シン・ウルトラマンのレビュー・感想・評価
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秩序を乱す者 狭間にいる者 託された未来
白銀の巨人が託した未来、皆様はどうする気です?。
カイジュウは、ヒトの秩序を乱します。ヒトは、大地の秩序を乱します。巨人は、原生生物とのコンタクトを禁忌とする秩序を乱します。秩序を乱す者は、排除すべし…。その秩序は、誰の秩序なの?。
凍てつく大地の大統領が、暴走モードで確変中。止められません。おそらくあのヒト、ここで踏みとどまらねば、我が祖国、我が同士の居場所がなくなる。かつて自分達がミサイル配備したクニから、ミサイル打ち込まれるくらいなら、こちらから…。その為には、同士諸君の死も厭わない。居場所守って、ヒト滅する。この思想、受け入れていいものなのか…。
そんな私達に託された未来は、どんな世界なの。
例えば、私達より優れた思想を持つ者に、支配されることで、私達は進化を放棄する。その代償として訪れる平穏な世界。あ、それって、この前テレビで観た「約束のネバーランド」か。
最近、全力で闘ってますか。負けるとわかって、行動に移す。そこまでして守りたいもの、ありますか。
私達は進化を許された存在なのか。何かの実験用の被験体なのか。私達が、自ら選択できる未来は、在ると信じていいの?。
3分間だけでいい。今よりマシな未来の為に、皆様は、何と闘いますか。
ただ、私は……。
ヒトは、逆立ちしたって、神様になれないよね……。
あの頃の思い出がピカピカに磨かれて戻ってくる
科学特捜隊のバッチを胸に付けてレイトショーに臨んだ。科特隊は「禍特対」と字面を変えて現れた。マークは新しくなっていた。でも胸に付けたマークは、やはり流星であった。
ただただ楽しかった。怪獣改め「禍威獣」は、なぜか日本にしか現れないことを逆手に、日本に現れるしかないウルトラマンを巡って外交問題に発展したりもする。一般的にヒーローが正体を明らかにしないのは、悪人に利用されてしまう可能性があるからだと聞いていたが、そういう意味では日本国政府も諸外国も悪と言うことだろう。
ただただドキドキした。知っているウルトラマンとは少し違うけど、無駄に筋肉隆々だったりもせず、闘う姿は地球の重力なんかに囚われない。長澤まさみ演じる浅見が発した「キレイ…」な銀色の姿で、バッタバッタと敵をなぎ倒す。尺の問題もあるだろうが圧倒的だ。強い。スペシウム光線はあの頃のディテールそのままだし、八つ裂き光輪の切れ味は抜群だ。呆気ないほどスパスパ切れる。なんと言っても人が入っていないから背中にチャックはないし、この隙間から覗いているのかしら?なんて訝しむ穴も見当たらない。なぜならウルトラマンは外星人なのだ。神でなく、命ある生命体。空に飛び立つ時の音も含めて、見るだけでワクワクした。ウルトラマンが帰ってきた。
最終の敵に対して最後の最後に見せたあのシーンには、それまでのイメージを覆す意味を持たせた。同じく最終の敵は、外星人でもなければ禍威獣でもなかった。次々とアップデートされていく世界観に翻弄され、度肝を抜かれた。まるでCGのような表情の長澤まさみに圧倒された。
騙された。粗はある。たくさんある。でも上映中は、その粗がさほど気にならなかった。つまり騙された。仕方がないじゃないか。IMAXで観るウルトラマンの姿に、純粋に応援しているおじさんがいたのだ。人間なんて、本質の部分はそんなに成長しないものなのだろう。
そして何よりも、これほどに作り手の愛が身に沁みてくる作品は久し振りに観た。久しぶり?いや、観たことがないのかもしれない。好きだ嫌いだ関係なく、愛に溢れる作品はそれだけで評価に値すると思うのだ。
騙されなかったのは、エンディングの主題歌のみ。商業映画なんだから人気者を使うことに文句は言わない。こんな所は大人になったので分かってしまう。でも、最後の最期に「胸に付けてるマークは流星」と流れてきたら、どんなに感動しただろうか…と思って止まない。
なかなか...
