シン・ウルトラマンのレビュー・感想・評価
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ウルトラマン愛マシマシ
何も考えないで観ても楽しい作品。
原作を知っていると小ネタで楽しめる。怪獣映画が好きな人には至福の時間が流れる。
人に守る価値はあるのか考えさせられる。
話が薄っぺらいという意見もあるが教訓は考えながら見ないと分からないようになっている。
下ネタのシーンが少々きついので女性は注意が必要。
巷で騒がれているセクハラはただの難癖だ。
ウルトラマンオリジン
日本に禍威獣が立て続けに現れる中、遠い宇宙から60メートルを越す星人が現れた。彼は人類を救うのかそれとも滅ぼすのか。
壮大なスケールで誰もが知るウルトラマンを生まれ変わらせた本作。
自分自身がウルトラマンに触れずに育ってきたため、ストーリーも意外性のあるシーンが多く、思ったよりコミカルでとても観やすかった。また、ウルトラマンの敵によってパートが異なる点もスッキリしていて良かった。
ウルトラマンのしなやかで無駄のないシルエットはヒーローというよりも宇宙人感が強くクールだが不思議という絶妙なバランスだったと思う。
本作で最も印象に残ったのは俳優陣のセリフだった。早口で専門用語や会話が終始繰り広げられていた。テンポが良く、コミカルで本作のリズムを作る上で大きな役割を果たしていた。
斎藤工の宇宙人目線から人類を捉え理解しようとする姿勢は無機質だがどこか愛がある難しい役どころだったが的確に表現していた。
壮大なスケールでウルトラマンを現代に蘇らせ、宇宙から人類への愛を訴える本作に胸が高鳴った。
面白かったー
正直ウルトラマン初です。
なので全く思い入れも何もありません。
が、ちゃんと楽しめました。
役者さんたちの早口で喋るのは
聞いててすげえ〜って面白いし
映し方もなんだか独特で...
どういう意図なのかはわたしには分かりませんが
不思議な世界観は妙に惹き込まれました。
何よりも地球外生物の描かれ方がしっくり。
いつも楽しませてもらってるアメコミとかで
地球外生物と英語で普通にやりとりしていることが
どうしても“人間”を感じてしまい
うーん...となってしまうのですが
今作の技術力で人間に合わせてやってます感と
とにかく冷静で淡々と心を通わせにくい感じが
個人的には本当に良くて
これが日本流の宇宙規模の戦いなのか、と
とても楽しめました。
序盤は100点、後半は50点
制作発表の時から公開を楽しみにしていた作品。誰もが知るヒーローである初代ウルトラマンを現代の技術でリブートするとどうなるのか注目でしたが...
<良かったところ>
・序盤から怪獣とウルトラマンが出てくる
・思ったより庵野感が少なくて見やすい
<悪かったところ>
・話が進むにつれ尻すぼみ
・怪獣バトルが少ない
・人間関係の描写が薄い
・脚本にリアリティがない
・CGのクオリティがショボい
残念ながら全体的に悪い点が多めの結果となってしまいました。
まず、序盤は素晴らしいです。いきなりの怪獣出現からウルトラマンの登場が続いて、ド派手なバトル。最初の30分だけなら何度でも観たいです。ですがここがピークであとは尻すぼみになっていく感が否めません。話の展開としては、前半は「VS怪獣」後半は「VS宇宙人」となりますが、私が観たかったのは次々現れる怪獣と戦うウルトラマンなんですよね。もっと怪獣プロレスや禍特対の活躍が見たかったです。
