの掛け合いを楽しみつつ
主人公ジョジョ(子ども)の視点から見た戦争
を体験する映画でした。
戦争を体験すると書きましたが、主人公 ジョジョの
子どもならではの視点で描かれているため、とてもポップに描かれています。
ポップはポップなんですが…、そこは戦争。
その事実から逃れられず、少しずつジョジョが大人になることで
戦争そのものの見え方が変わっていく
そんなことを感じながら鑑賞しました。
とてもよかった…。
われわれにできない芸当
ジョンブアマンの戦場の小さな天使たちで学校が爆撃に遭ったとき、子供たちが空をゆく敵機を仰いで「サンキュー!アドルフ!」と言ったのを覚えている。
子供が子供ゆえに、戦況ともイデオロギーとも無縁なほど、マジカルなペーソスになりえることを私たちは知っている。それを縞模様のパジャマの少年やLife Is Beautifulに見てきたからだ。本編はその名画たちの方法論をもっと大胆に深化させている──と思う。
ジョジョとヨーキーには基本的に演技の気配がなかった。台詞をおぼえて、動作を指示されて、はいアクションで、それをやっている──という感じがまるでない子供だった。加えて、ふとしたとき素の表情があらわれた。なにげに、カメラを向けていないかのような自然体の顔を見せる。とりわけヨーキー君のシンギュラリティの絶妙さは凄かった。アニメだってこれだけadorableには創れない。
…続きを読む
忘れ去られるあの時代の物語。
最近は第二次世界大戦時を舞台にした映画やTVドラマにあまり遭遇する機会が無くなった気がする。自分が子どもの頃は夏休みとかに戦争映画の放送や、戦争ドキュメンタリーとか頻繁にテレビで放送されてた記憶がある。
で、この「ジョジョ・ラビット」は久しぶりに観る「あの時代が舞台」の映画。
10歳のジョジョが見る幻影のヒットラー(こいつが彼に付き纏う。)や反ナチスの母親に匿われたユダヤ人少女によってストーリーが展開される。
スカーレット・ヨハンソン演じるジョジョの母親は正直あまり印象に残らない。
それよりも頻繁に現れる監督自身が演じるヒットラー。これはジョジョ自身が裏で感じる思いを彼自身に言い聞かせているような印象がある。
また、ユダヤ人の少女とのやりとりが重要。思春期に差し掛かる年齢の男の子の姿が純粋に描かれている。
人類の暗部をコミカルに明るく描いた傑作
個人的には余りビビッと来なかったが、人類の負の歴史をコミカルに明るく描いたのは凄いと思った。勿論、少年のキャスティングが良かったと思うが、スカーレットヨハンソンとサムロックウェルの存在感は流石!!
比べてはいけないが「戦場のピアニスト」と対極的な描き方で、個人的には戦争絶対反対なので、後世に残す事も考えて「戦場のピアニスト」の方のリアルな怖さを支持してしまう…。
ジョジョが愛おしくてたまらない!
子どもの視点から戦争を描いた映画といえば、『禁じられた遊び』が思い起こされるが、こんな描き方もできるのかと驚かされた。コメディの体裁をとりながら、それでも戦争の悲惨さを伝えてくれている。母親が何をしていたのか、ジョジョは知らない。ジョジョにとって大事なことは、「ヒトラーユーゲント」に入り、活躍することであり、母親やエルサとの時間がすべての小さな世界で生きている。それでも、戦争ってやつは身近に迫ってくる。日常として… 無邪気でいいところもあるジョジョが、単にあこがれの対象にすぎなかったヒトラーを乗り越えて、世間に流されるのではなく、自分の気持ちから事態を見極めるようになってくれたことがうれしい。ジョジョの友だちも気づいていたけど、子どもにだってわかるのだ。戦争の本質が! それから、サム・ロックウェルが最近いい奴を演じているのが不思議な気がした。『リチャード・ジュエル』といい、本当にびっくり。…続きを読む
やんわりとした反戦映画
ヒトラーの妄想と会話してはしゃいでる軍国少年ジョジョ。
しかしウサギが殺せなかった事からウサギ扱いされ、ヒトラーユーゲントの訓練中に手榴弾で誤爆して、訓練から脱落、顔には傷、足には障害が残る。
しかしイジメられっこオーラを醸し出すジョジョに対して母親の強いこと強いこと(笑)
そりゃそうだスカヨハが母ちゃんなんて強いに決まってる(笑)
しかも母ちゃんドイツ人だけど戦争はキライ
バリバリのヒトラー信者の息子ジョジョとは揉めてしまう。揉めたら母ちゃん、顔に墨つけて髭にして息子を叱るシーンみたら息子の妄想癖は遺伝か?と思った。
おまけに家で壁の中に住むユダヤ人女性エルサを見つけるが体力でも口でも負けてしまう…やられ通しのジョジョ。ろくに友達も居ないのでエルサに絡むが毎回やられてしまう。流石に10才のぼくちゃんでは敵わないのは仕方ない。
しか…続きを読む
脚色賞納得
ストーリーを単純に追ってもまぁいい作品だか、映画で観てこの作り方でこそ輝く作品であると思う。監督自身のヒトラーも良かったし、映画としての良作だ。
単純にナチス批判オンリーの作品ではなく、たまたま題材がドイツであっただけである。人は色々な影響を受けて変わっていく、そういった真実をコミカルにシニカルに描いていると思う。
傑作
この映画は、とにかく第二次世界大戦の悪しき世の中をコミカルに、また子供目線で描いている。主人公を含む多くの子供が、幼い時からヒトラーによる洗脳を受けてしまい、ユダヤ人や戦争に対する価値観がすでに出来上がってしまっている。でも、そんな教育を幼い頃から徹底したとしても、決して人間の本質は変えられない。人は誰かを愛し、また人から愛されなければ生きていけない。主人公は、ユダヤ人の女の子と出会い、交わりながら、様々なことを経験し、その価値観を少しずつ取り払っていく。
”Love is the strongest thing in the world “
これに尽きる。
映画館で観られなくて残念
ひかりTVにより吹替版を視聴
作業のついでに観るつもりで吹替版を選んでみたが、ハマってしまった。
どこまでがおふざけなのか分からないような展開から始まり、だんだん狂気の方向へ。
最後は歴史が示すとおり。
良質な映画に思うが、限られた映画館のみの上映で、映画館で観られなかったのが残念。
ロックでポップでかわいらしい、真摯なお話
戦争映画、それもナチス政権の、目を覆いたくなる残酷で狂気の時代を、こんなふうにポップにユーモアと皮肉を込めて描き、成功させていることに賞賛を送りたい。
主人公のジョジョの表情や表現はすばらしく、親友のおデブのヨーキーが精一杯大人ぶったセリフを言うところもたまらくキュートだった。
前世代に向けたユニークでおしゃれでかろやかな、反戦映画。
全376件中、81~100件目を表示