ジョジョ・ラビットのレビュー・感想・評価
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すべてを経験せよ、絶望が最後ではないのだから(リルケの詩) 戦争中...
すべてを経験せよ、絶望が最後ではないのだから(リルケの詩)
戦争中にも関わらず、出てくる人たちに悪い人はいなかった。
あのアドルフ(タイカ・ワイテティ監督自ら演じた)にしても、どこかひょうきんな感じでどっか迷いつつおしゃべりしてる感じだったし、
教官役のK大尉(サム・ロックウェル)なんかは、酸いも甘いも嚙み分けてて渋かったし、
ジョジョのママ(スカーレット・ヨハンセン)は善悪をはっきり持った素敵なママさんだったし、
ジョジョ唯一の友達太っちょポーキー?も、ポイントで出てきていい味出してたし、
そして、「アンネの日記」を思い浮かべずにはいられない美少女エルサ。
話すことによって、どんどんエルサの心情がわかってきて最後には恋してしまう。
お腹の中を蝶々が飛び回る感じ!
そうなんだよね、あらゆる経験がジョジョを成長させていく。
リルケの詩は、まさにこの映画を言い得ているんだと思った。
「ジョジョ・ラビット」をみ終わった時、詩情あふれる映像に涙があふれた。
そう、ちょっと「ニューシネマパラダイス」に似た雰囲気があった。
重苦しい雰囲気、戦争から解放された時の爽快感というのだろうか。
ぎこちないジョジョのダンスにそれが現れていたと思うのだ。
それから、分断と差別ということ。もっとも大きな分断は戦争だろう。
有無を言わさず、一方に押しやって、もう一方をヘイトする。
ナチスならユダヤにしたように、考える暇を与えず、そうしなければ自分がやられる。
そんなことにならないようにしなければと思う。民族的な優劣なんてないんだと思う。
個人的な個性の違い、環境による違いはあったとしても。
話し合えば、わかってくる。ふれ合えば、理解できる。
ジョジョがエルサに感じたようにね。
どんな境遇でも人間はその魅力を隠しきれない
2020年1番の作品
ジョジョの目線
ヒトラーのこんな描き方は、これまであったのだろうか。戦時下の日常と...
芝居は良いのだけど…
お腹の蝶々を大事に!
社会に認められる自分になって、必要とされたい!
わずか10歳のジョジョは素直だからさらにそう思ってしょうがない
ヒトラーは憧れで目標で友人だ
そんな盲目な少年に愛は強いのよと教えるお母さん
この作品を思い返すとき、お母さんの姿が中心にあるなぁ
虎とにらみあって大きなものと闘い、家族を愛して他人を信じる存在はこの作品の核だと思う
そんな指標に導かれるジョジョに共感し、いつしか強くなる彼に胸がいっぱいになる
そんな愛の物語
一方で戦争もちゃんと描かれている
ジョジョに、打たれるわよ!と軍服を渡しつつも、少年たちに銃を持たせて突進させる女性は相反しているようで、リアルな説得力があった
普通の人たちがユダヤ人を罵ってヒトラーを崇拝してたんだよな…と
社会に必要とされる人間が正しいとは限らない
だからジョジョにはずっとお腹のなかの蝶々を大事にして、忘れずにいてほしい
楽しく。そして、悲しくて重く。
苦しい映画その①
ドイツ人少年の視点で描かれた第二次世界大戦。
同じ戦争の同じ側にいたのに、日本で描かれる戦争映画にはない明るさ。語弊がないように言うが、決して戦争を明るくとらえているわけではない。でも、戦争当時、子供だった少年には「戦争ごっこ」の延長のように感じたんだろうな、と。リアリティのある「ごっこ」のつもりだったのに「リアル」は「ごっこ」と違うという事を痛いほど突き付けられていく展開で観ていて苦しくなってくる。
「常識」って時代や環境によっていともたやすく移り変わる。それほど脆いもの。だからこそあたしは「自分の尺度、自分にとっての常識」を持つ事が大切だと思ってきた。でもこの映画を観ると、もし自分がこの時代ここに居て、自分にとっての常識や正義を振りかざしても妄信的となっている圧倒的大多数の前では太刀打ち出来ないだろうな、と思い知らされる。スカヨハもそうだったように。またしても苦しい。