また、ウルトラマンが登場しないドラマ部分もちょっといただけない。全体を通して主人公(斎藤工)とヒロイン(長澤まさみ)が相棒であることが何度も強調されますが、この二人が相棒として仲を深めるシーンがほぼ無い。初対面からほとんど顔も合わせていないのに急に「相棒だから信頼している」的なこと言われてもねぇ。政治部分もひどいもんです。宇宙人と日本政府が密約を交わすシーンがありますが、決断が早すぎる。現実世界での国家間の条約締結でも何年も交渉が行われるのに、宇宙人とのやり取りが即断即決はちょっと無理があります。また、禍特対のメンバーがたった5~6人しかいないのも違和感。こんな体制で怪獣対応なんかできるわきゃないし、怪獣出現の現場に行く際も全員スーツ姿って。作業着くらいあるでしょ。シンゴジラでは政府や現場の動きを圧倒的なリアリティで描いていましたが、本作では手抜きを感じます。
CGのクオリティもイマイチですね。派手に動きまわっている時はごまかしが効いてまだマシでしたが、動きの少ないシーンなんかはプレステ2かと思いました。「パシフィックリム」や「キングコング」、ハリウッド版「ゴジラ」などで、巨大怪獣が暴れまわる姿に慣れていると、本作のCGはレベルが低すぎて観ていて辛くなってきます。ハリウッドみたいに予算も人員も無いのは理解しますが、伝統の着ぐるみではなくCGで行くと決めたからには、もうちょっとどうにかならなかったものか。
怪獣とのバトルシーンはそれなりにワクワクしましたが、それ以外は粗が目立つ作品でした。ところどころ初代ウルトラマンのオマージュ的なシーンもありましたが、マニアでなければ違和感の方が強いでしょうね。「ウルトラマンの劇場版」としてはそこそこ楽しめますが、一般向けの映画作品としては高得点は着けづらいです。
単調な構図とひたすら説明ゼリフ
長澤まさみへの偏執的な股間のショット。
前週に公開になった同じくマルチバース(多元宇宙)を扱った
『ドクター・ストレンジ2』を観たあとだったせいか
早く映画が終わらないのかとまで思う始末。
『シン・ゴジラ』よりは観られる作品だったのがせめてもの救いか?
IMAXでの鑑賞
30点
庵野は樋口真嗣の代わりを早々に探すべき
『シン・ゴジラ』の総監督・脚本 庵野秀明/監督 樋口真嗣に対し、今作は企画・脚本 庵野秀明/監督 樋口真嗣というクレジット。
制作体制の違いを知る由はないが、同じ2人が統括的な立場にいるにも関わらず、今作はまるで『シン・ゴジラ』の廉価版、学生の真似事のような仕上がり。
まぁ庵野の関わりが浅かったんでしょ。仮面ライダーやってるし。『シン・ゴジラ』みたいに現場を掻き乱されたくない人達と、掻き乱す体力がもうない庵野と。結果、樋口真嗣の配分比率が高まってこの惨状。なんせあの『実写版 進撃の巨人』を世に放った監督ですから。みくびらない方がいい。
作品の足を大きく引っ張っているのが、宇宙人芝居の斎藤工を除く「禍特対」の4人。『シン・ゴジラ』が群像劇であったのに対し、今作はあくまで「禍特対」の5人が話の主軸。自然と室内での会話劇が増えるのだが、西島秀俊・長澤まさみ・有岡大貴・早見あかりの演技が全く足りてない。専門用語を連発する独特の台詞回しに対し、そもそも滑舌に難がある有り様で、芝居として「巨災対」の面々とのレベルの差は残酷なほど。もちろん監督の演技指導にも責任ありあり。人間の演技に興味がないんだか、見る目がないんだか、なのは相変わらず。
その他、カメラワークや編集においても終始『シン・ゴジラ』っぽいのだが、表層的になぞっているだけで、まるで及ばない。そもそも樋口真嗣は『シン・ゴジラ』で庵野秀明が何をしていたのかを、根本的に理解できていない。庵野のスタイルを強いた東宝にも責任はありますが、なぜ『シン・ゴジラ』でも何もできなかった樋口真嗣を再び監督に据えたのか……。
原作に準拠したネタやオタクが喜ぶ考察要素満載だが、その前に初見でもわかりやすい構成を詰めるべき。『シン・ゴジラ』とのマルチバース感とか、今後の展開を見据えるのもいいが、まずは目の前の作品をしっかり仕上げるべき。人形遊びをする前に、やることが沢山あるだろう。何も見えてないのか?
