劇場公開日 2020年1月17日

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ジョジョ・ラビットのレビュー・感想・評価

全389件中、241~260件目を表示

5.0すべてを経験せよ、絶望が最後ではないのだから(リルケの詩) 戦争中...

2020年1月27日
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鑑賞方法:映画館

すべてを経験せよ、絶望が最後ではないのだから(リルケの詩)

戦争中にも関わらず、出てくる人たちに悪い人はいなかった。
あのアドルフ(タイカ・ワイテティ監督自ら演じた)にしても、どこかひょうきんな感じでどっか迷いつつおしゃべりしてる感じだったし、
教官役のK大尉(サム・ロックウェル)なんかは、酸いも甘いも嚙み分けてて渋かったし、
ジョジョのママ(スカーレット・ヨハンセン)は善悪をはっきり持った素敵なママさんだったし、
ジョジョ唯一の友達太っちょポーキー?も、ポイントで出てきていい味出してたし、
そして、「アンネの日記」を思い浮かべずにはいられない美少女エルサ。
話すことによって、どんどんエルサの心情がわかってきて最後には恋してしまう。
お腹の中を蝶々が飛び回る感じ!
そうなんだよね、あらゆる経験がジョジョを成長させていく。
リルケの詩は、まさにこの映画を言い得ているんだと思った。

「ジョジョ・ラビット」をみ終わった時、詩情あふれる映像に涙があふれた。
そう、ちょっと「ニューシネマパラダイス」に似た雰囲気があった。
重苦しい雰囲気、戦争から解放された時の爽快感というのだろうか。
ぎこちないジョジョのダンスにそれが現れていたと思うのだ。

それから、分断と差別ということ。もっとも大きな分断は戦争だろう。
有無を言わさず、一方に押しやって、もう一方をヘイトする。
ナチスならユダヤにしたように、考える暇を与えず、そうしなければ自分がやられる。
そんなことにならないようにしなければと思う。民族的な優劣なんてないんだと思う。
個人的な個性の違い、環境による違いはあったとしても。
話し合えば、わかってくる。ふれ合えば、理解できる。
ジョジョがエルサに感じたようにね。

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xtc4241

4.5どんな境遇でも人間はその魅力を隠しきれない

2020年1月27日
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真ん中、正面、シンメトリー。
素敵っすよね!

ナチに熱狂し、教育され、その思想に色濃く影響されても、そこにいるのは人間であり、少年はそんな人達の中で成長する。

ナチスという『集団』として見られがちな存在の中に生きる人々の姿を、しっかりと人間として描くことで見えてくる、人間そのもののチャーミーさ。超特殊な舞台のなかで浮き彫りになる人間の魅力と強さを、とにかく小洒落た映像と音楽と笑いで、軽やかに見せてくれる。

もう、もげるほど小洒落てる。
(ファッションや色彩だけでも見所満載)

歴戦を潜り抜けたかのような、ヨーキーのランボーチックな雰囲気。白タンクトップ!フーッ!

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今日は休館日

5.02020年1番の作品

2020年1月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

今年に入り何本か見た映画で1番良い作品だった。
日本人には作れないだろうなという作品。
コメディでもなく、戦争賛美、反対なんて単純な論理でもない。映画という100分の中で人間を描くとはこういうことか!と。
涙ものではないが、少し泣きたくなるし、生きる中で悲しみも希望もあり、なんとも不思議な気持ちになる。見て良かった!と思って帰路に着ける。
是非見て欲しい。

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ゆうゆう

4.5ジョジョの目線

2020年1月27日
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脚元を映す描写が特徴的であった
靴ひもは結べなかった

カメラワークがおもしろい
通常は全役者が枠に収まるような撮り方をするが、本作は違う
ジョジョの目線にカメラがある

プールサイドでの母の脚
見せしめにされている首吊り処刑者の見覚えのある脚
靴ひもは結べなかった

個性的な人物が作り出すユーモアと緊張感がここちよい
それと同時に差別に対する虚しさを感じる

エルサへの気持ちとユダヤへの気持ちが交錯し、ジョジョは1人の男として成長をする
靴ひもを結んであげた

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山本将太郎

3.5ヒトラーのこんな描き方は、これまであったのだろうか。戦時下の日常と...

