ジョジョ・ラビットのレビュー・感想・評価
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家族がネトウヨになったら。
いまふうにいうとそんな感じの映画。
自分に都合の悪いニュースはみんなフェイクニュース。
意見が合わなければ徹底的に否定。
もし身内からそういう人が出てしまったら。
そう考えながら見るとこの映画はホラーだ。
やー良かった‼️
ハイルヒトラーなのに全編英語に違和感ありですが!語る事は山程ありですがかききれません
スカーレットが出ていることがしらなくて!スカーレットのママ役がこれ又よくて!もち脚本もラストも最高!演出も最高😃⤴️⤴️
凄く良い!
コメディと思いきや、テーマは重いです。
ただOPのビートルズがいい効果をもたらしています。
観ていくうちに、なぜビートルズのこの曲なのかが納得します。
ヒトラー・ナチスへの皮肉が多いですが、内容は涙なしには観られません。
是非、オススメです!
ジョジョ・ラビット
是非、たくさんの人に観て欲しい作品。
「スカヨハの演技が良い」と聞きつけ、観に行った今作。スカヨハはもちろんだが、他のキャストもキャラクターと合っていて話自体も面白かったと思う。
ジョジョの空想上の親友であるアドルフが最初はジョジョと仲良くする姿が面白いと思っていたが、ジョジョがユダヤ人は自分たちと何ら変わりない人間だと気付いてから、ヒトラー独特の話し方で厳しい言葉を浴びせ、独裁者の真の顔を剥き出しにしたシーンは、とても分かりやすく描写されていたと思う。ジョジョの心がアドルフから離れた時に真の姿を見せる、それぞ独裁者だと。
また、もう一つ印象深いシーンがある。ドイツ軍と連合軍が市街地で銃撃戦を始めた時、軍のおばさんミス・ラームがジョジョやヨーキーと同じ訓練に参加していたであろう同い年の少年に「これ(手榴弾)を持ってアメリカ兵にハグしてきなさい」と言ったシーンだ。もちろんその少年は自分に渡されたものによって相手も自分も死ぬことを知らずに、言われたままに行動した。何の躊躇もなかった。これが洗脳されている状態だと思う。今作では少年たちが何も知らないまま、洗脳されたまま、ユダヤ人を誤解し、ヒトラーを信奉する姿が色濃く出ていた。
少し似た話だが、戦争を経験した私の祖父のすぐ下の妹が以前言っていた「戦時中、私は軍国少女だった」という言葉を思い出した。生まれた時から世の中は戦争一色。学校でも「お国のために」という教育を受けてきたのだろう。また、祖父はジョジョと同じ10歳で終戦を迎えた。上映中に気づいたのだが、一気にジョジョが近い存在に思えた。それと同時に心が苦しくなった。今は語り部や反戦争の活動をしている祖父と大叔母だが、年々人は少なくなっているそうだ。少しでも平和な世の中になるように、戦争によって被害を受ける子供たちのために、戦争や殺戮に対する恐怖心と意識を持って欲しい、エンドロールを見ながらそう思った。
ライフイズビューティフル
ジョジョの演技がずば抜けてよかった
エルサがかわいい
ヨーキーなんていいやつなんだ
ナチスものはどう描いても
心動くなぁ(お母さんが死んだシーンはショックだ)
10歳にして生きる力が強い
リルケの詩と相まって生きる力をもらえた
有意義な時間だった
ライフイズビューティフル
ナチスに憧れる少年が可愛すぎます。根本は優しい少年だろうけど、こんな少年を洗脳する戦争は改めて恐いと感じました。初めてユダヤ人に会った少年のリアクションや少年のユダヤ人像が今まで扱われなかった気がする。
しかし、この映画、絶妙なコメディや風刺とシリアスの割合が最高です。スカーレット・ヨハンソンもチャーミングでステキなママ!絶望に支配され過ぎない、前を向いてる映画だなあと思います。サム・ロックウェルのゲイ将校もなんかいいよね。
エンドロールを眺めながら涙が止まらない。
初日に観ました。感動してものすごく泣いたのに、悲しいだけでも嬉しいだけでもない涙の意味が自分でもわからず、2度目も観てきました。
個人的な話ですが、私は20代前半で、子供を見守ることが身近でもなければ、守られる子供の歳でもないので感情移入の方向がよく分からず、1度目観た時はものすごく感動したのに感想が全くまとまらなくなりました。