演出力の欠如、映画としての土台が脆いせいで「オタクがオタク向けに作った同人作品」に成り下がっており、期待感が大きかっただけにとても残念。この期待は『シン・仮面ライダー』に持ち越すことにします。まぁあっちは樋口ノータッチみたいだし。
あ、あと長澤まさみに対する視線の置き方。中年オタクのセクハラ体質って本当に気色悪いので、まじで反省した方がいいですよ。
観る人の知識量によって評価が変わると思われる作品
映画の冒頭や所々で出てくるレトロ感は初代ウルトラマンを意識した敢えてのレトロ感で恐らく往年のウルトラマンファンは「これこれww」という感覚になるのではないでしょうか。
しかしウルトラマンに関する知識が何もない方には正直かなり退屈な映画だと私は感じました。
怪獣についてもシン・ゴジラでは第一形態から最終形態に至るまで人類にかなりの損害を出し人類の化学力の限界、絶望感を味合わせる演出がされていましたがシン・ウルトラマンでは冒頭では怪獣の紹介と自衛隊により倒された後の姿が映し出されるだけ、その後も山の中を怪獣が駆け回る、ミサイルでも倒せません、程度で怪獣の恐ろしさが子供向けの特撮の域を出ていません。
敢えて”シン”を付けたのならゴジラの時の様な圧倒的な脅威を感じさせて欲しいです。特に敢えて怪獣ではなく禍威獣と呼び方まで変えたのですから。
他にもレトロ感で既存のファンの心を掴むのはとても重要なファクターとは思いますがレトロ感と放射能汚染だのエネルギーがどうのこうのだの子供向けの方のウルトラマンと違い空想科学読本に出てくるような表現がある以上そこの落差が個人的には気になる所ではあったのでむしろ変身シーンや飛行シーンなどこれぞ”シン・ウルトラマン”と思わせるリアリティーある表現の方が良かった気がします。
シン・ゴジラはゴジラに関する知識が何もない人でも楽しめる作品だと思いますがシン・ウルトラマンは正直ウルトラマンについて何も知らない人が観てもついていけないでしょう。
実際私が劇場を後にする際に目の前にいたカップルの女性が「全然分からなかった」と言って男性の方が「ゼットンは本当は怪獣だったんだよ」とか色々補足説明をしていましたので・・・・
所々不思議な所があるが面白い
・役者陣はとても良い
・怪獣がここまで出てくるとは思わなかったが、
ものすごい駆け足で乗り切ってる
・駆け足のせい(?)か話の細かいところに違和感がある箇所がチラホラ
・アクションシーンは制作陣のウルトラマン愛が炸裂してる
・IMAX最適化映像の記載があったので、IMAXでの視聴を強く勧める
誰も観たことがない
観たときに思ったよりも、ザラブ星人のエピソードもメフィラス星人のエピソードもオリジナルのまんまだったんですね。そういう意味では「なんかセブンっぽい話だな」と思ったのは大間違いで、まさにウルトラマンのリブートだった、ということになる。
シン・ゴジラは誰も観たことがないゴジラを見せてくれたが、シン・ウルトラマンは誰もがまた観たかったウルトラマンを見せたということか。その辺りに庵野の愛情(ウルトラマンのへ偏愛)を見てとれるような気がする…
しかし、当然といえば当然ながら、ウルトラマンもメフィラス星人もゼxxxも、あまりにもエヴァ過ぎる。
そういう意味で「シン仮面ライダー」も好きな人でやっといて、と思わんでもない。
少数派かもしれないが、俺は、誰も観たことがないウルトラマン、が観たかったな…
ウルトラマンに思い入れがあるかどうかで評価は変わる?
「シン・ウルトラマン」に関してほぼ前情報なしで行きました。
ウルトラマン自体に関しては人並み程度は知識はあります。
結果から言えば、「楽しめたけど、退屈だった。」と言う感じです。
手に汗握るほどのこともなく、涙するところもないので見応えとして物足りないなさがありました。最後の大ボスの倒し方も「そんなんでいいの?」って感じで。
同様に前情報なしで行ったシン・ゴジラの方が私は面白かったと感じました。
(シン・ゴジラ)は結果的に2回観に行きましたが、シン・ウルトラマンはサブスクでももう観ないでしょう。
気になる人は映画館で見ておいた方がいいと思いましたが、あまり気になってはいない人には全く薦めはできません。
特に小さい子供や、デートなどでお互いに「観たい」と思っていない状況では観に行かない方がいいでしょう。2つ隣に座っていたカップルの女性の方は不機嫌そうに「途中で出たかったー」っと言っていましたが、ちょっと理解はできます。
ミーハーで観にいくと痛い目に合うかもしれません。
「シン・シリーズ」(って言うのかはわかりませんが)の中で私の本命は「シン・仮面ライダー」なので、そちらはもう少し見応えがあると嬉しいです。
ウルトラマンを予習?復習?してから観に行こう!