難しかったなぁ。
どんな作品も期待は必要以上にしないから
楽しめちゃう私も
ちょっと苦しくなったなぁ。
斎藤工さんのウルトラマンとしての覚悟を
感じらたのには救われました。
我らが長澤まさみさんも頑張ってた。
シン・仮面ライダーが
成熟したウルトラマン市場で育った私からすると、、面白いが古い価値観も
期待と不安が入り交じりながらも、ようやく。世代が違うこともあってか、面白かったけど飛び抜けた感覚は見つけられなかった。
弟がウルトラマンシリーズをよく観ていたこともあり、イメージは持てているつもりでいた。観る前の情報は極力触れないように徹底。楽しみにしていた。
観ていて何より驚いたのは、その作り込み。『シン・ゴジラ』を観ていないことも関係しているが、やはり「初めてウルトラマンに触れる」設定は面白い。知らないからこそ起きる議論、そこに耳を傾けながら展開を見守る。多角的な見方を提示しつつ、ウルトラマンの生き様をありありと見せつけていくのが何とも上手い。
その一方で、目まぐるしく変わるカットや台詞回しなど、硬派な部分がかえって若干の傷を目立たせる形に。ピー音や身体に迫るカット割り…。笑うべきなのか分からないシュールなシーンたちから、洗練しきっているとは言えないと感じた。そういう意味でも惜しいし、少しオジサンの映画になっているように思う。
それでも高い満足度を提供してくれたのは、キャストの重厚感に尽きる。斎藤工さんは、ウルトラマンになってから瞬きを一度もしていないし、得体のしれない雰囲気に拍車をかけている。ある意味、彼でなければいけなかったと感じさせる。
そしてもうひとり、長澤まさみさんも"バディ"としてウルトラマンを全うしていたと思う。お尻を叩いて鼓舞するのは、ウルトラマンの特長的なフォルムへの隠喩とも取れるし、調和的な役割を担っていたと思う。その一方、若手二人は期待以上のモノを得られなかったようにも感じる。宇宙人の役者や声優陣が良いだけに…。
マルチバースの話をしていたり、竹野内豊さんが出てきたり、割と「シン」シリーズで繋げようとする意図が見え隠れしている。日本由来のカルチャーの共鳴となれば、一層大きな渦を巻いていくことが出来るのではないか。淡い期待もしながら、余韻に浸ってみる。
ウルトラマンへのオマージュとして見れば充分楽しめます。が、真剣に見...
ウルトラマンへのオマージュとして見れば充分楽しめます。が、真剣に見る映画では無いのかな。そもそもウルトラマンを冷静に科学的に見てはいけないですよね。
ウルトラマンを見た事無い人にも分かりやすく
ウルトラマンを知っている人は沢山いるけど、世代でどんなストーリーなのか知らない人も多いと思う。それを2時間でストーリーをぎゅっとまとめた監督は凄いと思う。設定を現代的にしているが、ちゃんと初代をリスペクトしてある部分は良かった。ウルトラマンの事を調べて観に行くと更に面白い作品。
イケメンなウルトラマン!
特撮という新しいジャンルに衝撃を受けました、ウルトラマンって良く見るとビジュアルが綺麗でかっこいい。
冒頭の登場時の何と勇ましいことか、大地が揺れる表現がリアルで良かった。カメラワークも他にない新鮮さ。
あらすじもしっかりしていたし、笑うシーンも劇場内が温かくて何だかテンションも上がりお祭り気分で、(goodsも買ってしまった)とにかく応援したくなる。
最近のゴリゴリCG使う映画を見慣れてる人は偏見ありそうなのが残念。
色んな意味で面白かった。
子供の頃に観てたけど、ほぼ内容は覚えておらず。
ウルトラマンってこんな動きだっけ?結構面白い動きしてるなと思いました。
カイジュウの迫力もすごい。
というか、こんなにカイジュウが出てあんだけ破壊されていったら絶対日本機能しないだろうな思います。
ウルトラマンの人間のために戦う姿はカッコよかったです。
映画館で初めて寝そうになった
冒頭の戦闘シーンはまぁまぁ面白かった、その後は平坦なシーンばかりで単純に映画としてつまらない。ウルトラマンファンに向けて作った映画なのか知らんけど分かる人にだけ分かればいいという大衆から逃げた単純につまらない映画、見てて退屈で眠くなる。海外の大衆から逃げずにエンタメとして昇華させつつ大人のファンにも子供にも喜んでもらえるような映画を日本も作って欲しい…
見せ物としてつまらない。退屈すぎて途中自分の爪を眺めてた、こんなの初めての経験だわ。
映画っていうフォーマットを尊重していない造り
脚本が悪いのかな。
怪獣とかウルトラマンに魅力がない。
難しく聞こえる会話も中身は薄っぺらくて、しらけてしまいました。
議員バッジをつけた竹野内さん率いるポリスの特殊部隊に逆らう外星人の行政官、せめて班長さんくらいは法律守ろうよ。
国家公務員が4人もいて一人も疑問も持たずに国民の代表に逆らうか?シチュエーションが破綻してるよ。
総理大臣の立ち位置もコロコロ変わってよく分からんし。
そもそもカトクタイ?なんか役に立ってるの?アレ。今どきは同じ会社の人のだって、個人的に置いていったUSBを会社のパソコンに挿すようなことはしないのよ。
話をとっ散らかっしたまま、最後は高次元空間で憲兵さん役の外星人のお兄さんが、ん~~なら仕方ないなーってことで、えいっ!