2020年1月26日
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鑑賞方法:映画館

ヒトラーのこんな描き方は、これまであったのだろうか。戦時下の日常とともに、悲惨なことも淡々と描かれている。エルサは『アンネの日記』を思い起こさせる。「全てを経験せよ 美も恐怖も 生き続けよ 絶望が最後ではない」(リルケ)。とにかくジョジョとヨーキーが愛らしかった。思いがけず途中寝てしまい、記憶が飛んでしまったのは残念。

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still_ontheroad

3.5芝居は良いのだけど…

2020年1月26日
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鑑賞方法:映画館

結論から言うと、今ひとつピンとこなかった。念のため2回観たんだけど…
スカーレット・ヨハンソンやサム・ロックウェルなど、主要な役者陣の芝居はとても良かったし、後半の街がだんだん変化してゆく様子やとても印象的な演出もあった。
でもなんだか、登場人物の存在感や深みがあまり感じられなかったのかな、残念…

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ぱんちょ

5.0お腹の蝶々を大事に!

2020年1月26日
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社会に認められる自分になって、必要とされたい!

わずか10歳のジョジョは素直だからさらにそう思ってしょうがない

ヒトラーは憧れで目標で友人だ

そんな盲目な少年に愛は強いのよと教えるお母さん

この作品を思い返すとき、お母さんの姿が中心にあるなぁ

虎とにらみあって大きなものと闘い、家族を愛して他人を信じる存在はこの作品の核だと思う

そんな指標に導かれるジョジョに共感し、いつしか強くなる彼に胸がいっぱいになる

そんな愛の物語

一方で戦争もちゃんと描かれている

ジョジョに、打たれるわよ!と軍服を渡しつつも、少年たちに銃を持たせて突進させる女性は相反しているようで、リアルな説得力があった

普通の人たちがユダヤ人を罵ってヒトラーを崇拝してたんだよな…と

社会に必要とされる人間が正しいとは限らない
だからジョジョにはずっとお腹のなかの蝶々を大事にして、忘れずにいてほしい

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しんば

4.0楽しく。そして、悲しくて重く。

2020年1月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

最初、軽い感じで。コメディタッチで最後泣かせる感じかなと。

中盤から。
深くグッときました。

お母さん、とても良かった。
子供たちが巣立つ年になってきて、親の気持ちがわかる。
泣く。

子供をもつ親世代、ぜひ観て欲しい。

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昔から映画好き

3.5苦しい映画その①

2020年1月26日
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鑑賞方法:映画館

ドイツ人少年の視点で描かれた第二次世界大戦。
同じ戦争の同じ側にいたのに、日本で描かれる戦争映画にはない明るさ。語弊がないように言うが、決して戦争を明るくとらえているわけではない。でも、戦争当時、子供だった少年には「戦争ごっこ」の延長のように感じたんだろうな、と。リアリティのある「ごっこ」のつもりだったのに「リアル」は「ごっこ」と違うという事を痛いほど突き付けられていく展開で観ていて苦しくなってくる。

「常識」って時代や環境によっていともたやすく移り変わる。それほど脆いもの。だからこそあたしは「自分の尺度、自分にとっての常識」を持つ事が大切だと思ってきた。でもこの映画を観ると、もし自分がこの時代ここに居て、自分にとっての常識や正義を振りかざしても妄信的となっている圧倒的大多数の前では太刀打ち出来ないだろうな、と思い知らされる。スカヨハもそうだったように。またしても苦しい。

第二次世界大戦についてまだ何も知らない子供がこの映画を観たらどんなふうに感じるのかな?そう感じた映画。

感じたことはたくさんあるけど上手く言葉にできない。
そして同じ日に『リチャード・ジュエル』を観に行ったから余計に苦しくなった…
せめてもの救いは両映画に登場していたサム・ロックウェルのイケメンっぷりε-(´∀`*)ホッ