第二次世界大戦についてまだ何も知らない子供がこの映画を観たらどんなふうに感じるのかな?そう感じた映画。
感じたことはたくさんあるけど上手く言葉にできない。
そして同じ日に『リチャード・ジュエル』を観に行ったから余計に苦しくなった…
せめてもの救いは両映画に登場していたサム・ロックウェルのイケメンっぷりε-(´∀`*)ホッ
愛は最強‼︎だけど戦争には敵わない現実
蝶々結びは左右のバランス良く綺麗に作るのが簡単そうで、難しい。
紐を用意したのは母親役のスカーレット・ヨハンソン。
紐の片端にはユダヤ人のエルサ。
もう片端にはナチスに洗脳されたジョジョ。
この物語はその3人が蝶々結びを創る物語だ。
この作品は、最初はハイテンションすぎて正直ついていけなかった。
でも進んでいく内にナチスの醜さに気付き引き込まれた。
そしてジョジョ母のダンス中が脳裏に焼き付いたら、まさかのあの展開…ジョジョの演技に涙腺がむず痒くなった。
そこからは、怒涛の展開。
日常を戦争に壊されていく様を描く。戦争は本当に醜い。
しかし何か物足りない感がある。
心地よい余韻の残る傑作でした。
余韻に浸りたい人は野田洋次郎楽曲提供、唯一無二の歌声の持ち主Aimerの「蝶々結び」という曲を聴くといい。
蝶々結びは、奥が深い!
余談
ヒトラー役であり監督のタイカ・ワイティティはユダヤ人だそうです。
やー良かった‼️
凄く良い!
ライフイズビューティフル
エンドロールを眺めながら涙が止まらない。
初日に観ました。感動してものすごく泣いたのに、悲しいだけでも嬉しいだけでもない涙の意味が自分でもわからず、2度目も観てきました。
個人的な話ですが、私は20代前半で、子供を見守ることが身近でもなければ、守られる子供の歳でもないので感情移入の方向がよく分からず、1度目観た時はものすごく感動したのに感想が全くまとまらなくなりました。
2度目は観る前に「一旦子供視点になりきってこの世界を見よう!」と思い観ましたが、途中からは「子供を見守る大人視点」になりました。
第二次世界大戦のナチスドイツといえば、圧倒的にタブー要素の多い歴史です。
しかしその時代のドイツ人であろうと、抵抗した人々や、当然全く無知な子供もいました。
そんな時代に、ただでさえ大変な子育てをしているジョジョの母親や見守る大人たちの、穏やかで寛大な様子は、いつの時代のどんな大人でも見習うべき姿です。
正しいと思うことをするのに、怒り狂って叫ぶ必要はない。頭がいい必要も無い。必ず生き延びる必要も、もしかしたら無いのかもしれない。
やるせないことをお酒を飲んでやり過ごし、冷静に見ること。かっこよくウインクをすること。笑うこと。ダンスすること。大切な人に大切だと伝えるために、必ず抱きしめること。
そんな大人たちの愛情深い姿がこの映画で見られる勇姿です。
寛大でありながら愛に溢れていることは、どんな暴力・支配・言論よりも、最強のメッセージです。
レビューなんか読んでないで、はやく観に行ってください。
宝物にしたい言葉や笑顔が、たくさん詰まった映画です。
私にとっては傑作でした
ジョジョ目線の胸響く演出に唸らされた、コメディタッチな戦争映画
戦争の悲惨な状況、命の尊さ、敵対する立場でも理解深め歩み寄る重要性を、心優しいジョジョ目線で描かれた考えさせられた
ジョジョに寄り添い支える、登場人物との関係がステキで心打たれた
笑いあり涙ありの展開で、戦争通し、いじめから立ち上がる姿も描かれ、現代社会にも通じる問題を分かりやすく説明しており、胸に響く演出に唸らされた
期待のハードルを上げすぎたせいか
笑えないコメディー
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