2度目は観る前に「一旦子供視点になりきってこの世界を見よう!」と思い観ましたが、途中からは「子供を見守る大人視点」になりました。
第二次世界大戦のナチスドイツといえば、圧倒的にタブー要素の多い歴史です。
しかしその時代のドイツ人であろうと、抵抗した人々や、当然全く無知な子供もいました。
そんな時代に、ただでさえ大変な子育てをしているジョジョの母親や見守る大人たちの、穏やかで寛大な様子は、いつの時代のどんな大人でも見習うべき姿です。
正しいと思うことをするのに、怒り狂って叫ぶ必要はない。頭がいい必要も無い。必ず生き延びる必要も、もしかしたら無いのかもしれない。
やるせないことをお酒を飲んでやり過ごし、冷静に見ること。かっこよくウインクをすること。笑うこと。ダンスすること。大切な人に大切だと伝えるために、必ず抱きしめること。
そんな大人たちの愛情深い姿がこの映画で見られる勇姿です。
寛大でありながら愛に溢れていることは、どんな暴力・支配・言論よりも、最強のメッセージです。
レビューなんか読んでないで、はやく観に行ってください。
宝物にしたい言葉や笑顔が、たくさん詰まった映画です。
Be a rabbit. 「愛は最強」
予告を観て「ナチス系のコメディかな」っと思っていたら全然違って、とっても愛情に満ちた作品でした。本作のポスターに「愛は最強」って考えたコピーライターの人スゴい!予告を作った人はコメディ色を強めてミスリードさせてる感じですが、コピーを考えた人は的を得てます。
主演のローマン・グリフィン・デービスくん、サム・ロックウェル、トーマシン・マッケンジー、レベル・ウィルソンにアルフィ・アレンと皆上手くって見所も多いのですが、個人的には本作ではなんと言ってもスカーレット・ヨハンソン。もう出ているシーン全部好き!クレンツェンドルフ大尉蹴りあげる所から、ジョジョとのキッチンで父親を演じるシーンも、エルサとの大人の会話も、川部でのジョジョとのやり取りも。息子に対する愛情をスゴく感じましたし、エルサに対しての大人としての責任感というかカッコいい母親だなぁっと惚れ惚れしました。スカーレット・ヨハンソンっていい俳優さんですよね。やたらと足から登場するなと思ってたら、まさかあのシーンに繋がるとは。監督のビジョンが巧すぎです。
タイカ・ワイティティ監督もジョジョのイマジナリーフレンドの「アドルフ」としてノリノリで演じてましたね。ヒットラーにビートルズを被せてくるこのセンス!当時ドイツでヒットラーがどれだけ人気だったかが一発でわかります。靴紐のシーンといい見せ方上手いですよね。名前が変わってるのでマオリ族の人かなっと思ったのですが、wiki で見たところマオリの父親とロシア系ユダヤ人の母親のハーフみたいです。監督自身ユダヤ人の血が流れているのでヒットラーをぶっ飛ばす本作を作りたかったんでしょうね。また母子家庭だったみたいなので、本人の経験も作品に活かされてるのかもしれません。
戦争映画なのでどれだけでも残酷描写ってできると思うんですけど、本作ではあえてそこは外してあるのが良かったです。例えリアルだとしても残酷描写って観た後しんどくなりますし。あくまでもジョジョからの視点で進む物語で、きっついシーンは暗示させるだけに留めてあったので助かりました。それでも吊るされた母親を見付けたジョジョのシーンにはググッときました。靴紐が結べないのが切ない。
でも最後は「アドルフ」をぶっ飛ばし、好きな女の子の靴紐を結んであげるれるようになって、解放されダンスで締めるという爽やかな終わり方で満足でした。戦時中のボーイ・ミーツ・ガール作品として秀作だったと思います。
私にとっては傑作でした
子供の目を通した戦争
ポップでコメディ多めで、軽く描きすぎとの批判もあるかもしれませんが、戦争の悲惨さや残酷さは痛いほど感じられました。
私は映画のテクニカルなことはわからない、ただの映画好きです。
ただ、今作で間違いなく大きく心を揺さぶられました。
思えば中学でシンドラーのリスト、高校でライフイズビューティフルを観ました。今の子供たちに戦争の悲惨さを伝えるにはいい映画じゃないでしょうか?