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らまんば

4.0愛は最強‼︎だけど戦争には敵わない現実

2020年1月26日
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泣ける

笑える

楽しい

蝶々結びは左右のバランス良く綺麗に作るのが簡単そうで、難しい。
紐を用意したのは母親役のスカーレット・ヨハンソン。
紐の片端にはユダヤ人のエルサ。
もう片端にはナチスに洗脳されたジョジョ。
この物語はその3人が蝶々結びを創る物語だ。

この作品は、最初はハイテンションすぎて正直ついていけなかった。
でも進んでいく内にナチスの醜さに気付き引き込まれた。
そしてジョジョ母のダンス中が脳裏に焼き付いたら、まさかのあの展開…ジョジョの演技に涙腺がむず痒くなった。
そこからは、怒涛の展開。
日常を戦争に壊されていく様を描く。戦争は本当に醜い。
しかし何か物足りない感がある。

心地よい余韻の残る傑作でした。
余韻に浸りたい人は野田洋次郎楽曲提供、唯一無二の歌声の持ち主Aimerの「蝶々結び」という曲を聴くといい。
蝶々結びは、奥が深い!

余談
ヒトラー役であり監督のタイカ・ワイティティはユダヤ人だそうです。

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Pegasus

4.0家族がネトウヨになったら。

2020年1月26日
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悲しい

いまふうにいうとそんな感じの映画。
自分に都合の悪いニュースはみんなフェイクニュース。
意見が合わなければ徹底的に否定。
もし身内からそういう人が出てしまったら。
そう考えながら見るとこの映画はホラーだ。

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kozoi

4.5やー良かった‼️

2020年1月26日
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ハイルヒトラーなのに全編英語に違和感ありですが!語る事は山程ありですがかききれません
スカーレットが出ていることがしらなくて!スカーレットのママ役がこれ又よくて!もち脚本もラストも最高!演出も最高😃⤴️⤴️

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Kayo

5.0凄く良い!

2020年1月26日
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鑑賞方法:映画館

コメディと思いきや、テーマは重いです。

ただOPのビートルズがいい効果をもたらしています。
観ていくうちに、なぜビートルズのこの曲なのかが納得します。

ヒトラー・ナチスへの皮肉が多いですが、内容は涙なしには観られません。

是非、オススメです!

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ターソ

3.5ライフイズビューティフル

2020年1月26日
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ナチスに憧れる少年が可愛すぎます。根本は優しい少年だろうけど、こんな少年を洗脳する戦争は改めて恐いと感じました。初めてユダヤ人に会った少年のリアクションや少年のユダヤ人像が今まで扱われなかった気がする。
しかし、この映画、絶妙なコメディや風刺とシリアスの割合が最高です。スカーレット・ヨハンソンもチャーミングでステキなママ!絶望に支配され過ぎない、前を向いてる映画だなあと思います。サム・ロックウェルのゲイ将校もなんかいいよね。

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mz

5.0エンドロールを眺めながら涙が止まらない。

2020年1月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

初日に観ました。感動してものすごく泣いたのに、悲しいだけでも嬉しいだけでもない涙の意味が自分でもわからず、2度目も観てきました。

個人的な話ですが、私は20代前半で、子供を見守ることが身近でもなければ、守られる子供の歳でもないので感情移入の方向がよく分からず、1度目観た時はものすごく感動したのに感想が全くまとまらなくなりました。

2度目は観る前に「一旦子供視点になりきってこの世界を見よう!」と思い観ましたが、途中からは「子供を見守る大人視点」になりました。

第二次世界大戦のナチスドイツといえば、圧倒的にタブー要素の多い歴史です。
しかしその時代のドイツ人であろうと、抵抗した人々や、当然全く無知な子供もいました。
そんな時代に、ただでさえ大変な子育てをしているジョジョの母親や見守る大人たちの、穏やかで寛大な様子は、いつの時代のどんな大人でも見習うべき姿です。