ウルトラマンを全く知らない人が、
シン・ウルトラマンを観て
「すげー面白かった」と言ったら
「え?一体どこが面白かったの?あれが本当に面白いの?ウルトラマン見たことないのに?怪獣知らないのに?」と問い詰めるくらい、ウルトラマンを好きな人が作った、ウルトラマンを好きな人向けの映画だった。テレビシリーズを知らないと楽しめない大きなネタ、小ネタが山ほどある。
ウルトラマンを知らない人は低評価で構わないと思う。庵野秀明さんは楽しく作品と関われたのではないだろうか?
ウルトラマンオタクが本気でウルトラマン映画を作ったらこんな映画
前提として賛否はわかれるかなという内容で否定派の意見も分からないでも無いですが
それ以上に、この監督はウルトラマンわかってるなと思うシーンや、こだわり、小ネタが溢れていました。
まさかそんな所からもネタ入れるか!と感心!安易に語りきれないぐらいのネタを沢山仕込んでいます!!
ウルトラマンオタクが本気で作ったらこんな映画だろうなと思いました。
初代ウルトラマンを、観てた人は、絶対観た方が良い!
私は文句なしの満点映画です!!もう1回観ます!!!
シン・ゴジラ程ではない!(キッパリ)
シン・ゴジラの細部にまで渡る作り込みが凄すぎて、スケールダウン感が否めなかった。
まぁ…ウルトラマンという題材にムチャがありすぎたんかなぁ…と。
2~3回観れば味が出てくるんじゃないかな?
昭和ウルトラマンのシュール感とか、つい微笑んでしまうような滑稽な部分、ストーリーの持っていき方に呆気に取られる部分もあったから、初見では脳が追いつかなかったのかな…と。
でも随所に(特に冒頭)シン・ゴジラを踏襲してる感もあって、ちょっとゴチャゴチャになりました。
コレは心構えがシン・ゴジラだったからだろうな
。
しかし、自分の中でシン・ゴジラは越えなかった…
並びもしなかった。
シン・ゴジラを知らないフラットな状態で観たらこれはこれで面白かったかもなぁ…
なるほど…
子供の時見たウルトラマンの本当はこうだったのかも知れませんね。
初回は覚えてるけど、最終回はうろ覚え…
でも、こうだったんでしょうね。
ウルトラマンも宇宙人も細すぎ…
何か頼んない…(笑)
あ〜、こうだったのか〜、の、納得のシン・ウルトラマンでした。
理屈はともかく・・・
どちらかと言えば、ウルトラセブン、またウルトラマンとしては、帰ってきたウルトラマン世代(断じてジャックではない)のため、ウルトラマンには特に思い入れがないのだが、楽しめた。
科特隊(作中では字が違うが)は、いつものお役所的描写で、あんまり興味を引くものではないが・・・スカート履いて現場であーだこーだは、マクロス的?
実際にマクロスだかガリバー旅行記だか分からない場面も・・・
この調子で実写版マクロスでもできそうな?
ウルトラマンの動きは良かった。
スペシウム光線ですべて許す(^_^)/
オリジナルのテレビシリーズはまさに世代なので、喜び勇んで観に行った。
うん、いいよこれ。
最初の初登場シーンからもったいぶらずいきなりスペシウム光線をぶっ放すシーンで痺れた(笑)
「禍威獣」のセレクトもマニアックで、エピソードも"あ~、こんなのあったな~"とワクワクしながら鑑賞。
後半のザラブ編あたりからポリティカルな要素が濃くなり、「シン」シリーズらしくなっていくのだが、このあたりのクライマックスに繋がるロジックはなかなか面白い。なるほどそう来るか~。
惜しむらくは斎藤工と長澤まさみが「バディ」と称しながら2人で組んで行動するエピソードがほとんどなく、「バディ感」に欠けたことくらいかな。
それにしても長澤まさみは、どんな作品に出ても過不足ない存在感を放つ希有な女優だなぁ、と改めて思った。
そしてこれは是非とも続編(シン・帰ってきたウルトラマン)を創って欲しい。
背景設定とかこのまま活かせるので、次作の方が自由に創れそうな気がするのだけどね。
庵野ワールド
シン・ゴジラと同じく、とにもかくにも庵野総監督って感じでした
キャラ付けが独特で完全原作リスペクトとはまた違う世界観ですね。
シン・ゴジラと比べて毒気は抑えめ、展開は分かりやすくしてるから少しだけ対象年齢を広く考えて作られたのかな?という印象
ちょっとダレるところもありましたが珍しくギャグ?もあり楽しめました。
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