加えて、キャストも素晴らしい。主役の子役と親友も素晴らしかったですが、特にトマシンマッケンジーとスカヨハの表情が素晴らしい。この二人とジョジョとの「愛」が一層この映画を素敵な映画に昇華させてくれています。
ジョジョ目線の胸響く演出に唸らされた、コメディタッチな戦争映画
戦争の悲惨な状況、命の尊さ、敵対する立場でも理解深め歩み寄る重要性を、心優しいジョジョ目線で描かれた考えさせられた
ジョジョに寄り添い支える、登場人物との関係がステキで心打たれた
笑いあり涙ありの展開で、戦争通し、いじめから立ち上がる姿も描かれ、現代社会にも通じる問題を分かりやすく説明しており、胸に響く演出に唸らされた
期待のハードルを上げすぎたせいか
第二次世界大戦の末期、ナチスを信奉する気弱な少年が、屋根裏にかくまわれていたユダヤ人少女と出会う。しかも監督自ら演じる想像上のヒトラーまで出てくる、という設定から、ブラックユーモア&ヒューマンドラマの感動作を大いに期待したところ。
主人公のジョジョ少年、母親のスカーレット・ヨハンソン、将校のサム・ロックウェルと、それぞれいい味を出していたが、映画全体としては、ここぞという見せ場、盛り上がりに乏しい印象。ヒトラーの出番は、ちょっとうるさかったかな。
靴ひもやダンスのエピソードは活かしていたが、シナリオや演出をもっと練り上げたら、凄い傑作になっただろうにと、少し残念。
果たしてナチス映画として評価できるのか?
冒頭数分は、当時の少年たちが生き生きと生活していた中の話が描かれるのかと期待した。この世界の片隅に、や、ライフイズビューティフルのような、小さな主観を通し、悲惨な歴史を映し出すことで、時代を超えた共感を呼ぶような、そんな作品の予感がしたからだ。
しかし、映画が進むにつれ、少年の主観を描いているようには思えないシーンが続き、次第に乗れなくなった。特に妄想のヒトラーのシーンにがっかりした。ジョジョにとってヒトラーはスーパースターであり、憧れのヒーロー。おどけキャラに描くことが効果的だったのか?ヒトラーをギャグで描くには、本作のように毒の少ないおどけた内容では、現在の右翼が台頭しようとしている世界には物足りない。ドイツ人の少年の目線から見たドイツとしてのリアリティラインがグラグラするので、戦禍を生き抜いた少年少女の悲哀と解放の喜びを感じず、結局、何がやりたかったのかなと。監督の視点を、ヒトラーユーゲントのドイツ少年に重ねているようにも見え、当時のナチスに憧れる少年の葛藤がみえず、しっくりこない。
史実を忠実に描くことが全てではなく作品内のキャラクターのリアリティがあまり感じない点に乗り切れなかった。徹底的にナチスに制裁を喰らわすイングロリアスバスターズの方がよっぽどメッセージ性と作品内のリアリティを感じる。
処刑されたお母さんを見つけるシーンは素晴らしい。足下しか映さないことが子供の視点を見事に描いていた。
笑えないコメディー
この映画は、コメディーの手法によって逆に残酷さが際立つという新しさを持っている。
確かに前半は笑える部分が多く、戦争を滑稽にしていることに対し、違和感を感じる人がいるかもしれない。
しかし、だんだんとコメディーでは覆いきれない戦争の非合理性が姿を表し始める。決定的なターニングポイントは、途中から、存在感の強かった母親があまり写らなくなるところからだろう。
それまで少年の愛嬌に親しみを感じ、笑っていた観客は、あのシーンから全く笑えなくなるだろう。
後半においても、伏線の形でコメディーが残っているのだが、その周りの環境の残酷さがかえって際立つようになっている。
直感に訴えかけてくるような映画だった。
子どもの目線だからこそ見える戦争
トロント映画祭で話題になり、アカデミー賞でも6部門でノミネートされている、タイカ・ワイティティ監督作を、渋谷シネクイントで鑑賞。
平日なのにほぼ満席。シネフィルっぽいお一人様が7割でしたが、カップルもちらほらと言った感じでした。
本作は、予告編くらいしか予備知識がなく鑑賞したのですが、予告編の印象と全く違う作品でした!
