「上映延期してもいいから作画は統一してほしい・EDは最高だった」銀魂 THE FINAL 賈屋さんの映画レビュー(感想・評価)
上映延期してもいいから作画は統一してほしい・EDは最高だった
最初の方の銀時・桂・高杉の
3人がターミナルを登っていくシーンの作画は
原作まんまでかっこよかったのですが、
高杉と先生の感動の再会シーンと
虚vs銀時の戦いのあたりから、
片方のキャラの作画が
明らかに違う場面がありました
特に、この映画の重要キャラである
虚と松陽先生の作画が、全く違うアニメの
ような作画だったのが残念です
虚は戦闘シーンの時に作画が変わり、
松陽先生は終始ずっと違う作画でした
高杉は最初から最後までほぼ
原作の作画だったのもあり、
高杉と松陽先生が再会するシーンでは
作画の違いがハッキリとわかってしまい…
虚と銀時の戦闘シーンでも、
戦闘に入った瞬間に虚も銀時も
急に別のアニメの作画に変わって驚きました
戦闘シーン、最初の方は原作寄りだけど
最後の方は全体的に線が細いからか動きは
キレキレなのに銀魂本来の迫力がなくて
大変もったいないと感じました
なんやかんや銀魂のかっこいい戦闘シーンは
は原作に限る
こんな時期だから仕方ないけど、
最後の方間に合わなかったんやな…って
感じもしました
作画崩壊ではないけれど、
作画が3種類くらいあって
違う作画のキャラ同士が喋ってるシーンも
いくつかありました
輪郭や体の線の太さ、原作は太めですが
違う作画の方はかなり細めで
描いてる方が変わったんだな、という
シーンもありましたが
紅桜篇と五年後篇のように
原作の作画だけで統一してるのすごい大変なんだろうな…
その2つの映画のクオリティが高かったのと、
一番最後の映画だからこそ、
期待しすぎたのがよくなかったですが、
あまり原作を気にしない人は
見て問題ないと思います
主人公である銀時に至っては、
場面によって原作作画になったり
輪郭の線の太さが変わったり、、
ラストのたまとたま子が街を歩くシーンも、
たま子の方だけが原作、
肝心のたまが違う作画だったのも残念です
ストーリーはすごく面白かったけれど、
ちょくちょく作画に気を取られてしまったので
次行く時はそれも覚悟して見に行くつもりですが…
紅桜篇の時のように、
いつか作画の一部だけリメイクして
もう一度出してほしいのが正直なところです(>_<)
ここまで否定ばかりですが、
最後のエンディングは今までの
銀魂のOP・EDの要素を詰め込んでいて、
懐かしいと思いながら見ていました
1期・2期に出てくる麦わら帽子の神楽や
オートバイに乗った銀時のシルエット、
3期の「グロリアスデイズ」に出てきた
敵達のシルエット、
「あっちむいて」に出てきた写真のシーン、
4期の「ヒカリ証明論」に出てきたシーンなど
ファンからすると過去の銀魂の要素を
詰め込んでいて、見てて楽しかったです
銀八先生の松陽先生と虚のバナナの下りも
よかったです
あと他の方がおっしゃっているように、
私は事前に77巻を銀魂の漫画アプリで
読んだからこそ内容を理解出来たものの、
アニメの367話までしか見ていない場合
理解するのに時間がかかってしまうかもなので
77巻を購入して最終章の予習をしておくのが
いいかと思います
銀魂の漫画アプリは去年
サービス終了してしまいましたが、
映画公開してる間だけでも、
復活してほしいくらいです笑
結局なんやかんや、
あと3回くらいは見に行くと思います^^