正しいと思うことをするのに、怒り狂って叫ぶ必要はない。頭がいい必要も無い。必ず生き延びる必要も、もしかしたら無いのかもしれない。
やるせないことをお酒を飲んでやり過ごし、冷静に見ること。かっこよくウインクをすること。笑うこと。ダンスすること。大切な人に大切だと伝えるために、必ず抱きしめること。
そんな大人たちの愛情深い姿がこの映画で見られる勇姿です。

寛大でありながら愛に溢れていることは、どんな暴力・支配・言論よりも、最強のメッセージです。

レビューなんか読んでないで、はやく観に行ってください。
宝物にしたい言葉や笑顔が、たくさん詰まった映画です。

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ば

5.0私にとっては傑作でした

2020年1月26日
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子供の目を通した戦争
ポップでコメディ多めで、軽く描きすぎとの批判もあるかもしれませんが、戦争の悲惨さや残酷さは痛いほど感じられました。
私は映画のテクニカルなことはわからない、ただの映画好きです。
ただ、今作で間違いなく大きく心を揺さぶられました。
思えば中学でシンドラーのリスト、高校でライフイズビューティフルを観ました。今の子供たちに戦争の悲惨さを伝えるにはいい映画じゃないでしょうか?
加えて、キャストも素晴らしい。主役の子役と親友も素晴らしかったですが、特にトマシンマッケンジーとスカヨハの表情が素晴らしい。この二人とジョジョとの「愛」が一層この映画を素敵な映画に昇華させてくれています。

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肉玉ぶっかけうどん

5.0ジョジョ目線の胸響く演出に唸らされた、コメディタッチな戦争映画

2020年1月26日
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戦争の悲惨な状況、命の尊さ、敵対する立場でも理解深め歩み寄る重要性を、心優しいジョジョ目線で描かれた考えさせられた

ジョジョに寄り添い支える、登場人物との関係がステキで心打たれた
笑いあり涙ありの展開で、戦争通し、いじめから立ち上がる姿も描かれ、現代社会にも通じる問題を分かりやすく説明しており、胸に響く演出に唸らされた

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Noriko

3.5期待のハードルを上げすぎたせいか

2020年1月25日
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第二次世界大戦の末期、ナチスを信奉する気弱な少年が、屋根裏にかくまわれていたユダヤ人少女と出会う。しかも監督自ら演じる想像上のヒトラーまで出てくる、という設定から、ブラックユーモア&ヒューマンドラマの感動作を大いに期待したところ。
主人公のジョジョ少年、母親のスカーレット・ヨハンソン、将校のサム・ロックウェルと、それぞれいい味を出していたが、映画全体としては、ここぞという見せ場、盛り上がりに乏しい印象。ヒトラーの出番は、ちょっとうるさかったかな。
靴ひもやダンスのエピソードは活かしていたが、シナリオや演出をもっと練り上げたら、凄い傑作になっただろうにと、少し残念。

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山の手ロック

5.0これは…

2020年1月25日
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子どもの目を通した全体主義考察。

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shige12

4.0笑えないコメディー

2020年1月25日
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鑑賞方法:映画館

この映画は、コメディーの手法によって逆に残酷さが際立つという新しさを持っている。
確かに前半は笑える部分が多く、戦争を滑稽にしていることに対し、違和感を感じる人がいるかもしれない。
しかし、だんだんとコメディーでは覆いきれない戦争の非合理性が姿を表し始める。決定的なターニングポイントは、途中から、存在感の強かった母親があまり写らなくなるところからだろう。
それまで少年の愛嬌に親しみを感じ、笑っていた観客は、あのシーンから全く笑えなくなるだろう。
後半においても、伏線の形でコメディーが残っているのだが、その周りの環境の残酷さがかえって際立つようになっている。
直感に訴えかけてくるような映画だった。

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こころいち