おかえりなさ~いって、そんなんで泣けるか!
観客がどう感じるとか、ここで緊張感を高めてとか、一本の映画として流れとか盛り上げとかを考えてないのかなと言う感じ。冒頭のシン・ゴジラってなんだったの?なにかの伏線ですか?もっと本気出して本編を作ってほしかったです。2時間独りよがりの自己満足を見せられるのは辛いよ。有料ですよ、映画は。他の作品を見ればよかった。
長澤まさみさんが美しかったので、星1つはおまけです。
面白かったけど…
オリジナルのストーリーを大人風にアレンジした映画でした!
途中までは面白かったんだけど、最後の戦いはちょっとどうかな…という感じでした。
もう少し単純でも良かったかな…と思いました。
今まで観たウルトラマン映画の中では、メビウスとウルトラ兄弟のが単純に楽しめて良かったかな…
タロウが助けに来てくれた時は涙出そうになったなぁ!
なんだかんだで怪獣と戦うシーンが好きなんです!
面白かった〜
予想通り情報量多かったですね。過去にも新しい切り口に挑戦した他のウルトラマンの作品より頭2つくらいはぬけてました。満足。
パンフレットには庵野さんのコメントなし。デザインワークスにあると聞き買いました。
ドラマの作りは帰ってきたウルトラマンの悲壮感がにじんでます。この作品が興業的に成功すれば続ウルトラマン(帰ってきたウルトラマン)を庵野監督で撮ると構想が書いてあり三部作として最後はセブンで締めたい模様。ヒットしてほしいです。
唯一の減点は脚本の意図が浸透していなかったのかヒロインと主人公の関係が微妙な距離のままで終わったところかなと。おや?別れのキスかな?と思ったら普通に別れ、理由はデザインワークスに描いてあり納得しました。要はそういう流れなる演技に至ってなかったのでカットしたと。
最終作までたどり着いたらダンとアンヌできれいに見せてほしいなーと。
予想通りの…
制作陣の作品への愛情が初代のオマージュという形で要所要所に出てきてはニヤニヤしてしまうけど、落とし所として予想通りの設定・世界観での展開で庵野監督が仕掛けたシン・ゴジラのような衝撃を終始求め続けた時間だったような気がする。全方位で楽しめる作品だと思うけど、ハマる人間は限定的かも?といった印象。
世代を超えて愛されるヒーロー
円谷プロも庵野監督も、互いにリスペクトの気持ちを持って作られた作品に感じました。世代を超えて愛されるヒーローであり続けてほしいと思います。昔の父親との思い出が蘇りました笑
癖が強い。
ウルトラマン知識なしで観ました。
面白いか面白くないかで言ったら面白くない。
2時間まったく感情が揺れ動くことなく随分長く感じました。
関係性にバディが軸にあるんだけども相棒という立ち位置だから最初から信頼するみたいな…相棒ってなんだっけ?となってしまって感情移入できなかった。
戦闘シーンもオリジナルリスペクトなんだろうと思うけどなんだか平面でわくわくしない。
メッセージも伝えたいことは分かるけど言葉だけが上滑りしているような感じでちょっと食傷気味。
元ネタが調べたくなるという点ではリメイク作品としては良いのかと思う。
ウルトラマンを知らない私
タイトルにした通り私はウルトラマンの知識を全くもって持っていません。男の子のカバンについてたなぁウルトラマン…ぐらい。
そんな私が見た結果は、よく分からないでした…
何も知らないで面白いわけないだろ!って思った方もいると思いますし、私もそう思って見るのを迷っていたのですが とある映画紹介のコメントで『ウルトラマンを全く知らなくても楽しめますので是非!』と仰っていたので見たんです(人のせいにしてごめんなさい)
まぁそんな経緯で見た結果、何を見たらいいのかよく分からなかったです…怪獣とウルトラマンの戦いを見るにしてはそんなに闘うシーン多くないし……政治について…でもないし……きっとシンプルに"ウルトラマン"を見るための映画だったんでしょうね(シンウルトラマンって言ってるんだから当たり前っちゃ当たり前なのです)
となるとウルトラマンがよくわかってない私はポカンとしてしまいました…是非知識ないけど見るのを悩んでる方、一緒に見る相手がウルトラマン分からないんだよなぁと悩んでるは自分や相手がウルトラマンに多少は興味・知識があるのか今一度確認してから見に行かれてはいかがでしょうか。
あとセリフが単調でちょっと疲れました…専門知識について語ってるので仕方ないのですが、何言ってんだろこの人達…(知識ゼロ故)としか思えないシーンが多くなります
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