ハチャメチャ戦争コメディかと思ったら、こんなに泣かされるなんて!!!
まあ、「アレのことは隠しておきたい」ってゆうネタバレ注意案件なので、あんな感じの予告編になるのも納得です。
(…っと思っていましたが、いま予告編を見返してみたら、予告の段階から出てきてましたね。。。)
第二次世界大戦末期のドイツを、10歳のジョジョくんの目を通して描いていて、
(陳腐な言い方しかできませんが)いかに戦争が悲惨で無意味かをあざあざと見せつけます。
それはまるで、妹尾河童さんの「少年H」のよう!!
本作の白眉は、スカーレット・ヨハンソン演じるジョジョくんの母親と、ジョジョくんとのやりとりではないでしょうか。
どのシーンも印象深く、より一層映画の中に引き込まれます。
自転車・靴ひも・ダンス・食卓…、それら全てが物語をより一層色濃いものにします。
いままで演技派路線ではイマイチ当たり役に恵まれなかったスカーレット・ヨハンソンですが、本作を筆頭に2019年度は当たり役のオンパレードで、今後が楽しみな女優さんです。
また、監督タイカ・ワイティティ演じるヒトラー(!)とジョジョくんの掛け合いも、この映画を特異なものにしています。
心の中の代弁者として現れるのがヒトラーという歪さと、現れるヒトラー像がナチスの忌み嫌う黄色人種であるという歪さ。
それこそがジョジョくんの心のうちを象徴的に反映しています。
そして、なんといっても、アレ!!
アレ以降、「わあ!そうゆー話しだったんだ!!」って映画の方向性がドドドーッと変わっていきます。
ドタバタコメディかと舐めて観てたらエライことになりますので、
もうこれ以上情報収集はせずに、ぜひハンカチを忍ばせて観に行ってください。
普通・・・ハードル上げすぎたな~
『ジョジョ・ラビット』鑑賞。
*主演*
ローマン・グリフィン・デイビス
*感想*
久しぶりの映画館鑑賞。評判が良かったので、観ました。
ヒトラーの為に訓練をする少年ジョジョは、ウサギを殺すことが出来なかったことで、周囲から「ジョジョラビット」と呼ばれ、からかわれてしまう。確かにあんな可愛いウサギはさすがにね、、、
そんなある日、自分の家の屋根裏部屋でユダヤ人の少女を発見したことにより、物語が加速するというおはなし。
最初は戦争映画かなっと思いきやユーモア溢れてて、ヒトラー万歳や、空想上の友達ヒトラーがぶっ飛んでて、ジョジョに優しい助言を言ったり、戦争モノなのにちょっとクスッとしました。
笑いもあって、戦争の残酷さを描いてて、とてもバランスが良くて良かったんですが、個人的には普通だったかなぁ~(^^;
ただ、ジョジョとヨーキーが可愛かった。特にハグのシーンがお気に入りww
凄く良かった!
映像、音楽、ストーリー全て良し。
特にストーリーが良く出来ていた印象。
コメディーをはじめとする全てのカテゴリーが満載の作品。
笑が多めなんだけど観賞中は色々な気持ちにさせられてお腹いっぱいに。
それぞれが無理の無い構成で作られていて満足度はかなり高かったです。
ナチスの残虐なシーンも上手いカット割で目を覆う事も無し。
主役のジョジョの子役がめっちゃ演技が上手い。これからに注目したい役者さん。
成長するとイケメン俳優になる予感(笑)
靴や靴紐が本作では象徴的。
特にジョジョの成長を靴紐で表していたのが良かったです。
自分的に「名作」に認定です( ´∀`)
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